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<![CDATA[中川コージの業界トレンド観察]]> http://kozi.jp/blog/ ja 60 Chicappa! Blog ブログ http://kozi.jp/blog/?eid=371 DSC_0605.jpg ブログ移管いたします。 現ブログは、これまでのアーカイブとしてこのまま残します! ]]> Mon, 24 Nov 2014 23:34:04 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=371 黄昏の冷戦(~むかしの記事を残す。その1) http://kozi.jp/blog/?eid=348 001twlstrrger.jpg  twilight struggleというゲームが米国で発売されています。なかなかの人気を得ているようで、数百、数千とあるボードゲームの中でしばらくコアなファン投票トップの座を保っています(Boardgamegeek投票より)。これはすごいことですよねぇ。日本語版はまだなさそうですので、twilight struggleって日本語に直訳したらなんでしょう、直訳では『最後のもみ合い』、イメージ的には『黄昏の冷戦』、名詞だけでバチッときめるならば『冷戦末期』みたいな感じでしょうか?それとも、僕自身まだゲームを遊んでないのでゲーム全体のイメージがわからないのですが、Twilightってここではもっと「僅かな光、出先の見えない道」のようなイメージで使われているんでしょうか?だとしたら日本語的には『暗雲たる争い』にしたいですね。ちなみに、中国語版が台湾の翻訳にて発売されていますが、それによれば『冷戦熱門』でした。これは、意訳すれば「アッツアツの冷戦」みたいなもんなので、ちょっとTwilightではないような気がしましたがどうなんでしょ。 002goods.jpg  歴史になってしまった戦争については、こういったゲームになることができますが、今現時点でおこっている世界の様々な争いは、情報アーカイブが少なすぎてゲームの世界観にするには却ってつまらなくなってしまいますよね。その意味では、今の中国の状況ってまだまだ確立した「世界観」を持っているわけではないので、生々しすぎてゲームにできないなぁと思います。それに、ゲームシステムとしてもどんな力が「赤いカーテン」の中で動いているのか後世になってわかった後でなければ、憶測に過ぎずリアル感に欠け、興味が高くならないですよね。  僕はすでにtwilight struggleは入手しているものの、ルールを読む時間や、対戦相手(このゲーム2人用です)がみつからないので、楽しみが先延ばしになっています。中身はこんなかんじです。 s-003urfgstl.jpg ね?みるからに面白そうな雰囲気しませんか。 いや、僕は戦争は絶対に避けなければならない事態だという認識はありますし、国民一人が負傷することは絶対にあってはならないことだという政治信条をもっていますが、それと、この歴史的アーカイブとなったゲーム世界観を戦略的に楽しむことはまったく別のことです。(戦争肯定の意思はまったくないです。)。 そういう意味では、すでにですよ、大東亜戦争から70年近くの時がたった「戦争という事象」は、ゲームとしては世界観として確立しているはずでありまして(電子ゲームなどでもすでにたくさんの大東亜戦争モノがでています)、このTwilight Struggleと同じようにタブーなくボードゲームのテーマとして戦略性の高い大東亜戦争モノをやってみたいなぁと思った次第です。これがひとつやってみたいなぁとふと思ったものです。 もう一つ、さらにもっと踏み込めば、とくに今まで出ていない視点で大東亜戦争の世界観を体験してみたい・・・、米国・GHQの主導によってこれはタブー視されるところなのですが、米国との戦争状態について描くゲームではなくて、大東亜戦争に向かっていく頃(1910年から1930年代くらい)の日本国内の政治・軍事的権力闘争の世界観です、フォーカスしたいのは。ヘビーなものではなく、ライトなカードゲームでも良いので、体験したいですねぇ。  大日本帝国内の、政府、軍部、そして天皇陛下という意思決定構造。それぞれの組織内部での血みどろの闘い、実際に勃発するクーデター、当時の共産主義者、国民の忠誠心、国民の期待、そして、ゲームの勝敗・・・このゲームでは内政を安定させ、米国や中国等との外交関係を改善し、1950年まで「戦争突入スコア:ウォーハザード」を上げ止まりさせ、大東亜戦争を回避できたら「勝利」としておいても「平和的」で良いかもしれません。  なんだかよくある戦争モノ、一般的な「戦争が始まってしまった」前提でのシミュレーションもいいですが、こういう戦争を回避するゲームってのも、重要な歴史アーカイブのゲームだと思うんですよね。この人間臭さが、シミュレートできたらとてもおもしろいかもしれないですしね。今、ボードゲームで流行りの「役職フリ」をきめてもいいわけです(あるプレーヤーは、軍部将校の役、あるプレーヤーは外務大臣の役、あるプレーヤーは、大手マスコミ記者の役などなど。課題は『天皇陛下』を取り扱うことになりますのでここに失礼がないようにプレーヤーとせず別格に如何に扱うかということですね。NPC?)。この人間ドラマが戦略ゲームだと思うのは、僕が政治の世界に近いからでしょうか??  うーん、なんだかいろいろアイディアが湧いてきちゃったなぁ。(ゲーム一緒に開発してくれる、ゲームデザイナーの方募集!) とりあえず、「戦争後」の世界ですが、Twilight Struggleを楽しんで遊んで見たいと思いま~す(^_^)v 今日のブログは、ディープな趣味の話をつらつらと書いてしまって申し訳ありませんでした。 -----------------------------------------------------------
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Sat, 16 Mar 2013 14:40:24 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=348
脆弱な防波堤に安堵を得るのか、それとも荒波を乗りこなすのか(~むかしの記事を残す。その2) http://kozi.jp/blog/?eid=347 nextPhoto().jpg シャープの株式を、サムスンが保有することとなりました。 ---------- [東京 6日 ロイター] 経営再建中のシャープ<6753.T>が、韓国サムスン電子<005930.KS>と資本提携する方向で最終調整に入ったことが分かった。関係筋によると、100億円前後の出資を受け入れる。出資比率は3%程度になる見通し。 ---------- ネット上では、経済的な、産業構造的な「客観意見」ではなく、感情論として「えーー!?」「ついに韓国に・・・・」といったネガティブ&残念意見がとびかっています。 正直なトコロ、僕も国際戦略や競争力、資本力強化といった実際的な産業構造に関する議論も理解しているものの、我が国を愛する日本国民のひとりとして、「なんだか残念・・・」という気持ちはものすごく共感出来ます(・_・;)。しかし、こうした資本提携は、証券・金融市場がボーダレス化傾向、物理的手段(人的物的)がボーダレスに比較的自由に移動(日本はそれを頑なに拒んでいる方ですが)・・・というように、なってきているこの数十年をみますと、さていよいよ企業は本当に無国籍化してきます。だから、これら企業の旧来的な「国籍」レッテルっていうものは、役員でも株主構成でもなく、また、製造地域でも販売市場地域でもなく、もはや「発祥生誕地の記号」にしか過ぎなくなってくるでしょうね。(政府関係者が、我が国の企業は・・・と政策に関する発言をしても、いまはまだ地域固着性があるのでよいのですが、今後なにをもって我が国企業とするかが、これからだんだんと曖昧になってくるでしょう。)  