2011-03-23 12:33:01
首長選びっくりピアニッシモ
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 大震災の影響で最も深刻な被災地ではないものの、東京近郊ではしばらくの間多くの都市機能が麻痺し、また多くの「外国人Gaijin」が国外にリスク回避のために出国したといいます。そうした、ハードやソフトでの回復がしだいになされてきましたが、さて、もう、もう、まもなく統一地方選の火蓋が切って落とされようとしています。前半戦は4月10日投開票、後半戦は4月24日投開票となっています。注目される東京都知事選も候補者が出揃いました。保守系では事実上、現職の石原氏、ワタミ渡邊氏、そのまんまの東国原氏の三つ巴となるとは思いますが、どうなるかは見えませんね。僕が都民だったら、選択に苦慮します。
 石原氏の良さでもあるタカ派的リーダーシップの一方で、それが多選によって倍増されしまっていて悪い部分が出てきていると思います。言葉は良くないですが、客観的な医学的事実として、(石原氏がそうということではなく、例えとして)優秀な遺伝子も近親相姦によって悪い部分がでてくるようなところ、または、美味しいからといってお好み焼きにソースをかけすぎてしまうと辛くなってしまうようなもの、ですね。適度があるわけです。
 ワタミ渡邊氏については、それなりの経営者としての腕をもっていますし、また社会公益的な意識もあるの「かもしれません」。僕は個人的に渡邊氏とお話ししたことがまだありませんから、その人柄などもわかりませんので、「わからないから、良くない人」、「なに考えているかわからないから、不道徳かもしれない私利私欲に走る人」という短絡的な感情もあります。ただし、これもこれで、情報が見えないことに対する「新人」なりの一般的なバイアスなので、それを差っ引いて考えましょう。まぁ、「わからない人」という評価を僕はしています。
 そのまんまの東国原氏については、知名度もありますが、やはりもともとの根底として、生きてきた拝啓として、数々のスキャンダルをおこしていますし、それが不道徳であったと僕は思います。たしかに、人として更正してきている、ということはOKなのですが、都知事という影響力の大きな公職に値するまで人間的に更生しているかというと、僕は疑問を感じます。

というわけで、もし僕が都民であれば、残念ながら「石原氏」か「渡邊氏」を選ばざるを得ないような気がします。選挙期間中の情報補完もありますが、うーむ、まったくもって選択の幅が狭い。こういった状況の時は、僕はさらに細かく一個一個の政策を精査していくのですが、それでも情報が少ないものなんですよね。過去の履歴までトレースしたような膨大なDB(データベース)があればいいので、僕はなんというか、個人の趣味程度に「政治家・政党格付け」をしています。
こういった「政治家・政党格付け」機関が民間(官製でない)であれば、いいのですよね。それで、そうした機関が暴走して格付けをおこなってはいけないので、格付機関がいくつもあって、それらが格付けで民間的に競争すればいいわけです(実際に、いくつかの専門機関が登場してきているので喜ばしいこと。でも機関の絶対数が足りないので、まだ過度に信用してはいけない段階)。その「政治家・政党」と「有権者」との間に距離があって、そこをつないできたのが、「マスコミ」であったわけですが、マスコミは情報バイアスがかかりやすく、また最近のソーシャルメディアは情報が氾濫しすぎて、情報取捨選択が困難です。だから、「政治家・政党」と「有権者」との間の情報ギャップを埋めるために、

「政治家・政党」―「マスコミ」―「ソーシャルメディア」≒「有権者」

となっているものを、

「政治家・政党」―(「マスコミ」―)「民間格付機関」―「ソーシャルメディア」≒「有権者」
というような構造になっていけば、ようやく有権者が情報を「手軽に」解釈しやすい状況になるとおもうんですよね。ここに、「民間格付機関」同士の格付け競争がうまれて、それをソーシャルメディアがヤンヤヤンヤとやるのは良いでしょうし、どの機関の格付けを信頼しているかは有権者がきめればいいし、いくつかの格付機関を併用して利用した上で、ひとつの政党やひとりの政治家を選べばいいわけです。

