蛋白質の渇望 パート2


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僕が3年ほど前に、引越しのためフィットネスクラブを変える機会がありました。選択の基準は、そこそこ清潔であること、値段はそれなりにするところ(高い価格設定がいいという話ではなく、低価格だと低級な会員が増えることになり、機器の使用などのモラルが低い使用者が多いだろうと想像したため。)、家から近くであること、機器が最新であること、などでした。

それらの条件から候補に挙がったのが、中体倍力(ZhongTiBeiLi:ヂョンティーベイリー:非上場:http://www.csibally.com.cn/)というところで、ここは調べましたら米国が親会社となっていますBALLY TOTAL FITNESS(証券コード:NYSE:BFT:http://www.ballyfitness.com/)。アメリカで1962年創業、現在は450万名の会員数ということですが、中国内の会員数は掲載されていませんでした。親会社規模(資本力)はそれなりに大きいですね。もうひとつは、青鳥建身(QingNiaoJianShen:チンチャオジエンシェン:英語名NIRVANA:http://www.nirvana.com.cn/)で、2000年創業、中国内に8万名の会員数ということです。結果的に、ちょっとした差から後者を選びました。この両者は中~高級市場セグメントに位置しているので、お互いガチンコの競合関係ですから、本当にそれほどの大きな差はみられません。一方で、浩沙建身(HaoShajJianShen:ハオシャージエンシェン:非上場:http://www.hosa.cn/)やその他、チェーン店でないフィットネスクラブなどは、年会費なども、上記の二社と比較すると半額以下で、機器やサービスなども劣りますから、セグメントが完全に異なりますね。

 青鳥建身を利用していて思うのは、地域的な特色もあるとは思いますが、70%程度が中国人、15%が欧米人、15%がその他アジア人と思しき方です。外国人比率が30%程度も占めているということは、中国人の方の潜在需要がこれからまだ増えるということを示しますし、この数年間の間に、会員数が明らかに増えているのが分かります。
 人材教育をみますと、利用者として感じるのはこれはなかなかサービスがいいですね。これは接客サービスが重要な競争力となり、また「業界標準」としても中国全体の他の産業よりも高いサービス水準を求められていることがわかります(つまり中国も他国と同様、接客サービス人材教育投資が必要なところにしかるべき投資をすれば、高水準の接客サービスを提供できることを意味します。中国人はサービスマナーが悪いというのは少なくとも現代の中国内のビジネスでは一般化できない理論となります。)。
機器をみますと、すべてがアメリカの輸入機材と、ウェイトなどは、オリジナルブランド(これをさらに外部販売しているのかはわかりません)で発注製造しているようです。青鳥建身の前に利用していた、フィットネスクラブでは、日本製の機器を使用していましたが、その中に中国製のも混ざっていました。これらの機器の質からいえば、アメリカ製のものに勝るものはないなぁといった感じなのですが、フィットネス産業の下流としてのフィットネスクラブがこれだけ盛んになってくれば、中国オリジナルのフィットネス機器製造業も育ってくるのではないかと思いまして、すこしネットで検索しましたら、下記のようなグラフをみつけました。


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どうもフィットネス機器(フィットネスクラブで使うようなマシン)だけでなく、スポーツ全般の機器製造メーカーも含んでいるようですが、これらの企業が、今後のびてくる可能性がすごくみえてきますね。下流のフィットネス関連産業が中体倍力のような外資だけでなく、青鳥建身のような中国資本企業(僕は、コマーシャルなどが日本のものが多いので、日本のどこかの資本が入っているのではないかと疑っていますが。どこでしょうかね??ご存知の方いらっしゃいますか?)が強くなってきているところからみますと、フィットネス機器のメーカーも中国資本企業が力をつけてきてもおかしくありません。これは産業が伸びれば、輸入よりも国内生産のほうがコストが安いという単純な理由からです。ただし、その他の理由(フィットネス機器のひとつひとつのパーツ製造がガチンガチンに各国特許ですでに欧米企業に固められているなど。)がある場合にはこの由ではありません(僕は、そんなに特許で固められているような製品ではないと思いますけれどもね。)。というわけで、このシェア1位の南通華瞭建身器材有限公司(なぜか公式ページ:http://www.hualiangsports.com:がつながりません。)や、上位の企業は今後チェックしてみたい企業ですね。



 僕はフィットネスに行くのを習慣付けていますが、こうして世界のどこにいてもフィットネスにいける環境ができてきている(市場が成長してきている)というのは最終消費者としてとてもありがたいです。フィットネスをしている最中にでてくるさまざまなアイディアなどがあり、これがいままでに実益・結果に結びついたこともよくありますので、大変貴重な時間となっています。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」という伝統的フレーズについては、僕は極めて懐疑的、むしろ場合によっては反対の意見をもちますが(健全な肉体でなくとも健全な精神は十分に持ちえると思うからです。)、フィットネスは心の問題にはかかわりなく、身体がスッキリすると頭(の思考回路)がスッキリするのはどうも正しそうです。可能であるならばぜひみなさんも将来投資も含めスッキリでいきませんか。