だから、いまはこの企業の完全ボーダレス化(グローバル資本主義の行き着く先)までの過渡期でありまして、「旧来的な企業国籍概念」のノスタルジーにとらわれることになります。僕も、「あのソニー」や「あの日産」や、そして今日「あのシャープ」がもはや「日本企業」と言いがたいことになってしまったことは、なんとも残念に思います(感情的に、本当に・・・)。一方で、そうした感情論の傍らで、なんとか、「じゃぁ日本に残して置かなければならないものは何か」という議論にもっていくことが日本国民として大事だと思っています。  「あのシャープ」がたとえ、株主が日本の株主構成が減少し、従業員も日本国籍の方が減り、販売地域も日本よりも他の国の割合が増え、製造も日本でおこなわなくなったときに、さらにさらに、納税地について日本の割合が総体的に社内で減少した時、それでもやはり「あのシャープ」は日本の企業なんだ、と思わせるような「何か」をつくることはできるのかという議論がひとつ。(文化ベースの国籍)  もうひとつは、現実をみて納税地だけは日本にしていただき、いかに、日本国(国民国家)の益としていただくかという、制度上の国際的な魅力を日本が政策としてうちだせるかという議論がひとつです。(納税ベースの国籍)  これらの、二つの国籍議論は、これまでの『漠然とした企業国籍(資本・ブランド名・創業地等による企業国籍)』に替わって、とても重要で、おそらくこれからのグローバル資本主義に対向する日本がとるべき経済産業政策の要になっていくとおもっています。『文化ベースの企業国籍』と『納税ベースの企業国籍』です。  このまま、あーざんねん、と指を加えてまっていただけでは、また、相変わらずの旧来的「日本企業」「日本企業国籍」の概念のもとで、産業政策をやっていたのでは、おそらく、我が国はグローバル資本主義のもとで、「敗北国」になるでしょう。  これは、僕は絶対に避けねばならないと思っています。 すでに、我が国日本という国家を起点の視点でみますと、政治上は引続き「他国」との競争ではありますが、産業経済的には「他国」との競争と言うよりも、「グローバル資本主義」との駆け引きという状況になってきています(他国も同じようにこの駆け引きに苦慮しているはずです)。  もはや、この完全グローバル資本主義までの過渡期の段階で、我が国は「手」をどんどんうっておくべきじゃないでしょうか。  ちなみに、今回の例で言うならば、シャープがサムスンに議決権を一部開放したということですから、これを「あー残念、ついにシャープが韓国企業に・・・」などと考えている暇はなく、もっと踏み込んで、理論を飛躍して考えればですよ、サムスンをじゃぁ遠い将来目標でもよいですから新しい概念上での「日本国籍」にしちゃえばいいわけです。『文化ベースの国籍』で攻めるのは緩慢になってしまいそうですので、まずは、『納税ベースの国籍』でサムスンを日本国籍にとりこんでしまえば、我が国の益となりそうです。さらに、数十年の後『文化ベースの国籍』でもサムスンが攻略できたならば、「サムスン」という名称さえブランドの看板かけかえをすることだってできてしまうわけですから・・・。  まぁ、グローバリゼーションを悪とみて疎外し世界の潮流に耳をふさぐのか(誤ったナショナリズム解釈の日本国内蔓延)、グローバリゼーションを利用すべき対象とみて我が国に益をもたらすように乗りこなすのか、という問題ですね。(いまの、政治体制じゃぁ乗りこなしは、無理そうですが。。。。ぼそっ。) -----------------------------------------------------------
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Wed, 06 Mar 2013 11:55:20 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=347
蹴り開始(~むかしの記事を残す。その3) http://kozi.jp/blog/?eid=346 WS000011.JPG WS000010.JPG  コンテンツ産業を研究している中で気になっているのが「クラウドファンディングサービス」というビジネスモデルです。  まずはその定義をwikiから引用します、 ----------------- クラウドファンディング(英語:crowd funding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれる。クラウドファンディングは防災や市民ジャーナリズム、ファンによるアーティストの支援、政治運動、ベンチャー企業への出資 、映画、フリーソフトウェアの開発、発明品の開発、科学研究などの幅広い活動の支援において利用されている。 -----------------  もっと一言で端的に行ってしまえば、「小口資金募集方法の一種」です。 僕が考える限りにおいては(学問上の確立した見解はありませんので)、とりわけ小口資金の移動方法(支払い方法)を低下させるのに重要な、1)信用経済(クレジット決済)が確立していること、2)インターネット技術の普及により電子商取引が低コストかつ高セキュリティで確立していること、3)クリエィティブ(文化的)な水準が高くネットワークイノベーション・ソーシャルイノベーション・市民イノベーションが発生しやすいこと、が挙げられると分析しています。 これらの必須要素以外で副次的要素として可能性が検討される要素は、4)クラウドファンディングサービスを提供する企業主体が登場すること、5)クラウドファンディングサービスに特化した法制度も含め各種イノベーション・商行為への法令規制が緩いこと、などが考えられるでしょう。  代表的な例として、2009年に登場した米国のKickstarter(http://www.kickstarter.com/)という企業・ブランドが、立ち上げ時よりわずか数年の間で寄付金総額は、4億米ドルまで達しているということで、5%の手数料を利潤として獲得するKickstarter社は2000万米ドル(≒18億円)もの粗利益を獲得しているわけですから、新しいICTサービスのジャンルを確立しているといっても過言ではないでしょう。  日本でも、キャンプファイヤー(http://camp-fire.jp/)というサービスがスタートし、日本市場で成功できるかチャレンジをしているというところです。とはいえ、プロジェクトの成功率、集めた資金額、プロジェクトの概要をみても、キャンプファイヤーは極めて黎明期段階の様相でありまして、苦闘しているようにおもわれます。僕はこのモデルは非常に面白いビジネスモデルと思っていますので、キャンプファイヤーしかり、その他日本の企業さんもどんどんと参入して、マーケットを盛り上げて欲しいと思っています。(というか、こういうところにイノベーションの源泉があるので、ここに公的な助成金・補助金・研究資金などもっと入れてください!と思っています。経産省さん管轄かしら??いやむしろ民業圧迫と言われようとも、行政側が直接公的なクラウドファンディングサービスを展開しちゃっても、決して行政サービスと親和性悪いわけではないので、それでOKですが。)  日本でのこのクラウドファンディングサービスの発展が困難な理由は、上述の「3)」の要素を充足させない力が働いていることと思っています。いわゆる、日本は、芸術によった表現をすればクリエーター、工学によれば技術者、発明家といった市民イノベーターが圧倒的に少ないのだと思います。基本的にはこれらのみなさんは、芸術家のみなさんであれば他の仕事と兼業でしかやっていけない市場規模(日本は人口も米国に比べれば少ないですし、日本文化としてヨーロッパ諸国ほど芸術娯楽への市民の経済的投資が少ない)のため、独立した芸術家は極めて少なく、その他の芸術とは関係ない仕事と兼業しているケースが多いです。またプロの芸術家(たとえば歌手など)は、専属契約において自由にプロジェクトを発表して個人的にファンドレイジング(資金調達)することは許されていないわけです。