2009-12-09 20:49:54
「売れる」ものを作ります!

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ひとつの社会科学のテーマがあり、それを研究していきますと、その結果をいかに発表していくのかということになります。(おそらく自然科学、人文科学も同じなのだと思います)


一般的にアカデミックの世界では、論文というひとつの書式にしまして、これを国際的な学会誌(雑誌)などに投稿します。そして、雑誌に掲載されますと、晴れてこの研究成果が世にでたことになります。
または、本というかたちで出版社より出版するという方法もありますね。この、学会誌か学術本かでの差異については、研究者によって好みや見解などが分かれるかと思います。ある研究者の方は、学会誌での掲載のほうが、はるかにアカデミックとしての「ステータスが高い」ということもおっしゃっていましたし、また別の方は、本という包括的な体系として出版したほうが、社会貢献として「意義が高い」ということもおっしゃられていました。



僕としては、どちらも、それなりにハードルが高く、また成果として社会にインパクトをあたえるという意味では、なかなか大変な作業と思います。
実は最近、このパブリッシュをするということについて、本気でとりくんでみようかと思い始めました。これまで、蓄えてきた研究成果があり、また周囲からそうしたお話をうけるのですが、パブリッシュをするということになりますと、本当にしっかりとした「型」に仕上げなければならないので、重い腰をあげずにおりました。
しかし、こうしたパブリッシュ活動を通じて、「名前が」有名になるということは、重要な活動のテーマであるということも事実です。「有名」であることが重要なのではなく、「有名」であることによって、社会科学研究という無形資産を、より実働的な社会のうねりになるように、促進できるということが重要であると思います。



さて、僕のこうした方向転換の先は何があるのかわかりませんが、僕の研究テーマである「アジア」、「ビジネス」、「組織戦略」というテーマは、多くの方に興味を持ってもらいやすいものであるので、市場との親和性から「有名になる」という目標があるのだとすれば、ラッキーなのかもしれませんね。
市場(需要)がある上に、提供する側が少ないテーマでありますので、「売れる」のを覚悟でやってみたい気もします。

はてさて、どうなるのか、新しい方向での自分のチャレンジというのは、いつでも楽しいものです。



何か一緒にビジネスにできるメディア、出版関係の方がいらっしゃったら、ぜひお声がけくださいね。
なにしろ「売れる」ものを作るのが今回の目的です(笑)。

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2009-12-05 16:29:51
9点!8.5点!10点!お家芸でイギリスを下しました!!! パート3

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(前回からの続き)

さて、消費者として、飲んでみた感想ですが、普通に飲めます。という表現もきわめてあいまいなのですが、僕はそれほどお茶に詳しくないので、表現に乏しくなってしまいます。ただし間違いなく言えることは、パッケージなどに「ぬかりがある」中国ブランドが多い中で、十分にしっかりとしたつくりでパッケージングされています。とりわけ、日本でも廉価なティーバッグにありがちな、ティーバッグの袋がやぶれてしまったり、つるしてある紐がとれてしまったりということはなく、細かいところの配慮も行き届いているとおもいます。


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僕の知る限り、3種類(通常のプーアル茶、バラプーアル茶、緑生プーアル茶)が展開されていますが、どれも味については、香りも悪くないように思います(もちろん、円形の高級なやつのように、クセがないので玄人好みはしなそうですが、通常用途としては、逆にあっさりしていていいのかもしれません)。
 七彩雲南茶ホームページをみて、初めてわかったのですが、どうも、このスーパーなどの小売で売られているブランドを「七彩雲南シリーズ」と称し、さらに高級ラインナップを「慶澧様シリーズ」と称しているようですね。七彩雲南シリーズは、2グラムティーバッグ25個いりで10元くらいだったでしょうか(いつもほかのものと一緒に買うのに記憶があいまいです)。ただ、ホームページにある、とくに、正山コレクション(?)という中には、357グラム(円盤型の1個の基本単位)で2500元のものもありましたから、安いものだけを展開しているのではない、というところに、ブランド全体の信頼が増しますね。


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 最後に、当然ながら、こうした、お茶のような食品は毎日のように口にしますから、とくに健康への安全面が重視されると思います。この七彩雲南茶も100%安全であるということはいえませんが、それでも、このブランド資産の形成の仕方、グループ全体としての資本力、グループの規模による社会的責任、オペレーションレベルでの展開速度の速さ、商品品質の配慮など、多くの面で、非常に競争力の高い商品を有していることは間違いないでしょう。
 グループそのものが上場するというようなことになれば、またそれも投資的な意味で注目することもいいと思いますが、現在はこのように手軽にスーパーで買える、企業力の結集としての、ティーバッグプーアル茶を飲んで、ゆっくりこの企業を観察していくといいのかもしれませんね。
 中国企業であるという強み(プーアル茶は中国企業の「お家芸」なので)をいかした、そして世界水準の商品品質がでてきて非常に新しい中国の勢いを感じることができました。