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Question:バターの香り漂うカリッと焼き上げた厚めのトースト、自家製で絞った本当に100%のオレンジジュース、トマトなどのフレッシュ野菜・・・ときたらこれを欠かせないでしょう。

Answer-left:「とろっととけた半熟の黄身をトーストに付けて、ぱくりといったときの、至福の朝の時間は忘れられませんし、固めで焼き上げてトーストに全部オンしても相性ばっちりの目玉焼きがいいですね。」の方は下の左にある「← どんっ!」バナーをクリック

Answer-right:「ふわーりとした卵の食感、とろける黄身混ざる白身香りのバターがすべてあわさり、絶妙なやさしいハーモニーを奏でるスクランブルエッグが頂きたいですね。」の方は下の右にある「ぽちっとな →」バナーをクリック

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蛋白質の渇望 パート1


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人生(Quality Of Life)をよりよく生きるために、バランスのよくそれぞれに気を使わなければならないのが知力・体力・時の運ですね。みなさんバランスよく手に入れることはできているでしょうか。どれが重要というわけではなく、またすべて満遍なくのばせばいいというわけでもないかもしれません。
若い方は知力を養い、高齢の方は体力向上に気をつけるというバランス安定重視戦略もありますし、かえって若いうちから、体力をのばし、絶対的な体力の強さをもつアスリート達、そして、高齢でも知力を養いより社会の中心的役割を担うビジネスパーソン達といった一極集中戦略もあると思います。その上で、時の運が、他の能力条件が一定であれば、個人間の多様性をうむのでしょう。

さて、僕はというと、ワイン・ウィスキー、フレンチ、イタリアン、京懐石等、食べ物が大好きで「楽しみ」の部分も満喫していますが、バランス安定重視で体力についても注意をしています。確かに知力についても、徹底的に深めていくという姿勢を崩していませんが、それと同じくらい体力というものについて意識的に考えています。
ただし戦略的には、すべてをフルで努力しようとするとStuck in the middle(2つの戦略の間に挟まれて動きが取れない)の状態になりますから、グルメの楽しみをいれて、全体的な精神的はけ口を確保することにも考えをめぐらせなければなりません。

というわけで、今回のテーマはフィットネスです。



僕は個人的に上述の戦略として20歳の頃から60歳、70歳までの将来投資という意識においてフィットネスに通っています。たとえば、それは将来利益価値を現在価値に還元する計算と同じで、将来の慢性的病気リスクが低下する便益(別の言い方をすれば、将来疾病時の対応コストが下がるということになりますでしょうか。)の現在換算価値と現在のフィットネスに通う時間的・経済的コスト(詳細には「リフレッシュ等便益」マイナス「諸コスト」)などの差し引きから、僕の現在のフィットネスに投じてよい限界コストが産出されています。
フィットネスに通うのは、僕にとってはリフレッシュ等便益というよりも、時間コストのほうが上回っていますから、通わなくて、よりいっそう体力が向上されるのであれば、できれば通いたくないのですが、ある意味これも「ビジネス」ですから着実に将来収穫に向けた現在投資をしていかなければなりません。(とはいえ、先日がんばりすぎて、こしをいたくしてしまいました(笑)、ほどほどのラインの見極めが難しいですよね。ま、つまりややこしいことを論じているわりに腰を痛めてる=頭でっかちのようなものでしょうかね(笑))


 日本においても、また海外においても、こうしたフィットネス関連産業は非常にもりあがっていますね。欧米のそれから文化的輸入として十分に各国で認知される産業になってきています。身近なところで日本では、もともとゲーム会社であったコナミ(証券コード:9766)などが健康サービスに進出し、当該健康サービス事業部からの会社利益貢献割合が相対的にあがってきていますよね。
 アメリカではフィットネス関連産業が300億ドル市場ともいわれ、1万人あたりひとつのフィットネスクラブがあるという試算もあります、これが中国では、100万人あたりひとつのフィットネスクラブ程度の計算になるそうです。現在のところ、中国では毎年1000もの企業がフィットネスクラブを開き(これは、全土で小型のクラブも入りますから一概に多い数とは思えませんが、増加傾向ということは間違いないデータでしょう。)北京だけでも30企業が開店しています。それよりも面白いデータとしては、フィットネスサービスを受ける人口がこの数年で毎年50%(え!!本当に)もの増加をしている試算がありました。