また、工学アーティスト(たとえば、なんらかの便利なモノなど発明をするひと)は、技術系企業のR&D部門にいる可能性が多く、これまた発明家という職業はほとんど成り立っていないということになるでしょう。  ですから、このクラウドファンディングサービスが登場する以前から、市民社会の中に自由業でファンドレイジングするタイプのイノベーターが少なかったわけです。その上にICTをまとったクラウドファンディングサービスが登場していますので、日本社会ではなかなか苦戦しているというもの頷けます。  ここでは良い意味での比喩として使いますが「卵が先か鶏が先か」というロジックが適用出来るかと思います。僕は欧米先進国では市民イノベーターの存在からクラウドファンディングサービスの成功という流れが自然にできたのに対し、日本では、クラウドファンディングサービスの発展から、多様な市民イノベーターの誕生、という流れができてくるのではないかと思っています。  つまり、日本のクラウドファンディングサービスがだんだんと頑張りながら発展してくれば、日本社会に固定の組織に属さない市民イノベーターが登場し、さらにこれが発展すれば、ネットワーク型イノベーション(市民イノベーターの連携したイノベーション。企業内のイノベーションではない)が登場してくるだろうとおもっています。  まぁ実際のところは、クラウドファンディングサービスと「横文字」の名前ながら、その実態は「体の良い資金集め」であるわけですから、悪意のあるモノが利用すれば、マルチ商法が登場してきたり、詐欺が登場してきたりとするはずです。これから多くの困難がこのサービスの発展過程には登場し、そして行政側も多くの規制をしていくということになるでしょう。 はてさて、その規制が過度になりすぎず、利用者が安心できる程にちょうどいいラインでひかれ、クラウドファンディングサービスが日本社会に根を下ろして確立することはできるでしょうか??  楽しみに、見守って行きたいと思います!!  ちなみに、経営学上の分析はともかく、僕は個人的にkickstarterについても、「購入型」ファンドでの利用経験者です!世の中にない商品が、プロジェクトベースで買えるワクワク感がたまらないんですね~(^_^;) -----------------------------------------------------------
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Sat, 02 Mar 2013 17:11:24 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=346
ポスティングお披露目式(~むかしの記事を残す。その4) http://kozi.jp/blog/?eid=344 P2143696.jpg ↑写真左から、現役で上海駐在のダイキン工業の田中さん(慶應チーム)、僕、少し前までメルボルン駐在だった三菱東京UFJ銀行(当時)の永井さん(早稲田チーム)。  まぁ、経済が優位ではなく、政治があってこその経済活動でもあるわけで、これは間違いないのですが、優秀な人材が政治には集まらないなぁと思ってしまいますねぇ(ToT) 話は、趣味の話題になりますが、以前から保有はしていたものの、ずーっと気になっていながら大事にしまっていたパイロット(パイロット万年筆)のPOのペン先(PO:ポスティングという名前のペン先です。とても細い筆記線!)万年筆を日常用として使うようになりました。 http://www.pilot.co.jp/library/001/pentopList.html  ものすごい細いペン先でありまして細かいところに書くのは得意なのですが、一方で、万年筆特有の力のかけ具合によって、次幅が変化したりすることはなく、柔らかいペン先でもないために、マニアックなペン先として位置づけられています。つまり、万年筆としての楽しみは少ないペン先なわけですね。  このカリカリした感じは、じゃぁボールペンでもいいじゃん、ゲルインク極細でもいいじゃん、ということもあり、最初微妙かなぁと僕も思っていたのですが、しばらく数日つかってみると、極細な上に、筆圧がものすごい低くてもするするとかけて、ゲルインクよりもはるかに楽ちんに書けるようであります。紙の上に、ペン先をおくだけで、最初のかすれも一切無く、ゲルインク極細よりも筆圧をかけずに、すら~~~といきます。なるほど、気合をいれてグイッと書くとカリカリ感がでてしまうけど、気を楽にしてさらっと書くと、最上にできてるんだ。  うん、これはいいぞ!  ということで、この春に先駆けまして、「一軍」に昇格が決定しました。 DSC_0422.jpg  ぼくのPOは、15号ペン先というもので、大きめのペン先になります。この万年筆のボディーは、勿論(!?)純正のパイロット社製のものでなく「改造品」。とはいえ、僕が改造したわけではなく、ボディーは技術のある方が作っておられる「製品」ですので、パイロット社と匠の「コラボ作品」というわけであります。 パイロット純正品は基本的には、プラスチック黒一色でつまらないものなんですが、これはですね、マイカルタという素材でありまして、手にしっくりと馴染む素材なんです。しかも、今回はそのマイカルタの鮮やかなグリーンバージョン(さらに、いくつもの層が重なっている)という珍しい設定です。  ペン軸ボディも、ペン先もこれからどんなふうに、エイジング・育っていくのか楽しみです(^^) -----------------------------------------------------------
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Sun, 17 Feb 2013 15:29:13 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=344
僭越ながらブリオッシュを頂いております。(~むかしの記事を残す。その5) http://kozi.jp/blog/?eid=343 2013_02.jpg  知れば知るほどアフリカは、いい意味でも悪い意味でも、二歩か三歩先に来る世界の拠点の一つです。現段階においては大きなリターンを得るまで時間的に遠すぎて、天然資源系以外のビジネスではリスクが高すぎるはずですし、そもそも、ハードインフラが未整備です。そんな中でも先見の目をもって、国策として我が国も橋渡しをしておくことはとても重要なことであることは明白でしょう。  それでもやはり、この100年の過去の世界史をみればテクノロジーが進み、世界の時計が速くなっているのでありますから、二歩先、三歩先のアフリカも、実はそれほど遠い先の未来の反映ではないかもしれません。いずれにしても、多くの根源的問題を抱えた国々が集まったアフリカは、如何に叡智を結集してそれらの問題を早く解決できるのか、そしてその次のより高い生活水準をアフリカが得るのか・・・興味がつきない地域であります。 s-DSC_0390.jpg おまけ写真:あさりの土鍋ごはん。おこげも美味しい。この時の会食ではホタルイカがでましたが、なんだか今日もホタルイカが食べたい気分になって来ました。そういえば今回の僕のこのブログ、アフリカの問題を語りながら、一方で美食を語るは『パンが無ければ・ケーキ(ブリオッシュ)を食べればいいじゃない』でお馴染みのマリー・アントワネット的でありますが(^_^;)、我が国の先祖様、先輩方によって蓄えられた富を楽しみ、手近にあるプチ幸福にしばし浸らせてください、これを糧にして我が国の次の世代もホタルイカが楽しめるように中川もがんばりますので! -----------------------------------------------------------
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Sat, 09 Feb 2013 16:25:18 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=343