 新型インフルエンザに関連する諸問題も次第に収まってきていますが、プーアル茶で寒い冬を乗り切っていきましょう。


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2009-12-03 01:17:48
9点!8.5点!10点!お家芸でイギリスを下しました!!! パート2
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(前回から続き)

それは七彩雲南というブランドから出されているプーアル茶シリーズティーバッグです。
七彩雲南という言葉をバイドゥってみましたが、本社ホームページにたどり着くことができませんでしたので、直接パッケージに記載されているURLを打ち込んで見ました。
 
※ 百度(バイドゥ:中国の検索エンジン)では、きわめて顕著なのですが、ユーザビリティを無視したSEOが施され、さらにそれを百度側が黙認しているために、本当にみつけたいホームページにたどり着くことができないことがよくあります。これは、ユーザーとしては非常に煩わしく、短期的な広告収入に頼るばかりに、百度のブランド資産価値、企業価値を落としているとしか思えません。企業名を入力すると、その企業のページよりも、その企業への人材斡旋を熱心におこなっているリクルートエージェントのページだけが羅列されます。また、本企業側も、それに対して対策を行っていないというのもいかがなものかと思いますが。

 七彩雲南ブランドを展開している製造、販売元の企業は、昆明七彩雲南慶澧様茶業股份有限公司(クンミンチーツァイユンナンチンフォンヤンチャーイエ:非上場:資本金1億5000万元:http://www.qfxcha.com/)といいます。設立は意外にも非常に若い会社で2006年9月19日です。オーナーシップ構造をみてみますと、昆明諾仕達企業(集団)有限公司(クンミンヌォジダ
:非上場)の100%子会社です。ですから、七彩雲南というブランドそのものは、発売もとの会社よりも以前から、親会社グループによって保有されていたようです。
 親会社の昆明諾仕達について、最初にみますと、1992年に5万元の資本金で創業した同社は、現在では、資産50億元弱(多くの場所で言われている数が異なります。また資本金に関する明確な記載がみあたりませんでした。しかも、これだけ大きな企業なのに、ホームページにたどりつくことができませんでした。検索エンジンの問題なのか、昆明諾仕達の問題なのかはわかりません。)、従業員4000人を抱える巨大グループに成長し、小売業、ホテル旅行業、飲食業、エンターテイメント産業、証券業などを手がける多角経営をおこなっています。グループには、昆明南亜風情園有限公司、昆明七彩雲南実業股份有限公司、昆明諾仕達金山芸術園林有限公司、北京七彩雲南商貿有限公司、雲南春城財富投資有限公司、昆明七彩雲南(国際)翡翠珠宝有限公司、昆明市中国旅行社有限公司等の完全子会社を構成としていて、それぞれ有名な飲食店、宝石ブランドといったブランド資産も有しています。
 
 創業当初の資本金からみますと、伝統的な国営企業が民営化されたスタイルではなさそうですね。もちろん、これだけの性向を納めているので、人的ネットワークとして、創業当初に政府関係者が入っていた可能性はありますが、事業としては小さな事業からスタートしたといえるでしょう。


さて、そのグループの一角となる、七彩雲南慶澧様茶業(以下:七彩雲南茶と称します。)ですが、さすがに、大きなグループの後ろ盾もあるということで、創業から数年で、北京、上海といった大都市だけでなく、中国全土に流通販売チャネルをすでに確立しているようです。工場設備も当初から相当の製造能力を有しており、国際規格のHACCP、ISO9001、中国内食品安全規格の緑色食品、QSなども、手堅く取得しています。こうした、しっかりした体制があるからこそ、リプトンという協力ブランドに風穴をあけることができたというのも、納得できるところですね。



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(流通ルートとして自前のお茶専門店も保有しているようですね)


(次回へ続く)

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2009-12-01 17:08:00
9点!8.5点!10点!お家芸でイギリスを下しました!!! パート1

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最近は、日本でもダイエットにもよいとされ人気を集めているプーアル茶ですが、中国では醗酵熟成年数とともに価値の上がる茶葉の特性から、プーアル茶は投資性資産としての位置づけも確立されていますね。とりわけ近年はその資産価値の増加率が著しいということを知り合いのいくつかのお茶ファンから聞いたことがあります。

ちなみに、プーアル茶は、茶葉として茶筒に入れられるなどして細かく売られているのではなく、円形の「型」に圧縮されて保存され、それがそのまま有価資産として市場取引されています。


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(こんな感じで、直径は30CMくらいでしょうか。これを崩すとお茶葉になります。)
 
