2012-11-11 18:05:14
次の破壊者に道をつくってもらうことがまずは重要、本命はその後でしょう。
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第十八回共産党大会(十八大)開会中の中国にいます。

 僕の関わる多くの中国系のプロジェクト(とくに、これから初めましょう、という段階のもの)では、中国側から「十八大のあとに詳細をつめましょう」ということになっております。
 いやはや、上は政府機関、国営超大企業から下は中小の民間企業の経営者にいたるまで、十八大の「ゴキゲンを伺う」あたりは、さすが!、といいますか、気持ち悪いくらいの統一感がありますねぇ。日本だったら、衆院の解散総選挙があろうがなかろうが、都知事選の結果がどうであろうが、民間の中小企業はおろか、超大企業であっても、さらには中央官公庁のかなりの上層部であっても、政治の世界は勝手にやっておいてくれ、というほどのものです。

 民主主義陣営(?なんだかいまさら時代遅れの感もある言い回しですが(^_^;))の筆頭リーダーの米国をみれば、つい先日大統領選も終結しましたが、トップがかわれば行政組織人事・政策も大きく変わるので、企業にとっても関心が高いようであります。これをみれば、民主主義といって政治と民間の動きが分断されるというわけではないわけです。

 
 ですので、民主主義か共産主義かといったような対立軸ではなく、国のリーダーと国民の活動が分離しているか否か、政治が国家の運営に寄与しているか否か、といった対立軸において、経済発展をある程度している国を見比べますと(かの北朝鮮などを含めないという意味で)、日本と中国は典型的に対極に有りそうです。

 この価値軸で表した場合、中間値がある程度バランスがとれていると僕は考えます、この対極の両極端はともに問題がありそうです。たとえば、リーダーに権限が集中していると人物・個性的なエラーがおこるわけですし(古典的な社会主義世界のエリート主義の問題)、リーダーに権限が何もなくなっているとアナーキーな状態で、国家統一的な政策が実行力をもちませんので、人的・自然的・その他すべての国家の有する資源の非効率的使用となってしまうでしょう。



 ですので、ざっくりと、日本の問題だけにフォーカスすると、政治に政策立案能力がないということよりも、行政に対する人事権が政治に集約されていない、あまりにも政治の権限が弱められていることでありますよね。いわゆる官僚批判というものでは、僕はないのですが、システム的に官僚に対する政治の人事権が弱いと思います。
 ちなみに、じゃぁこれで人事権を政治側が強くもち、霞が関に人事的に介入できるとすると、おそらくですが、現在の政治家の能力水準が保たれているとすると、一時的に政策がボロボロになるとおもいます。数年はそんな状態が続くと思います。ただし、これが重要なことなのですが、ある意味、これによって有権者が、「選挙で選んだ人達によって国がミルミルうちにボロボロになるのが解る」ということが重要なのだと思います。選挙で変な人達を選んじゃったから、国がボロボロに成っちゃったんだということがわかるということであります。
 こんなことを書いていると、なーに、いまの民主党だってひどかったじゃないか、と仰られる有権者の方もいらっしゃると思いますが、ぼくがココで言っているボロボロというのは「その程度」のことではないです。国が立ち行かなくなるほどのボロボロな状態を意味しています。

 それで話しをもとにもどしますと、政治が官僚の人事権を掌握し、ダメな人を選んだしっかりと結果が見えると、「改めて」有権者としては、じゃぁ本気で政策をみて、比較して、選んでみようか、という気になると思うんですね。


 もしこれが妥当な案として実行するならば、具体的なスケジュールとしては、
総理大臣、閣僚に中央省庁のキーパーソンについての権限を集中させるまでに、5年。
同時に、総理大臣、閣僚の中央省庁以外のシンクタンクをもつことを整備するまでに、5年。
 その後、
選挙で微妙な政策立案レベルの政党が執政に関与するようになり、我が国の運営が根底から悪くなり最悪の経済・外交等々の状況が次の数年。
 そしてさらにその後、
国民の意識もかわり、「投票の価値」を再認識(投票行動という機会コスト損失が優秀な執政者による便益を個々人として下回る)し、適正な比較の上で、国民の期待する政党・政治家が台頭する。これが数年。
 その後、
 国民の期待を反映し、さらに国家運営に長けている政党・政治家がリーダーシップを発揮し、国家資源の配分がより効率的になる。