エコエコ甘栗 パート2 http://kozi.jp/blog/?eid=328 22222012_07_20_08_01_34.jpg ↑二等席の様子。そんなに悪い感じではない。座席も日本の新幹線普通席よりもちょっと狭いくらい。  僕がのった「特等席」は、日本で言えば「グリーン車」か、最近の東北新幹線「グランクラス」みたいなものでありますが、これが、まーったくもってひどい。価格的には「二等席」の2倍程度しているのに、サービスどころか座席の快適性も「二等席」とほとんどなにもかわらないんです。全車両の内、10座席しかないレアな席ではありますが、むしろせまい個室に押し込められていて「一等席」より窮屈な感じがするような気がしました。 33332012_07_20_08_01_52.jpg ↑二等席と同じ車両内に特等席が個室で区切られている。別等級席と車両が同じなので、プレミアム感は一切ない。しかも管理が厳重でないので、ふらっと「二等席」の乗客が入ってくる。 4442012_07_20_08_03_08.jpg ↑特等席。隣の見知らぬ殿方をパシャリ。二等席と横幅がそれほど変わらないように思われ。リクライニングもそれほどできるわけではない。  以下、妄想的無駄話。 この待遇に不満を思い、僕が「何か・誰か」に文句をいったところで、今度はその「何か・誰か」がロジックを形而上的な原点にもどして、「外国人が何を言う、価格差はあれども待遇が変わらないことが和諧なのだ!」と言われ、僕がさらに反論で、「おいおい、お金だけ先にとっておいて、ここだけ社会主義的正論を持ち出すのかいな。さすが共産主義を標榜しながら資本主義の美味しい汁を吸い、挙句、対外的には取引が終わった後に、共産主義のロジックで経済利得を接収かよ。」的なことがおこりそうですので、僕は苦虫を噛み潰したような顔をしながら、「特等席」におとなしく座っておりましたとさ。(と、以上は完全なる妄想劇ですので、冗談ですヨ(^_^;))  結論:「和諧号」では、外国人はおとなしく「和諧」に従うべし。できれば安い席に。もし高い席しかなくてコスパが悪く、無駄に価格が高くても、通行料と思い我慢すべし。 -----------------------------------------------------------
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Sat, 11 Aug 2012 11:31:41 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=328
エコエコ甘栗 パート1 http://kozi.jp/blog/?eid=327 0023ae9e15670bfdcaf305.jpg  先日、天津市にあるエコシティに合作提案をする機会がありました。中国ではエコシティ(中国名:生態園)という名前の区画があるのですが、日本風に解釈すれば、「環境に配慮した建築材料や技術を導入したハードインフラを都市計画の基本とした工業団地および住宅区画隣接の行政特区」ということができるとおもいます。中国内ではエコシティと同義語で、バイオパーク(bio-park)、エコ基地、なども使われているようです。  行政特区と表現しましたが、その管轄は市レベル・省レベル・国家レベルなど様々であります。そして、この天津エコシティは、唯一の国家レベル行政特区ということです。(温家宝首相肝入!)  現況から言えば、この天津エコシティ、数年のランニングが経過し、当初よりハードインフラ・技術はそこそこ良い物が導入されているのですが、いろいろな面で、企業誘致やら、住宅区画設計、生活圏のライフスタイル提供などの包括的な計画が「あまあま」であり、また意思決定メカニズムは非常に「官僚的」です。  「国家級」の行政特区なので、その「官僚的」度合がきわめて強く、例えば、1,天から降ってくる予算が潤沢ということと、2,企画設計者・誘致担当者などなどが理想論をふりかざし、実質的な結果をだそうと努力していないこと(現場担当者個人レベルに対するインセンティブ設計がうまく機能していない)、3、外部からの政策提言をきくことができないこと(最終意思決定が、政府の上層部なので。現場担当者からすれば失点主義に恐れている)などなど、問題が山積みです。  その結果として、エコシティ担当者の彼らにいわせれば「計画は順調に継続中、これまでは助走期間。」ということであり、客観的に僕が包括的な経営を判断すれば「失敗!」とおもいます。  とはいうものの、補足しておけば、まだ設備は建築後数年のものが多く、陳腐化していないので、挽回のチャンスはありますが、はたして「官僚的」な部分がどれだけ改善されるのかということが起死回生の鍵でしょうね。 と、いろいろと書き連ねておきながら、今日書きたかったのは、「天津エコシティ、もっと頑張らなきゃ!」ということではなく、もっと軽い雑記です。  天津にいくまでにのった北京―天津間の特急電車「和諧号」のお話です。 11112012_07_20_08_00_49.jpg 今回僕が乗車したのは、北京天津間を30分程度でつなぐ特急電車でありまして、北京南駅からでています。今回初めて、僕はインターネットで切符を予約して購入してみました。 中国では、電車の切符購入にも「公的な身分証明証」が必要でありまして、日本のように自動券売機で自販機でジュースを購入するようにピピっと簡単にかえるようになっていません。ですから、ターミナル駅のなかにある中国版「みどりの窓口」はいつでも長蛇の列で、切符を購入する人がならぶことになるわけです(地方都市のみどりの窓口でさえ長蛇の列)。 もう一つの方法が、まちなかにある、「みどりの窓口まちかど出張所」で買う方法です。一般的には、この後者のほうが並ぶ時間もすくなく便利と言えましょう(というよりも、駅で当日の切符を買う方法ですと、長蛇の列で数十分またされることも日常茶飯事なので、乗りたい電車に間に合わないというリスクが高いです。) (・・・パート2へ続く) -----------------------------------------------------------
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Wed, 08 Aug 2012 18:44:36 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=327
たべる、でる、のむ。(Taber del Nomme) http://kozi.jp/blog/?eid=324 1CoffeeKopiLuwak.jpg  今日は人生で初の「うんこ珈琲」(不快な名称で申し訳ありません!)を飲むことができました。  これまで、その存在は知っていたものの、味も最高ながら・・・価格も世界最高と呼ばれるだけあって予算的に手を伸ばすことができずにいたのですが、遂に100グラムだけ手に入れまして味わうことができました!研究レポートの執筆が一段落したので自分へのご褒美です!(というよりも、ご褒美を目の前にぶら下げられないと走れない、馬人参タイプとも言います^^;)  この「うんこ珈琲」というのは、フィリピン産のコーヒーで正式名称はAlamid coffee(アラミド・コーヒー)というそうです。何がその「うんこ珈琲」の「うんこ」たる所以かともうしますと、コーヒーの木の果実をジャコウネコが食すると、果肉の部分は栄養になりますが種子(種)の部分が消化されずにそのまま排泄される(うんこの一部として)ことであります。コーヒーという植物から直接コーヒー豆を採取するのではなくて、ジャコウネコの体の中を経由して、うんこの中に埋もれているコーヒー豆を採取するということになりますね。だから「うんこ珈琲」なのです。決して、うんこからつくられたコーヒーではなくて、ジャコウネコの排泄物経由で採取したコーヒー豆、ということです。  「うんこ珈琲」の中でも特に最高とされるフィリピン以外の例えばマレーシア産のものは、もう少し価格帯が低く一般名称でKopi Luwak(コピ・ルアック)とよばれます。