 
ワインなども有価資産として、その嗜好的な楽しみとは別に、投資目的で市場流通することがありますが、中国のプーアル茶の市場の拡大は、中国経済成長とともにうなぎのぼりらしいですから、投資好きの中国文化に根ざして、「先物取引商品」のように次第に証券化、金融派生商品化してきたりしたら面白いですね。
 そうですね、妄想するならば、世界でも唯一の上海市場やそこに深くかかわる証券会社から発売される「プーアル茶デリバティブ」の登場とでもいいましょうか。想像するだけで、なんか冗談っぽいけど、「ありえそう」で、面白いですね。



 今回は、そんなプーアル茶人気(と空想商品)の話題から入りましたが、僕もプーアル茶は良く飲みます。ジャスミン茶の香りも好きでよくのみますが、プーアル茶は独特の醗酵の香りをもっていて、強い個性が最初はとっつきにくいところもあります。それでも、そのバリエーションを知っていくと、だんだんと楽しめるようになるという、「クセになる」お茶だと思います。

 確かに、先ほどご紹介したような、「高価な円形に固められた」プーアル茶はさぞかしおいしいのでしょうが、毎日気軽に飲むには、もったいないのかもしれません。そこで、僕も(円形のものではなく)茶葉でお茶を買ってきて飲みますが、より手軽に飲めるのはなんといっても、ティーバッグではないでしょうか。
 ティーバッグは大量販売量産品ですから、もちろんそこまでのクオリティーを求めることはできませんが、なにしろ手軽なところがありますね。仕事などで忙しいときにも、茶葉からいれたいのはやまやまですが、やはりビジネスタイムはティーバッグの手軽さに頼ることも多いです。


 中国でも、ティーバッグ市場は、日本でも十分なブランド認知度を誇る、ご存知世界的ブランドのリプトンの寡占状態といってもいいでしょう。少なくとも消費者の目に触れる小売の現場においては、80%はリプトンのティーバッグであるといっても過言ではありません。
ちなみに、リプトンはユニリーバ社のブランドです。(Unilever:オランダとイギリスに本社を置く二元上場会社:証券コード:ULVR(London.U.K.):UNA(NETHERLANDS):http://www.unilever.com/)

そんな中国ティーバッグ小売市場の中、紅茶ではなく、お家芸のプーアル茶をブランドの中核商品として、比較的競争力を発揮してきている中国ブランドがでてきました。たとえば、ちょうど日本のティーバッグ市場では、リプトンの紅茶ティーバッグに対して、伊藤園(証券コード2593(東1):http://www.itoen.co.jp/)が、「お家芸」の緑茶やほうじ茶で、強みを発揮するような感じでしょうか。

(次回へ続く)

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2009-11-26 12:52:10
チンッしてください。 パート2

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(前回から)

ところで、このブログでこれだけ成功している中国資本の企業である格蘭仕をとりあげなかったのは、これだけ市場シェアももっているにもかかわらず、上場をしていない企業だからです。上場できない規模の企業であるならばまだしも、十分に上場できる規模であるにもかかわらず、非上場というのは珍しいですね。実際に、昨年2008年末までに、上場するということを会社目標として挙げていたのですが、昨年の金融危機の影響から、上場までの日程を後ろにずらすことが決定されたようです。



さて、消費者として、この格蘭仕の電子レンジについての使用感ですが。はっきりいって、「タフ」で十分に用途に使え、壊れにくいような気がします。もちろん、日本においても、有名な日本の家電メーカーのもので、10年、20年近く使えていますから、そもそも電子レンジは壊れにくいということがいえるのかもしれませんが、少なくとも、この格蘭仕の中国国内で購入した電子レンジは、10年以上問題なく使用できています。
僕は、作った料理を冷凍しておき、その後また解凍して食するという習慣がありますので、電子レンジの使用頻度は高く、しかも一度使う時間が長くなります(20分以上解凍することもよくあります)。これを数日おきに使用しているわけですから、一般の家庭での使用としては、かなり、過酷な使用をしている部類に属するのではないでしょうか。
それでも、10年以上という長期間、一切壊れることも無く、動き続けていますから、その性能は、10年前の時点で、十分に完成していたといえるでしょう。
ホームページを見る限り、性能についても向上をはかっており、日本の大手有名電機メーカーと遜色ない機能をもちあわせてきています。


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さて、科学技術へのR&Dは家電メーカーの潜在的コア競争力を示すひとつの基準となりえますが、中国企業が比較的R&D投資を控える傾向があるなかで、企業目標としてR&Dへの投資を積極的に行っているようです。非上場企業であるところが、観察を難しくしているところではありますが、こうした、アナウンスメントをするという姿勢も悪い姿勢とはいえず、これから、上場も控えて、家電メーカーの手堅い成長株になるかもしれませんね。


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