 などなど・・・というようななんとなーくの流れでしょうか。10年ごしですねぇ。うーむなかなか時間がかかるものであります。
「日本には優秀な官僚がいるから、誰が政治家になっても同じ」という消極的有権者の意見も誤っていると思いますし、また、「官僚組織を壊せば日本が良くなる」といっている政治家も誤っていると思いますねぇ。僕は、「官僚組織にまかせているだけではゆるやかに日本国は下降していく。あまり痛くないように水から茹でられるカエルのように。いま官僚組織を壊せば有権者が選挙に無関心なので優秀な政治家が登場せず今よりは日本が悪くなる。でもこれを一度壊して、政治家が政治家主導官僚組織を改めてつくると良くなるかも悪くなるかもしれないというリスクが生まれてくれる。このリスクあるけど良くなる可能性だけが本当に日本が発展する唯一の光だ。だから官僚人事権を政治家に渡してみよう。数年は暗い国家が続くけど。」ということは言ってもいいのかもしれないなぁと思うわけです。



 ま、スローガンとしては無理ですね。長いので。どこか、「つなぎ」をやってくれる破壊者の政党いないかなぁと思ってしまうのでした。もちろん、僕が政治活動をする上で所属したい、ということではなく、です。
あそこかな? それともあちらかな? ふふふ。(^^)

 というわけで、僕は現時点で奇妙な人気ある「次の破壊者」政党に一有権者として期待しながら、政治活動としては「次の次の政策立案に長けた」政党に対して、一政治活動家として期待しています。

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2012-10-22 12:28:42
贋作のパンドラボックスを開発した功績でイグノーベル
 iPS細胞の研究でノーベル医学・生理学賞を受賞された京都大の山中伸弥教授の報道が賑やかだった頃に、「チョコノーベル相関関係ネタ」がコラム記事になっていました。これに触発されまして、新しい「不思議研究」をいくつかたてています。(僕は影響されやすいのです(^^ゞ)(チョコノーベル相関関係は下記参照)

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[11日 ロイター] チョコレート消費量が多い国ほど、ノーベル賞受賞者を輩出する確率が高い――。こんな研究結果が医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表された。

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チョコレート消費量とノーベル賞受賞者を輩出する確率に相関関係を見いだしたのは、米ニューヨークの病院に勤務するフランツ・メッサーリ医師。同医師はこの相関関係を、ココアやワインに含まれる抗酸化物質フラボノイドが、認知力テストで高得点を獲得することに関係するという研究から思い付き、23カ国のチョコレート摂取量とノーベル賞受賞者数の人口比を調べたという。

その調査結果によると、最も相関関係が見られたのはスイスで、スウェーデン、デンマークがそれに続く。スイス出身のメッサーリ医師は「スイス人は平均で、1本当たり85グラムのチョコバーを年間120本食べる」と話す。同医師はこの研究をばかげているとしながらも、データは合理的だとしている。

また、2001年にノーベル物理学賞を共同受賞した米国人物理学者のエリック・コーネル氏は、チョコレート消費量は国の富に関連し、質の高い研究も国の富に関連すると指摘。ゆえに、「チョコレート消費量と質の高い研究に関連性があると言えるだろう。ただし、直接的な因果関係はないが」と付け加えた。
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 これまで、僕もこういった「不思議研究」を結構チャレンジしてきましたが、組織戦略でも面白いアイディアをくれたりします(もちろん、本流の真面目な研究もやってますよ(^_^;))。このチョコノーベル相関は、背景要素(経済的側面での是正:control factorだけでなく、その他宗教、文化一般、関税等貿易制度、国内法制度、流通発展度合い、チョコレートと人種毎の生態学的影響度)などなどを考えなければなりませんので、後続研究が必要なものであるでしょう。なので、この相関図自体は説明力に欠けるところはあるのですが、「とりあえずは、面白い!」という内容と思います。