こちらのほうが日本で手に入る「うんこ珈琲」としては一般的なようです。 kopi_luwak.jpg kopi-luwak-civet-poop.jpg ↑洗浄する前のジャコウネコ排泄物中のコーヒー豆(ちょっと見た目が、汚いかな^^;  どうしてこの「うんこ珈琲」が美味しいかということの解明は完全にはなされてないようですが、主に2点から説明されているようです。1点目は、ジャコウネコが生物的本能で美味しいコーヒーの果実しか口にしない(らしい)こと、です。2点目は、ジャコウネコのがコーヒーの果実を消化する際に酵素の働きや腸内発酵によって独特の旨みが加わる(らしい)こと、です。  実際の所、僕は科学的な「美味しさ」の証明をみたことはないのですが、需要サイドからの価値証明は多少ありそうです。つまり、価格が高い(100グラムあたり日本国内でも4000円以上)ということですね。レアなだけではなくて、美味しくなければこれだけの価格がつかないという市場原理が少なくとも働いていると考えれば、多くのコーヒー専門家の価値判断を経ているということができましょう。とはいえ、生産量が極めて少ないので、この供給量の少なさだけでこの価格になっているということもありえますが、美味しさへの悪い評価はみませんので、「マズイけどレア」だから高価格ということではないはずです。  よって、僕としては、価格データと生産量データからだけいえることは、このプレミアム価格の殆どの部分は生産量の少なさに依拠していると思います、美味しさによるプレムアム価格増加もあるといえますが、コストパフォーマンスは理論的には低めの商品といえるでしょう。  ・・・と、このように僕は考えていたので、今日まで飲んではみたいものの手を出さずにいたわけですが、いつか試飲の機会をつくってみようと、コーヒー・紅茶が両方好きな僕は思っていました。  今回飲んだ僕の味の感想はといえば・・・・、シルキーでマイルド、といった印象が強いです。酸味を殆ど感じないので、ふわっとした感じです。鼻にぬけるアロマの余韻も良いですね。紅茶でいえば高級キームン紅茶のようなイメージでした。ただし、僕のコーヒー評価能力レベルは低いので、細かい分析ができないのが残念です。もっとコーヒーの評価基準を知識的にも増加し、感覚的にも研ぎ澄まして勉強してからチャレンジしてみたいと思いました。  今日は軟らかめの水でいれてみましたが、すこし硬度の違う水だとどうなるのかなとも思いましたし、また僕の淹れ方がお粗末なので、これも本格的なサイフォン式などで淹れたらどうなのかな、など興味がつきません! 2012_06_12_09_37_13.jpg ↑コーヒーカップとソーサーは萩焼のものにしました。全体的に温かい土の感じですが、ブルーのスッキリした印象が夏向きです -----------------------------------------------------------
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Tue, 12 Jun 2012 13:00:43 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=324
レイフォン雷峰に学ぺっ http://kozi.jp/blog/?eid=322 20120427_462710.jpg s-DSC_0184.jpg  つまるところ、次期国家主席就任前に、大々的な中共の「精神教育」イベント、それがレイフォン万歳なわけです。そして、これが各地の共産党組織によって組織的に啓蒙活動が緻密におこなわれているんですね。  僕がかかわっているコンテンツ産業の研究で、ここに接点がありました。これから映画からアニメからレイフォンに関するいろいろなものがつくられるのですが、この中のアニメというものでレイフォンのキャラクター化というものが次第にでてきました。近代の歴史を振り返れば毛沢東しかり、カストロ議長然り、スターリン然り、キャラクター化による「宣伝活動」というのは「赤い国々」で常套手段でありますが、今回は彼らのような「力強き」トップのアイコンじゃなくて、サポートした「貢献精神」のアイコン化です。    共産主義的なものから商業主義的なマルチなコンバージョン(価値変換)をして、言い換えれば、キャラクターマーチャンダイジング的には、主役のアイコン化が浸透したので(毛沢東・アンパンマン)、派生サブキャラ(レイフォン・カレーパンマン・しょくぱんまん)を市場投入していこうか、というようなものですね。  ある意味わかりやすい流れであります。  それで、僕に関わりが出たのが、このレイフォン万歳の流れがコンテンツ産業に近いものになってきたわけです。そもそも旧来的な赤い国のプロパガンダ方式がコンテンツ産業との接点が多いものですから(商業的にマーケティングと呼ばれるもの)、より「可愛く」「キュートに」そしてオリジナルの精神教育性を保持しながらレイフォンが今各所で飛び立とうとしています。営利ビジネスとしてはコンテンツ産業において中国は、かなり未成熟なものでありますが、ひとたび国策として精神・政治・思想教育に使えるとなりまして、政府は一気にコンテンツ産業を伸ばし、このレイフォンをテコに盛り上げようとするようになりました。  はてさて、いままさに、中国の街の中でいたるところにレイフォンスローガン、右を見れば「レイフォン精神を学ぼう!」、左を見れば「レイフォンのように勤勉になろう!」そして、これから映画・アニメ・キャラクターがガツンガツンと市場投入されていきます。 コンテンツ産業の技術の低い中国が、本気で盛り上げようとしてきていますので、ぜひ日本の業界関係者の方々、中国で「共産的商業主義」を僕と楽しんで見ませんか? なーんて(^^ゞ -----------------------------------------------------------
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Wed, 09 May 2012 15:54:06 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=322
年始買い出し掘り出しもの http://kozi.jp/blog/?eid=311 1238468917_209313035.jpg 本日は御用始めです。 改めまして・・・新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくおねがいします。  今年は残念ながら中国にて年越しをしてしまいました。旧正月が一年の区切りのこちらでは、「なにごともなかった」かのように年末年始(大晦日~元日)が過ぎていきます。先日の年越しのその瞬間は、僕はタクシーに揺られて車上で0時を迎えてしまいました。  あまりにも正月らしくないので、あまり出向かないところに買い物に出かけてみようと思いまして、今回はお茶をもとめにすこし遠出をしました。キームン紅茶というのをみなさんご存知でしょうか?世界にお茶の産地は点在していますが、中国・インドなどは最も生産されている地域でみなさんも想像が出来るところと思いますが、たとえば、中国といえば中国茶と日本でひとくくりにされ、またインドであればダージリンやアッサムといった産地でわけられます。日本ではあまり中国茶を産地でわけませんよね。これ理由があって、中国茶ってあまりにも種類が多く(文化が深く)これを産地で区別しよう、また種類で区別しようとするとかなり困難なことが日本で産地分類されていない理由です(専門店やお茶好きの方は別として。)。日本茶・中国茶と並べてインド茶とも言いませんし、紅茶・緑茶と並べて青茶・黒茶(白茶、黄茶・・・等々の中国原産の茶の区分)というもの日本で一般的ではないです。  日本は「やぶきた」・「べにふうき」といういわゆる日本茶・緑茶が殆どで、それを原料にしたほうじ茶・玄米をいれた玄米茶などがありますが、いずれにしても、日本の国産茶は緑茶のイメージでしょう。そして、インドは紅茶のイメージ。