 いずれにしても、今の状況では、統一地方選は相変わらずの、「不成熟民主主義の穴」におちこんでしまっているだけであって、どうにもならんですね。

まー僕は、今回の各地の選挙でも、手元にある個人の趣味の「政治家・政党格付け」データベースをさらに拡充させることにします。これが、何か格付機関の一つにでもなったら結構、有権者のみなさんにいい情報になると思うんですけどね~。
どなたか一緒にやってみたい方いたらご一報を~~。


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2011-03-19 11:56:53
あなたの茹でダコ、わたしの茹でガエル
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「自然に回復しつつあると思います。」ただしこれは、自然に、ということで、決して菅首相に抜群の統率力があったわけではないことは、多くの賛同を得られる意見じゃないでしょうか。「自然」というのは、本当の自然でもありますし、日本国民の市民レベルでの助け合いでありますし、既存の社会災害対策組織がトップ層が混乱しながらもマニュアルやぎりぎりの能動的範囲で動いた結果であります(現場で作業されている専門家の皆様、本当に本当に心から感謝いたします。ありがとうございます!)。要は、社長が不在や病気であっても、未曾有の売上減になったときに、会社の中の部署がそれぞれ「自律的にまとまって」対応したので、売上が上昇して入ったようなもので、これは社長の経営手腕ではありませんでした。

枝野官房長官がずっと「努力」をされていたことは、国民どころか世界がしるところでありますが、菅政権という意味では、やはり相当評価を低く考えざるを得まぜん。しかしそれも、「自然回復しつつある」つまり、実際の災害への対策が、まだまだ未解決な部分は極めて大きい物の、1分、1秒を争うような「緊急対策」が必要な案件は減ってきたところで、次の、別の新たな「統率力」がまたも求められる段階に入ってくると思います。初期段階の統率力が低かったが、次の段階では・・・?どうなの?というところです。
次は政局としては「緊急対策ステージ」が一段落したので、「責任追及ステージ」に入るのだと思います。また、こうしたステージの移り変わりも見ずに(解らずに?)、大連立まがいのオファーを野党にだしたことは、まさに「どさくさに紛れて」感が否めず、より一層菅政権のさもしさを露呈したような様だったとおもいます。なぜ、災害発生初期段階でなく?なぜ今のタイミングで?というところからも、政局利用としての意図が客観的に見えてしまうでしょう。



今後数週間の間、さらなる自然災害の一大事、原発状況の極端な悪化がなければ、「責任追及ステージ」が始まり、産業的には「エネルギーショート」、金融市場的には「長期下降トレンド」と問題が湧いてくるでしょうね。また、統一地方選の直前だったことも、今回はせっかくの「地方政への真剣な目」が育つかもしれないところでありましたが、有権者マインドとして、大災害によって「地元意識よりも国家意識」(地方行政よりも国家行政という意識)が必要以上に高くなってしまったとおもいます。市民の目からすれば、大災害が国家行政の大仕事として写ったはずであるので、地方行政が(これまでと同様に、変化することなく)矮小化されて考えられてしまうかもしれないということですね。

 もちろん、ポジティブに日本国民が「国家所属マインドの向上」「閉塞感の打破(閉塞すらしていられない)」ということになってくれたこと。産業が「復興特需」が見込めること。外交が災害時支援の影響により「別の関係性を見出す可能性」などがあるとおもいます。これらは地震災害がもたらした良い方向への要素のいくつかです。
 
 しかしながら、それでもやはり僕は、プラスとマイナスの総和としては10年程度の中期的には、悪化の傾向が大きいのではないかと思っています。震災はより一層の下降線、低成長ではなく恒常減衰へのトリガーになってしまったと思います。
こうした長期の減衰を避け、根本的に流れを変えるようなビジョンを提示することが、そして上に推し上げようとする力が「政治」だと思います。