 こういった、「不思議研究」を「不思議」じゃない程度にまでつきつめて、つきつめて最大限に努力をして奥底まで分析をすすめていくと真の「研究」になってくる。たとえば、戦略マネジメントの本流の議論と河の流れが近づいていき、ものすごい新しく深センな河の流れ(学派?)の発見につながることもあります。だから、僕は「あまり真面目な研究者」ではないので(^_^;)、主流を太くするよりも(この本流の流れこれで、着々と研究をすすめることもありますが)、新しい流れの研究をみつけたくなってしまうんですね。


 少しだけ話題がずれますが、「傍流研究」はベンチャー精神の旺盛な僕のこころをつかむような気がします(^^)。
以前、「組織トップの離職(交代)と組織パフォーマンス」の研究をされている、ある戦略マネジメントの教授のセミナーに参加しました。こちらの教授は、修士課程の頃からこの研究に興味をもたれていたそうですが、当時の戦略マネジメントにおいては、トップマネジメントチームやCEOそのものと組織パフォーマンスの研究という学問的な流れはあったものの、「離職(交代)」に集中して研究されたものは少なかったそうです。この教授は、当時研究仲間などからはあまり「良い研究」とみなされなかった「離職(交代)」問題について、ずーーっと研究を続けれられ、いまでは国際的に有名な学会誌にまで掲載されるようになったそうです。教授曰く、「主流じゃないから面白い」とのこと。うーむ、僕は共感いたします。



 そんなわけでありまして、僕は、「チョコノーベル相関関係」という「不思議研究」のように、新しいテーマを我武者羅に探して、研究に仕立て上げる作業を、最近またはじめてみました。例えば、国内外問わず政治の世界(日本の世襲議員・中国の太子党・北朝鮮ロイヤルファミリーetc.)でも、ビジネス(中小企業)の世界でも、話題になる「世襲」とパフォーマンス(組織内・組織間・アライアンス・公共マクロ等々において)への功罪について、や、音楽好きの社長さんや技術一辺倒の社長さんの行動の違いから発想いたしまして、音楽・絵画等の芸術(芸術力)からのイノベーション戦略(芸術力の高い人が集まる組織は、パフォーマンス高い? 芸術力はマネジメント可能? 芸術性と形式知技術のバランス?)

 こういったアイディアを100個考えてみて、1個が新鮮な研究になるかどうかというところでありますが、考えるのは楽しい時間です。電車の中でボーっと、考えてハッと思い立って、メモをとってアウトプットしたときは、なんだかとても幸せな開放感があったりします(^^) 短期的には、仕事にもお金にもならなそうなものですが、いいんです!楽しいから!!(^^ゞ

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2012-10-14 17:10:17
したためてまいりました
今日は文房具ネタです。

 一ヶ月ほど前になりますが、新宿伊勢丹本店で開催されていた「したためることフェア」にいって参りました(文房具ラバーのためのフェアというのがコンセプトらしいです。文房具売場の横に小規模のイベントスペースが設置されるかたちで開催されていました。)。
この時の目的は、万年筆等につかわれる「エボナイト」の良さを知るため。「エボナイト」という素材が気になっていたのです。

 エボナイトというのは、Wikipediaによれば
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エボナイト:エボナイト(英語:ebonite)はゴムの一形態である。硬く光沢をもったゴムで、外観がコクタン(ebony)に似ていることからエボナイトと呼ばれる。開発者はチャールズ・グッドイヤーであり、生ゴムを長時間加硫して硬化させたものである。含硫率は、30%-40%に及ぶ。エボナイトは耐候性、耐酸性、耐アルカリ性にすぐれ、また機械的強度が強い。ボウリングの球や、万年筆の軸・インク供給部フィード、サクソフォーン、クラリネットといった楽器のマウスピースや喫煙用パイプのマウスピースに用いられた。絶縁性も極めて高く、かつては電材として絶縁体に用いられてきたが、現代ではより加工の容易な他の材料に取って代わられている。黒い色をしている製品が多いが、マーブル柄などの色エボナイトも存在する。見た目や質感は似ているがいわゆるプラスチック(合成樹脂)とは非なるものであり、あくまでゴムの一種であり天然樹脂に分類されるものである。
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とのことです。
黒い色がベースカラーだとおもうのですが、素人目からすれば、たんなる黒い色のプラスチック素材にしか見えません。完成品の見た目もプラスチック製品ほどバリーエーションが付けられないので派手でなく、単純な加工も難しい(だから価格も高価になる)というので、需要側も供給側も好んで使いたい素材ではないだろうというのが一般的な解釈として成り立ちそうですが、「グリップ感がしっくりとくる」という特性があるらしく、レアな万年筆に採用されています。
 マーケットの小ささから、日本でもエボナイトを製造加工している企業は、数社(2社?)しかないと言われています。