ならば中国は?というと、中国茶は中国独自のものがあるというよりも、「多すぎて分類できない」、というのが正直なところです(実際には、インドも、日本もその他の生産国も、高級な茶葉であると農園・茶園で区分されますが、そういうことではなくて一般に浸透しているイメージとして)。  中国茶とよばれると、日本人が一般的に想像するのは、サントリーや伊藤園のマーケティングが成功したペットボトル飲料のおかげもあって「烏龍茶」が最も有名です。それからジャスミン茶もありますね。これらは中国烏龍茶や中国ジャスミン茶でありまして、日本で最も有名な中国を代表する茶葉の種類といえると思います。  それで、幅広い中国茶の中には紅茶というのも当然あって、これを代表するのがキームンとよばれるものです。僕も日本で紅茶についてあまり詳しくなかった子供の頃にはキームンという産地は中国と思っていませんでしたが、「祁門:チーメン」というのは、中国だったんですね(^_^;)  ウバ・セイロン・アッサム・ダージリン・キームンといわれてしまうと、何かすべて漢字以外の地名に聞こえてしまいませんか?  冗談はともかく・・・前段の話がながくなってしまいました・・・ 今回その、祁門紅茶・キームンを求めて僕は茶葉を探しに行きました。 あります、あります、とーっても種類がありました! 値段で表すと下は500グラム数十円(中国では一般的に500グラム=一斤単位で表記します。)から、上は500グラム数万円まで。サスガです。単一の種類のお茶でこれだけのレンジがあると、マニア心をくすぐりますねぇ。ちなみに、この価格は卸売価格に近いものですから、中国でもデパートなどでブランド化されて販売されたり、または海外に輸出されたりすると、この価格は10倍程度にはなるとお思います。例えば、比較的低級ランクのキームンであれば、中国内で500グラム数十円=100グラム数円程度になります。ですから、これが日本で貿易会社に渡る時点で価格が10倍程度になりまして、日本市場で流通されるときには、農薬検査・輸出コストなどが上乗せされても原価としては100グラム100円弱といったところでしょうか。それで、小売の販売価格は300円程度。でしょうかね。これだと、日本の一般的なキームン紅茶100グラム300円といわれて妥当なイメージがするでしょう。  裏を返せば、日本で100グラム300円のキームン紅茶は、低級ランクのものといっても過言ではありません。  それで、今回僕が調達したのは、最高級ではないけれど、かなり高級な部類のキームンです。お値段500グラムで数千円(のを何種類か)です。綺麗に揃った茶葉の先端の芽だけが丁寧に揃えられています。茶葉自体がとても綺麗。 s-aa2.jpg  で、飲んでみたまさに、シルキー・ベルベット!!スムースでまろやかなキームン特有の優しさが舌の上をころがります。苦味や渋味は奥深いところにとどまっていて、前面にでてくるのはゆったりとしたまろやかな香りです。素晴らしく美味しい!!  確かに、もし日本で購入したら(実際にはこれだけの良い茶葉は、一般ルートで日本に流通しない仕組みになっています。中国内で消費されます。)この茶葉って100グラム数万円程度になるでしょう。高級ダージリンの20グラム売りの缶入りのように想定すれば、20グラムで3000円~(最高級のダージリンだとこれくらいなので、妥当な価格とも)。うーむ、良いお茶です。  今回のお正月の戦利品は、この高級キームンでありました!あぁこのシルキーベルベットなテイスト最高であります!! ※一言ポリネタ:今回はお正月なので、あまり政治ネタを話そうと思わなかったのですが、新党結党がらみの政局・民主党の瓦解。橋下維新・名古屋・東京都知事連携・地方政党突き上げの政局。かなりの不安定化を見せています。なのでおそらく、「却って」、数ヶ月は解散は無いかなと思っています。突き上げる側も体制が整ってないですし(自・公・み含め)、民主党は現時点でも大負けするので絶対に解散したくない。攻撃側の準備がかなり周到に整い、民主党がボロ負けするとわかっても、にっちもさっちも解散せざるをえない世論になったら・・・ドーンといったところでしょうね。 -----------------------------------------------------------
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Wed, 04 Jan 2012 13:26:18 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=311
ポイカ失敗・『随意KA』成功! http://kozi.jp/blog/?eid=306 PRI_20111208133754.jpg  ポイントカードシステムというのは相当に浸透してきましたよね。僕もお財布の中にはポイントカードが分厚く入っています。それでも、すべてのポイントカードを入れているのではなくて、頻繁に使うものだけをいれています。 20年近く前でしょうか。今はビックカメラグループに買収されてしまったソフマップのポイントカードを作ったのが僕にとっては最初のポイカだったのを記憶しています。ソフマップといえば、PC・PC関連機器小売で日本国内の黎明期から存在するブランドですね。最近はかなり業績が悪く、結局勢いのあるビックカメラグループに買収されて旧経営体制は幕を閉じました。  今もビックカメラグループソフマップブランドとしていくつかの店舗が営業していますが、結局ブランドとしての魅力を出せずにいるようで、あまり業績は良くないようです。  それで、僕が思ったのですが、このソフマップのポイカもかなり長い間利用していました。ビックカメラポイカについても10年近く利用しています。これって普通のことですね。場所をうつして、中国でもビジネスモデルとしてのポイカというのは確立しています。いわゆる「顧客囲い込み」のマーケティング手法のひとつであるわけですが、このビジネス手法は全世界的に十分に「成功できる」手法ということがいえるでしょう。しかし、中国内では、顧客の側から次第に不信感がでてくるような状況が発生してきています。  2000年あたりから中国内でもポイカ手法が登場してきました。そして初期の頃は、他国(先進国)と同様にそれなりに上手くマーケティング効果があがっていたようですし、一般消費者もその便益(店舗・ブランド・サービスにロイヤルティーを持つことで、その分を低い価格で取引できる。ロイヤルティーの金銭還元、というべきもの)を享受していたわけです。中国の状況は都市部で経済発展しており、先進国並みの消費や商品情報の入手容易性があるわけですから、このポイカ手法は浸透するのは疑いなかったわけです。  しかし、他国と異なった点は、「都市発展度合い」ではなく「都市発展スピード」でありました。つまり、他の先進国と「都市発展スピード」が全く異なるところがあり、ある小規模のブランド・サービス・小売などが、創業から数年で一気に大規模化・成功(中国のあらゆる都市に出店など)することも良くあることですし、急成長した大規模なブランドが一挙に業績悪化・倒産、ということも日常茶飯事なわけです。  僕が思うに、ここにどうもポイカ手法が適合していないような気がします。かなり多くのブランドがポイカを導入しているのですが、僕が自ら体験しただけでも、30を超えるブランド・サービス・飲食・小売のカードが「無意味化」しました。つまり、それぞれ倒産してしまったり、または僕が利用していた店舗が撤退し別の場所に移る、ということが頻繁におこったわけです。飲食レストラン・DVD屋さんなどは、本当に「夜逃げ」同然に、忽然と消えていました・・・。 僕自身は、ポイカのシステム自体は日本でも、また中国でも慣れていますので、利用に不便はないのですが、さすがに、中国では、これだけ、「1年間ですら保証されないカード」のポイントを貯めようとするきにならないですし、また、少額のチャージが必要なカードシステムも、チャージしておくのは危険である可能性が非常に高いわけです。  そして、こうした、「消費者のポイカ手法に対する全面的な不信感」が中国の都市消費者には醸成されてきているような気がします。 ※ネットゲームチャージシステムは成功例も多いが、これは単に成功例と倒産例の「母数」「量」が多いから。  つらつらと、いろんな方向に書いてしまいましたが、ポイカ手法は、「一部の倒産リスクが殆ど無い大企業ブランド」、または「都市発展スピードが緩慢」な都市での中小企業ブランドでこそ上手くいくシステムのようです。 マーケティングの研究文献なども、この辺(経済発展スピードマクロ環境とポイカによる顧客ロイヤルティー醸成のミクロ要素)についてふれるものも出てきだすのかなぁと思います。 -----------------------------------------------------------