高度成長から低成長へ。
地震により → 低成長から減退へ。

「今こそ政治が必要です!」というような政治側からの古びたフレーズは何か胡散臭い意図が入ってしまいますね。それよりも、もっとシンプルなことは有権者のみなさんが、この状況を変えられるかであります。国民みんながどう思うかです。
これまで、国民=蛙として:「水から茹でられた蛙」だったものが、地震によって火力が一時的に強くなりました、これが釜で茹でられているという状況はかわりないものの、蛙が「ハッ!!」と気付いて、釜の中から飛び出るチャンスになったのだとしたら、地震は、「震災」だけでなくて「震済」をふりまいていったことになるかもしれません。

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2011-03-17 01:27:49
もはやシステムエラーを批判している段階でもないし、多少の利害関係はあれども復興に向け政界も財界も協力もするし、国民全員真面目に動いているし・・・それでも・・・だから、国力は「出尽くした」のだ。

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地震(東日本大震災)発生から5日が経過しました。

今の専らの問題は、福島第一原発のメルトダウン(が本格発生するか否か)だといえるでしょう(リスクマネジメントについての記事はまもなく掲載されるチャイナネットの連載ブログに掲載されます、よろしければご参照ください)。

中国国内では、一昨日辺りから中国の大連で通常よりかなり高い放射線が確認された、みなさん外に出ないように気をつけましょう・・云々といったようなデマメールが携帯でわんさか流れる始末です。海外メディアも最初は、「頑張れ日本!」の声と共に応援があったものの、二転三転・四転五転・七転八転する官邸対策本部の発表に、「もはや・・・」の色がでてきているような気がします。足元、日本国民のマインドとしても、「やばい!!」というショック状態というよりも、「どーなっちゃうのかしら・・このままつつましやかに暮らすの?」といったような、ネガティブに落ち着いてしまってきているような気もします。

 こうして、政府・官邸(と、原発について経産省・東京電力)の焦りの一方で、海外メディア、各国政府、そして日本国民、マスコミは、もはや、亡国の始まりを、「言葉にしないまでも、理解してしまっている」ような状況であるようにしか思えてなりません。
 金融市場をみても、暴落や政策的な防止策によっての暴騰などをくりかえしていますが、これもまた、株価が低下する要素はたくさんあっても、上がる要素が見られず、総論としては長期的には、ガタッとくるかはともかく、言わずもがな・・・であります。
 実際の産業についても、計画停電を初めエネルギー問題がこれから本格的になりますでしょうし、我が国のこの最大の問題を解決するために稼動させ続けてきた原子力への神話は崩れ去りました。国内海外ともにバリューチェーンを構成するいくつかの工程が滞るように成り、日本の産業は「一段階」ステップを下ることになることは必至でしょう。


 地震が先週末に起こりました。直接的な実害は酷いものでした。心から悔やまれ、まだ行方のわからない方のすこしでもの無事の可能性を祈るばかりであります。
 一方で、日本人のマインド・金融株式市場・実態産業すべてが、「暗黙の下落」が「当然」のような状況になってきました。そして、政局という「責めて攻める」専売特許の政治家たちも、人道的支援に明け暮れる必要があり、もはや誰を責めるというバイタルすら薄くなってきたように思います。

 すべての「活力」が失われつつある今、すべての「築きあげてきたシステム」が失われつつある今、我が国、日本はまさに亡国と成り、日本人は未曾有の亡国マインドとなりつつあります。
 しかし、日本は「無」から出発し、そして周囲世界を観察し、アイディアを輸入し、新しく築きあげることに長けていることは、多くの日本人が共感する境地であることも事実です。

「ショック」そして「落胆」、そして現在「亡国マインド」へ、しばらくの後、「興国のマインド」となることを僕は信じて疑いません。

みなさん、今は粛々と日本人らしく「静」を生きましょう、忙しかったこれまでをすこし休んで、そして、次の「動」にいこうではありませんか。 
「静」は「沈」ではない。このイメージは僕の啓発でもなんでもなく、おそらく「日本人」のみなさんに共感された、「和」の意識であるとも思います。「静」と「和」を胸に僕も日本人の一人として、できることを、いつもと同じようにこなしていこうと思います。

「沈」ではなく「静」である。
そこには「和」がある。
然る後、「和」を以て大きな「動」となる。 興国はそこにあります!!