 というわけで、エボナイトというのは厄介な代物なわけですが、この指への「しっくり感」をためしてみたく、また「経年変化(エイジング)」も楽しめるといことで、実物をみて触らないとわからないだろうと思って、この「したためることフェア」なるものにいってみたくなったわけです。
 フェアに出展されていたのは、「株式会社日興エボナイト製造所」。通称、「エボ屋」さんです。
http://eboya.net/

01PRI_20121014163807.jpg
上の画像が、エボナイト万年筆。
率直な感想!
んーーー、渋い。暗い。
 これ正直な第一印象です。(^_^;)

ベーシックなブラックではなくマーブルが入っているということなのですが、なんというか、例えばイタリア製の派手なペンボディー(下の画像のような)に目が慣れてしまっているので、このエボナイトマーブルの雰囲気は微妙な感じがありました。。。。(僕が変に発色に期待をしすぎたせいです。)


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 ただ、握ってみた感じは、たしかにツルツルというよりも、少し温かみを感じるようなネットリ感があったので、これは面白いかもと思いました。
 というわけで、このしたためることフェアでは散財をせずに、いろいろとお話をきいて、エボナイトで作られた小物(ペンレスト。とてもリーズナブルで2000円ほど)だけを購入しまして、フェアからは帰ってきたわけです。


 それで、その日から、なんともあのエボナイトのグリップ感が忘れられず、またこの購入してきたペンレスとの実物の黒のエボナイトの中に何層にもなったマーブル模様をじっくり眺めているとなにか心奪われる気がしました。そして知識的にもネットでも解説を見る限り、加工が難しいということがヒシヒシとあとから伝わってきたのです。これがフェアで担当の方が熱意をもって話されていた職人技というものかと思いました。
 イタリアの果実をフレッシュに絞ったような鮮やかさのカラーリングではなく、ゆやかな時間の経過においていつも伴侶でそばにふっといてくれるような温かさの中に、時折ゆる~く流れる凛とした色彩が日本的で異常に美しいように思えてきました。
 まさに、心の眼でみれば、マーブルエボナイトのほうが、イタリア的カラーよりも、はるかに鮮やかなのではないかとさえ思えるほどです。

 ・・・・というわけで、完全に物欲を刺激された僕なわけで(^_^;)、したためることフェアのしたたかなる術中にハマったというわけです。初期の段階では悩むのも楽しいものですので、もっと、エボナイトに関する知識を頭に入れて、「美」の感性をとぎすまして考えてみたいと思います。

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 夏場の汗ばむときに、もってみた感じをチェックしたいですね~。プラスチックよりもつるつる滑らないような感じなのでしょうか・・・うーむ気になる!気になるなぁ!!