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Thu, 08 Dec 2011 13:42:11 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=306
弾けると思っているので弾けることは弾けないことかもしれません。 http://kozi.jp/blog/?eid=303 ScreenHunter_02-Mar.-02-18.gif  前々回のブログあたりで書きましたが、腱鞘炎のような症状が未だに改善されません。うーん、経皮吸収型鎮痛テープを貼っているのですが効果がないですねぇ、早く治癒しないと、というよりは悪化してキーボードを叩くのも支障がでてしまうと嫌だなぁと思っています。  さて、「中国バブル?」についての、よもやま話です。  昨晩、北京に本社を持つ不動産会社に勤務する中国人の方と話をしていました。規模はそれほど大きくないのですが、不動産業として創業者が始めてからすでに20年近いということで、「それなり」の地価変動の歴史を経験してきているはずです。他の同業者さんからも同じような話をしますが、だいたい同じような地価変動幅をききます。10年前、2002年頃から現在の地価・不動産価格は8倍(!)になっているということです。もちろん、これは日本からみれば「異常」ともいえる跳ね上がりではありますが、大学卒業新入社員の給与水準の上昇幅も考慮すれば、「過度に異常」とはいえないかもしれません。  ま、ここまでは、一般的にも認識された話ですね。数字的にもご存じの方も多いでしょう。  さて、「不動産から中国経済のバブルがまもなく弾ける、いつか?いつか??」と各所で騒がれていますが、末端の現場ではすでにその「兆候」がでてきてから1年以上が経過しています。「兆候」というのは、つまるところ、土地が「売れない」という状況が多くなってきているということですね。それにもかかわらず、業界の現在の常識は「バブルは確実に弾ける、が、さほど落ちないだろう」という楽観論が多数の意見ということです。(まぁ、楽観論が多いからこそバブルなわけで、資本主義経済は常に楽観論のもとで崖につっこんでいくわけですが・・・)  昨晩の方も含めて、面白かったのが何人かの別の不動産会社の社長さん(中国地方都市の各地の社長さんです)のお話です。  「不動産バブルは必ず弾ける。それに、自分の会社も倒産するだろう。だが、もうすでに相当に儲けたんだ。だから全部失っても、多少の損失を会社がだしても、十分なほど資産はあるんだ。」と皆さん言うんですねぇ。  これってなかなかすごいことで、中国バブルが崩壊しても、さらに資本的権力は同じ所にとどまって、社会の中で偏在してしまうことを表すことでもありますよね。バブルが崩壊しても、同じ資本家が又次のステージでも儲ける構造かもしれないということなわけです。  ハイパー硬直化した社会ですね。  もちろん、経済から変革しなければ、さらにバブル崩壊から貧困層の不満が蓄積し、革命にとなっていけば、それは政治から変革するので何かしらの社会変革をもつことになりますが、これはこれで、「無血」のような一筋縄ではいかないでしょう。 さて、問題。  「バブル崩壊」が市場参加者の既定路線的思考となっている時に、果たしてそれは「バブル的楽観論」なのか?それとも、もはや「バブル悲観論を超越した楽観論で、すでにバブルではなくなってしまっているのか」?  経済的なバブルと崩壊のタイミングを理解しようとすればするほど、何か今の中国は(現場の社長さんたちの意見を聞けば)、単純なバブル渦中での楽観論でないところがひっかかりました。彼ら達観した楽観論の先には何があるんでしょうか。  やはり、社会主義的資本主義という新しい環境下での現象は、バブル崩壊すら乗り越えて、言い方をかえればバブル崩壊とは政治体制の崩壊でしか達成し得ないのかもしれない?ということでしょうか・・・。  今回は、結論もないまま、適当によもやま話でありました。 -----------------------------------------------------------

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Sun, 20 Nov 2011 21:30:20 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=303
中国政府に告ぐ!というよりも、エンタメアトラクションだなこりゃ。 http://kozi.jp/blog/?eid=301 001PRI_20111105115340.jpg こんな感じで、会場の様子。奥にいて「矢面」に立つ僕。もちろん、司会進行も討論もすべて中国語、難易度高し。おそらく中国語リスニングテストよりも難しい(笑)  さらっとおさらいすると、南シナ海問題ってのは、南シナ海をフィリピン、中国、ベトナムなどが領海として主張している所で、さらに問題を深い原因にしているのは油田開発(経済的利益)問題。ここに、南シナ海周辺各国だけじゃなくて、インドや日本も油田共同開発でのりこんできたもんだから、中国が中国独自の領海への侵犯だとして騒いています。という状況なわけです。 さらに最近では、日本の主張する排他的経済水域やらの経済問題としてこじれているだけでなく、ここに、インドの軍艦、ベトナムの駆逐艦、日本からは海上自衛隊も・・・という軍事絡みのどんちゃん騒ぎでありまして、米国の黒幕説や米国のステルス艦が・・・というチャイナVS.アメリカも入ってきちゃって大騒ぎということです。 ほんで、今回のテーマとして結局は、こうした複雑な状況を踏まえた上で、中国政府が「日本は戦争を中国に仕掛けるつもりだ!!!」と、相変わらずの「とんでも主張」をくりかえしていることを受けた、「討論」であります。 まー、このように、最初から日本としての立場としては「え?戦争??何いってんの?」「ぽか~ん」といった、ツッコミどころ満載であるかたちなわけです、この問題。 はい、そんなわけで、そもそものテーマにツッコミを入れてくなる中で番組のディスカッションスタート。 002PRI_20111105111854.jpg 中国側1、バトルのお相手。比較的客観的な方。 003PRI_20111104125435.jpg 僕。まずは、さらっと当たり障りの無い主張を展開。様子見。 日本の代弁者・サムライの心構え!! 004PRI_20111105112129.jpg 中国側2、バトルのお相手、こちらもあまり中国政府よりという感じではなく客観的な意見を主張。 005PRI_20111105111257.jpg 中国側3。ザ・チャイナ!!大ボス。政府関係(外交部:中国政府外務省)なので徹底的に訓練された「対日の外交コメント」を繰り出してきました。右をふりむけば「侵略だ!」左をふりむけば「戦争だ!」とのこと。 006PRI_20111105111622.jpg アメリカ側。敵か味方か?とりあえず、メガネはおしゃれ。どこのブランドですか? 007PRI_20111105115108.jpg スポンサーはGREE。日本のSNSの会社ではなく、中国のエアコンメーカー大手。にもかかわらず、会場の照明が暑くて汗ばみます。 008PRI_20111105110640.jpg 司会の方。