中川コージでした!!!!頑張りましょう!!!!


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2011-03-12 13:29:23
揺れる日本・揺れる中国・東北地方太平洋沖地震
 「みんな頑張ろうっ!!」まずは、これだけです、これだけ、大きな声をだして言いたい。

東北地方太平洋沖地震の1000人を超える死者不明者を超えるという発表が官房長官からありました。国、自治体の安全対策・制度の問題はあとでゆーーーくりと議論するとして、何しろ今は企業も個人も皆すべてを度外視で助け合いされていると思います。

 震源地付近の東北ほどではありませんが、地震発生から数時間後にようやく電話がつながりました埼玉の僕の実家でもガラスなどが棚から落ち、家の中が硝子の破片と家具の倒壊で大変なことになったと言っていました。


 中国、台湾でも現地版Twitterなどでは、東北地方太平洋沖地震についての特設アカウントが設置されたり、話題は地震一色となっています。からのメッセージ。言及数カウンターによれば、12日正午前後のカウントでもっとも重要な中国の政策意思決定をする「全国两会」が676,499カウント、中国国家主催の留学フェアみたいなもので「中国国际教育展微直播」が3,165,305カウント、「日本8.8级地震」が10.923.820カウント、ですから話題性が高いことが伺えます。



 中国人の皆さんのつぶやきを翻訳してみました。

「日本がマグニチュード8の特大地震に遭遇しました。日本人のみなさんが無事であることを願います、と同時に今回のこの天災について感慨深く思ったことがいくつかありました。地震の後、日本のサントリーはすべての自動販売機での販売を無料にすると発表しました、自販機のボタンをおせば飲み物がでるのです!日本のセブンイレブンとファミリーマートは無料で食品と飲料を提供しました。まだ、与信が続くそうですが、この日本国は、国家イメージというものについて、たしかに受難ではありましたが、世界にひとつの講義をしたものでありました。 @Moe_DDさん」
 「日本はこのような状況で団結心をみた、でも中国は他人からの寄付援助を待つだけだ! @milk2bieberさん」
 「日本人の素質は実際に極めて高い、しかしどのようなことがあろうとも、当時中国に犯した罪に蓋をすることはできないのだ。 @文小帥weilsonさん」


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 公衆電話の前および地下鉄改札前、一切の騒ぎや乱れない様子。


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皆が皆秩序を守っている、自分勝手だけで動くものはいない。学校は避難所となっていた。


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子供、女性は優先的に対応された。


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これらの写真をみての感想
 「この写真は本当なのか?もし本当ならば、私たちはよく学ばなければならない!受難時に最も人間性が見えるから! あぁ中国人ったら・・・ @同車時代DJKENさん」
「一日中ずっと憎まれ口をたたかない・・・こんな人間性のレベルに中国はいつ到達するのやら・・・・ @papayoungさん」
 「思ったのだが、被災時ではないときも、彼ら(日本人)は街でタンを吐いたり、並びの列を横割りしたり、歩行者に迷惑がかかるような運転しないのか? だとしたら、彼らは少数の人物にコントロールされることになれば、危険性が高い民族なのでは? @馬唐さん」
 「日本人のこれらは、礼儀であり、社会秩序であり、慎み深さなんだよ。特に大震災の時には、更に加えて敬服するほどだ。 @会玉さん」



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 「日本人は両側に座り、真ん中が通れるように確保している。これは教育水準の結果であって、GDPによるものではない。 @南方遊子2010さん」



 うーむ、非常に興味深い話が載っています・・・。
 そして、その頃、日本では。

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テレビ局の方の焦りながらも人間味あふれる一幕でした。

兎にも角にも、「みなさん、頑張って!!」、そして医療関係者の方も本当にお疲れ様です!!!敬服いたします。


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2011-03-08 03:05:48
模倣中国を分析する理論での模倣