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2012-09-29 02:09:47
自民党は変わらない、そして民主党はもう何もしないでいただけるとありがたいです。
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 一昨日、自民党総裁選の投開票がおこなわれ、安倍晋三自民党新総裁が誕生いたしました。今回の各候補者の争点は、「派閥政治VS脱派閥」「改革勢力?VS抵抗勢力」「親官僚VS脱官僚」といった、組織内の対立構造ではなかったですね。
とはいえ、これは内的要因ではなく、野党の立場であるということ、谷垣前総裁が立候補断念したことで旧執行部を批判することができなかったこと、中国の反日暴動問題などにより外交問題(首相としての重要なコミットメントが求められる)がフォーカスされていたこと、などなどから、外の薄皮だけは「国家観」の論争となりまして、かねてより、この「国家観を語ること」が得意であるイメージが創られていた安倍総裁が優位な状況でありました。
また、石破新幹事長についても「国家観を基に実現する能力」があるイメージで創られていたので、大きく地方票をのばしました。

 しかしながら、その実としては・・・、政策論争・国家観論争ということではなく、結局というか当然のことながら、派閥力学(陸上戦)、マスソーシャルメディア力学(空中戦)、という大きな戦場がありまして、「候補者個人」の能力云々が大きく評価されたわけではありませんので、旧来的な自民党総裁選と変わっていなかったのだと思います。「薄皮の政策論争・国家観論争」が総裁選で展開できたことで自民党への支持率が上がったことは、自民党にとってはラッキーでしたし、上手く自民党員以外の浮動票層に対して、広告的アプローチをできたのではないでしょうか(あえて、総裁選で浮動票層は上手く踊らされた、という悪意ある表現は用いません。)。

いずれにしても、総裁選は終了いたしました。構造問題は別にして、自民党の政策ポリシーとしては、僕個人のポリシーからそれほど遠くないので、相対的には「自民党さん、安倍総裁のもとで頑張ってください!」というのが僕の気持ちです。



 まもなく、中国は国慶節(長期連続休暇)期間に入ります。日中関係が冷えきる中、安倍新総裁は中国内メディアで「極めて右派」という評価が多くを占めているようで(日本を理解している中国の有識者の中には、『それほど右派ではない』と表現されている方も少なくはない)、この硬直状態の改善の兆しは見えません。
国家にとって領土は決して譲歩できない一般的な外交課題ですが、今回のケースを考えれば、じゃぁ領土問題を譲歩できない、または譲歩するという選択肢で突き進んだところで結局永遠に落とし所は存在しないわけでありまして、これが外交課題以外でのデメリットが蓄積しますので、我が国にとって(相手国にとっても)、損失は大きいでしょう。 
 僕は、一歩も譲歩できない領土に関する外交課題は長期的に争う覚悟で構え、その他の政治、経済の諸問題は、このマイナスの関係性を覆うほどに真剣に取り組んで改善させるべきだと思います。その他の政治経済問題をおきざりにして、なんでもかんでも領土問題にからめて「言い争い」をしていたら、その他の国が利するだけですね。



 あまりにも当たり前で、総論的な意見を書いてしまいましたが、領土に関する外交課題は平行線で徹底的に外交交渉がある傍らで、他の事象はまったく別の外交課題と捉えて具体的な改善施策をガンガン推し進めて欲しいわけです。
 とりあえずは現在の国家リーダーの野田首相、うまく安倍さん(橋下さん?)に外交課題への取り組みが繋がるように、取り返しの付かない約束事は他国としないでくださいね!




 P.S. 中国共産党大会が11月8日に開幕きまったそうですね。つぎの皇帝が誕生です。人事がとっても気になります~。

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2012-09-14 12:54:48
次期総裁と次期皇帝

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 自民党総裁選、本日告示日です。次期首相もあり得るポジションということで、野党の代表選挙とはいえ、国内のニュースバリューは高いようです。与党民主党だけでなく、自民党、みんなの党、維新の会などそれぞれ各党、各政治団体の話題が、偏ること無く報道されていくのは重要なことですので、こういったある程度の「お祭り騒ぎ」はあっても良いかと思います。(もちろん、政策議論よりも、離合集散の政局のほうが面白がられて注目されてしまっていることは常なる問題ではありますが。)
 