サバキが上手い。 009PRI_20111105110354.jpg そもそも日本は、1,経済的には共同開発で、より一層の混乱は望まず。2、軍事的には米国の影響有り、日本の100%自由ではない。3、国民心理的にも大東亜戦争の時代とは異なる。 で、目下「単純に」日本国は「主体的には」中国との戦争を望んどりゃせんと主張(他国の影響、不可抗力は別にして。)。 そんなコスト(人命損失コスト)がかかることを今しませんよ、と。 010PRI_20111105113717.jpg 「中国的主張」で反論。かなり長くしゃべり続けられてます。 011PRI_20111105113200.jpg なんだか、よくわからない身勝手な主張だなぁと思う僕。 012PRI_20111105112741.jpg ジェスチャーも交え、だんだんとロジックが不思議な方向にエスカレート。言葉も激しい口調になってくる。 013PRI_20111105112400.jpg 日本の過去の「悪行」を徹底追求。また、アメリカとの同盟なんて「嘘っぱちじゃねーか!」と一刀両断。表情豊かですね~~(笑) 014PRI_20111105114136.jpg ニガワライww・・・。 015PRI_20111105115022.jpg 米国介入。そのフォースは、ライトサイドか、ダークサイドか? ビビビ- 016PRI_20111105114747.jpg ふむふむ、それはともかく、あの米国女史のメガネ綺麗だなぁ、セルフレームかなぁ、メタルフレームかなぁ。メガネの裏面がブルーで、シャツのブルーとあってるなぁ。  ・・・はい、まぁこんな感じでした。 内容はともかくですね、僕は会場でも主張したのですが、日本が領土的主権を主張している、ロシアとの北方領土問題、韓国との竹島領土問題、中国との尖閣諸島問題ですら、「解決できない」日本が、この時点で、領土主権を主張してない南シナ海を軍事的制圧するわけ無いですし、尖閣よりも激しく中国とそこで極度に衝突を起こす気なんて毛頭ないでしょう。   それから、「なぜ南シナ海に海上自衛隊の艦隊を?」ということについては、尖閣諸島の問題で「中国への外交信頼度が極度に低くなっている」中で、我が日本国の経済的利益保護のために当然と思われます。僕は、会場で「南シナ海の前にまずは尖閣諸島の問題を解決せよ!」と主張したのですが、その返答は「話しのすり替えだ」とのこと。  尖閣諸島問題→信頼感低下→南シナ海問題という流れがあるわけですから、話のすり替えじゃなくて、領土主権を主張している尖閣諸島の問題解決すれば、南シナ海問題も交渉による解決の道がみえるでしょう。といいたいですね。  さらにさらに、南シナ海の話題については、はっきりいって、現在では日本国内ではTPP参画問題に比べて、遥かにバリューが相対的に低い。米国絡み・ASEAN絡みの問題として日本の中国に対する今後の外交的方向性を分析するならば、南シナ海問題よりもはるかに、TPPの参画をどう決着するかで、米国追従なのかどうかなどなどいろいろ見えてきます。だから、日本にとっての意義としては、中国でこの番組のように熱く議論されるような「外交的話題ですら無い」わけです。 むしろ、この南シナ海問題を熱く議論したいのは、単に中国政府の「外交ネタ作り」のためでしょう、ということです。  ま、もろもろ、わかった上で、中国内のメディアでのこと、中国語という武器での戦いのこと(母国語でない僕には徹底的に不利)、日本人として日本を主張する立場は一人だったということ、すべては、中国政府が方向性をつけた中で中国内大衆のニュースバリューが形成され中国メディアがそのために番組をつくらざるをえない状況であるということ・・・・で、今回「物見遊山」してきました。 -----------------------------------------------------------

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Sun, 06 Nov 2011 14:17:43 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=301
フォギー・アンド・ダーティー http://kozi.jp/blog/?eid=300 00161c99730tw1dmoelcureyj.jpg 002WS000041.JPG  米国メディア(調査機関?)が「北京市で空気をすうと、一日で20本分のタバコ喫煙に相当する」といった発表があったらしく、これにこぞって中国メディアが猛反発(アナウンサーが笑顔でさらっと反論)。中国メディア側の反発の根拠は「アメリカは我が国とは反対の立場で言及するし、科学的根拠はない。」とのこと。オヤ?中国側の反論の理由に「科学的根拠がない」というオチでありますな。  ま、でもこれはこれ。大部分の中国公民からすれば「そうだ!アメリカは内政干渉するな!」ということになりますね。中国のメディア(政府)の重要機能として、常套手段の国威発揚的な意味があります。中国の有識者のみなさんは、「中国のメディア(政府)はあいかわず、強気じゃないといられないんだから、まったくもうお仕事ご苦労さん」ってな感じでしょう。  われわれ日本人としては、「中国がまた、激しく反論して、だめだなぁ~」とみるよりも、「中国政府も、必死に中国公民の不満をどこかにむけたいんだなぁ」、「中国有識者は、政府の板挟みと中国公民の教育水準の低さを憂いていいるんだなぁ」とみておいたほうが分析に間違い無いですね。  ちなみに、日本の外交はコメンタリーに一切の気迫がないので、弱腰外交というよりも、最初から「不戦敗の体」な気がします。  外交報道官制度というのは、ある意味「外交ショー」であるので、これを日本も活用してみたら良いだろうと僕は思いますね。通常の日本語会話では使わないような「言葉」を「外向き」にだけ使えばいいんです。国内向けには「毅然たる態度で抗議をしてまいります。」程度で良いのですが、外向きにはそれ専門に「我が日本国の領土を侵犯することは、日本国民だけでなくその祖先の魂も脅かす悪虐非道なる行為である!全国民の血が乾ききるだけの抗議に値する!!直ちに謝罪無くば我が国の全てをかけて対立を深める結果になるだろう!!!」程度のよく解らない激怒ぶりを表しておいてもいいんじゃないでしょうかね。  もひとつ、なんか不思議なことをやっている写真をみつけました。 003d2c4c67tw1dmmzgdcj9aj.jpg これ、中国中央銀行による「偽札みつけたら通報してください、通報ホットライン・宛先メールアドレス」の立て札らしいのですが、このあてさきメアドが酷い。ものすごく長くてその場で入力するのも面倒くさくなるほどです。この立て札の写真がネットに流れて、次は中国ネット民が大ブーイング。こちらも、中国的といいますか、おそらく政府(中央銀行)の担当者も社会的意義をもちながら、この「偽札対策」をやっているというよりも、上からの決定で「やっつけ仕事」的にやっているのが見え見えですよね。単純なシステム設定エラーじゃないでしょうから、当初より毛頭まったく市民サイドのことは考えていないと言うか、通報プロセスなどを考える必要も無いと思っていると言うか・・・。  と、今回はこんな中国を垣間見る2つの小ネタをだしましたが。実は大ネタが2つも先週はありまして、これはこれで大変中国の内情をえぐるようなことでありました(人命がかかっています。)。  ただし、(本気で)僕が中国に住めなくなるかもしれないので、ネット公表できません。何かの講演等の機会があれば、みなさんにご紹介します。だから講演依頼くださいね!とちょっと営業してみる(笑) -----------------------------------------------------------

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Tue, 01 Nov 2011 16:30:08 +0900 http://kozi.jp/blog/?eid=300