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前原氏については、もういいです。とまずは言いたくなるほど。。。

「重要閣僚ポストたる外相辞任」と天秤にかかった「何かマイナス事項」が果たしてニュースで報道されている献金問題だけなのかもわかりませんし、もし本当に問題となった違法献金「のみ」が辞任の本意であったとするならば、果たしてその違法性の度合いと、外相という継続的な作業が必要な職責を放棄することが、国益にとってどちらよいのかを主張して対抗することも、法律を作る立場の国会議員としては必要だった態度だと思いますし、情報が「見えなすぎです」。前原氏については、説明情報が欠けていて、現状ではすべてに信用おけないです(献金された方の、お涙頂戴的な話も含め。真意判断つけられず、です。)。

 さて、そんな薄暗いおはなしはおいておきまして、昨日は昼間の空いた時間を利用してカレーをつくりました。圧力鍋がかなり役立ってくれて、短時間でお肉も、ものすごーく柔らかくなるんです・・・って、今日はそんなお話じゃないです(笑)
 先日セミナーで、こんなものをディスカッションしました。TITLE:Is There a Chinese Model of FDI? Evidence from Foreign Direct Investment in Natural Resource Industries in Africa
下記はその概要になりますが、まーだーーっと読み飛ばしてください。
ABSTRACT:Chinese firms have increased significantly their foreign direct investments FDI) in natural resource industries in Africa. This study investigates the factors underlying such significant growth (relative to the modest growth of Western firms in Africa). In particular, we focus on the role played by the Chinese government in supporting these investments. Using interview information with nine Chinese and Western companies in Tanzania and four Chinese and Tanzanian government officials, we find two major differences between Chinese and Western FDI models in Africa. First, the Chinese government has been more actively involved in building economic ties and engaging in negotiations with the host country government to enhance investment opportunities for Chinese firms. The Chinese government also provides valuable financial resources and infrastructure support for Chinese firms that invest in natural resource industries in Africa. In contrast, Western governments provide only general advisory information to prospective foreign investors. Second, Chinese firms in different industries, under the guidance and assistance of the Chinese government, form groups to engage in multiple purpose projects that contribute to local economic development. Western firms, however, act in a less coordinated and more individual way, and therefore contribute to the development of local communities relatively slowly. We discuss the implications of the findings for research, government policy, and firm strategy.
 うん、まぁつまるところ、「中国政府が中国企業に協力しているからアフリカ諸国での天然資源開発が上手くいっているんだ」ということが証明されました。ということなわけなんですが、これ、当たり前だよなぁというのが感想のひとつと、もう1つは、そもそも政府といっても、各国の政府を一様に扱うのは間違っていて、中国企業と米国企業、また中国政府と米国政府はまったくカウンターパート的に対応しないわけです。だから、僕の意見としては、このリサーチ自体が前提条件からして「不成立」と思いました。何か中国だとこういうリサーチを挙げてくる研究者が多いんですよねぇ。いやたしかに、中国の企業や中国政府をサンプルとして調査することは、大変意義のあることなのですが、問題なのは、欧米の理論そのものを当てはめようとすることであるわけです。とくに政府という組織が制度的にも、意思決定プロセスとしても他国の政府と異なるわけですから、これを加味しなければならない。しかしまだその理論が体系化されてないわけです。
 ちょうどあれです、中国が模倣を批判されますが、経営理論的にも今はまだ(?)欧米で発達した理論の模倣だけの段階なんですね。少しずつ新しい中国発祥の理論(最終的には欧米にも通じるようなグローバルな一般論化されることが必要なので、「発祥」と表現。)もでだしていますが、もうすこし時間がかかりそうです。
 あ、とはいってもあれですよ、日本もこのあたりはかなり弱くて、日本独自の理論発祥みたいなものは非常に少ないわけです。


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