 さて、日本の尖閣諸島国有化に端を発した強気の中国側の報道、所謂「反日」報道が中国国内の官製・民間メディアそろって、大々的にながされています。これまでの日中間の領土領海に関する問題では、中国政府は、愛国反日教育を否定することが「できず」、国内の階層ごとの不満のガス抜きの意義もあり、超強気の反日的態度をとりながらも、一方では、日中の経済交流が断絶することは、間違いなく実質的なダメージが中国側にあること(日本側にも相当)を重々承知で、アクセルとブレーキの微妙な舵取りを迫られてきました。
 日本側が「外交ヘタレ」で困っているのは日本国民だけでなく、その態度が一貫していない(首相が頻繁に変わる)ことで困っているのは中国政府上層部でもあったはずです。

 まぁ、これは連続アニメでいうところの「前回までのあらすじ」みたいなものです。
本題は次。いまおこっていることですね。今回の中国内の「反日報道」の煽り方、というよりも、抑制の無さ、は異常な長期間に渡っています。微妙な外交上のアクセルとブレーキでうまく故障しないように進めてきた車のアクセルを相当に強く押している状況です。さすがに、今日・明日に車が壊れる(交戦状態になる)ということはないはずですが、「何か」のイベントがどこかでおこっているのではないかと考えるのが妥当でしょう。

 今回のポイントは、
・日本政府が尖閣諸島を国有化したこと。(東京都ではなく、政府の公式見解として領土をさらに強く主張した)。
・丹羽前大使の公用車が襲撃されたこと。
・当該襲撃犯の犯人の処遇を曖昧にしたこと。
・次期国家主席(次の皇帝)の習近平氏が、重要度の高い外交日程をキャンセルしていること(身体が動かなかろうと、重要外交日程キャンセルはネガティブな憶測をよぶので、顔と口さえ動き、多少の意識があれば、椅子に座らせることくらいはできるので、顔が失われたか、意識がない可能性)。
・習近平氏の容態についての公式発表が、プールでの怪我(当初)から肝臓の腫瘍摘出手術(13日)に変わったこと(重体だった氏が、死亡した可能性など、なんらかの容態変化があった可能性)。
・次期共産党人事発表の直前だったこと(次期政権での人事面での処遇について各所で不満などがおこりやすい時期であること。)
・そして、反日報道が異常に長引いていること。
・関連あるかは分からないが西宮伸一駐中国大使が倒れたこと。(13日:健康チェックはうけているはずで、突然の病気かもしれないが、このタイミングが様々な憶測をよぶ)


 これらをまとめると、何かの線がつながりそうな気がします。ちなみに、日本の報道ではそれほどこれらの「事件性」をチェックされていませんが、海外の報道ではある程度重要度たかくネクストエンペラーの習近平氏の容態についての憶測がとびかっています。



 いくつかの予想シナリオがありますが、米国陰謀説、軍部クーデター説、共産党内部対立説、第三国諜報機関首謀説・・・:・等々まったく予想がつきません。しかし、間違い無く言えることは、「もし本当に次期皇帝の習近平氏が亡くなっていた」としたら、歴史に残る大暗殺事件ですし、そのような中で、「所詮尖閣諸島領有」の問題を大きく重視することはなかろうと想うわけです。
 そう考えると、中国国内の注目をあまり習近平氏の状態にむけないようにする「方策の一つ」として反日報道を燃え上がらせているのではないかとおもうわけです。今回のこれまでにない、反日報道が異常に長引いていること、の要因がみえてきそうであります。


複数要素がからみ、
「要因(X、Y、Z)→・・・→習近平氏の異常事態→・・・→中国国民の意識を別の事象に逸らす→反日報道長期化」
なのか、これまでと同じように
「ちょっと政権ガタガタになってる日本にもっと強気に迫って恫喝してみよう→反日報道長期化」
なのか
※今日までの日本報道では、後者の意見が主流な気がしますが。(むしろ平和のためには、いつもと同じように後者のほうであればいいという僕の願いではあります。)


もし前者であれば、中国共産党中央人事混乱、地方政府反乱、軍部アンコントローラブル・・・最悪のシナリオもありえまして、隣国の我が国の国防のレッドアラートですから、しっかりと見極めたいなぁとおもいます。というよりも、我が国の政府中枢はしっかりと見極めているのかなぁと心配になります。むむむ。何しろ情報がない! 僕が我が国としてその対策を練る立場にいないので歯痒いです。。。

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