さてこうした近年の傾向をみますと、中国市場では、ほぼ間違いなくフィットネスブームに火がついた状態であるといえるでしょう。さらに潜在市場は先進諸国のそれと比較しまして、まだまだ余裕があるのではないでしょうか。食品の「安心・安全」問題で、中国の健康に対する意識の低さを指摘される方がいらっしゃるかもしれませんが、それは誤りです。これは中国の民間企業が利益重視が行き過ぎ、政府が政策的コントロールに失敗し、日本を始め海外市場が低コストへの欲求を隠せず、中国内消費者が無知で無力で云々・・・であった(過去、と現在の一部の状況)ためです。
そもそも、漢方や中国医学という独自のものがあるように、健康に対する意識は高いのが中国人でしたが、どうもその考えがロジカルでないのが、中国式なようです。いやロジカルではありましたが、西洋科学的ではなかったといったほうがいいですね。それがやはり近年では、西洋医学への移行の流れとなっているように、健康全般についても、西洋科学的な感覚が養われつつあります。
よって、マクロ的状況としては、フィットネス関連産業として、中国市場は飛躍的発展段階にあり、外国資本、国内資本総じて参入機会が増えているでしょう。将来、蓋を開けてみれば(市場が成熟してみれば)、中国人の健康志向はかなり強いので、むしろ他国よりもフィットネスに興味のある方の割合は多いかもしれません。追い風びゅーびゅーです。


それでは、中国のフィットネス関連産業の実際の様子を消費者的視点としてみてみましょう。

(パート2へ続く)


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Question:しっかりと炒めた玉ねぎの甘み、奥深く香るスパイス、そしてはじける肉汁、焼き目の香ばしさなど、プロの味にも家庭の味にもなるハンバーグ、ご飯との相性もばっちりです。どっちでいきましょうか?

Answer-left:「青じそ、大根おろし、しょうゆ、だし汁、お酢、酢橘などなどをいれて、さっぱりとおろしポン酢が肉汁にからまると、コクとあっさりの見事なシンクロ!ポン酢ハンバーグでご飯がススムススム」の方は下の左にある「← どんっ!」バナーをクリック

Answer-right:「Teriyakiといえば、もはや逆輸入すらされた日本の味、あまから~い砂糖しょうゆの味への決め手はミリンの煮詰め方。照り焼きハンバーグでガッツリご飯をホオバレル」の方は下の右にある「ぽちっとな →」バナーをクリック

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無脂肪・低脂肪・無調整・濃厚牛乳を混ぜてみた。 パート2

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(前回からの続きです。)

まずは、お礼を差し上げたい方がおります。
前回、イギリスのスーパーについて羅列したときに、ひとつホームページが検索できなかったのですが、どうも、屋号の綴りを間違っておりまして、友人Tが正しいホームページを教えてくれました(前回のページの情報は修正済みです)。
ちなみに友人Tは、大学の同期でありまして、非常に素敵な女性で、まさに才色兼備といったところなのですが、僕とすこし時期がずれてイギリスに滞在(大学院に留学)をされておりました。能力面でも、外見でも繊細な手入れを怠らず、それでいて時々垣間見せる大雑把さがスパイスとなってより魅力を引き立てていると思います(笑。ありがとう。



さて、中国のスーパーマーケットをご紹介できなかった大きな要因は、外資のスーパー(カルフール、ウォルマート、ItoYokado)のほうがはるかに市場において競争力をもっているからです。外資のご紹介をしても、それは本国のコントロール下にあり、中国企業の特色は見えてこず、また現地化による手法なども中国特有のものではないかもしれません。その意味で、外資のスーパーマーケットを一例にとりあげても、「中国だから」という固有現象を説明できないと思ったことへの配慮があります。

 こうした僕の直感(市場において中国資本のスーパーは競争力が弱い)があっていたかどうかの検証という意味も含めて、それでは、中国資本のスーパーについてチェックしていきましょう。

 中国資本のスーパーは僕が知っている(よく通う)北京大手のチェーンで、超市発(Chaoshifa:チャオシファー:非上場:http://www.bjcsf.com/)と物美(Wumei:ウーメイ:物美商業:証券コード:hk8277:http:// www.wu-mart.com/)です。他にも何店かチェーンがありますが、僕が直接行ったことがありませんから、今回はこの2例に代表性があるかどうかはともかく他は割愛しましょう。超市発は、北京市内では結構な店舗(20店舗ほど)が展開しているのですが、他都市での展開はありません。物美は全国チェーン展開しておりますし、上場もしています。物美は上場していますので、多少財務情報が手に入りやすく、オーナーシップ構造としては、物美ホールディングが自社株保有を大部分でもっていますので安定しています外部としては、12%ほど機関投資家(基金等)が筆頭株主を構成していますが直接経営には関わらないようです。物美は1994年に創業し、2004年の売上は130億元、2009年は87億元となっています。今年度第一四半期25.5%純利増加です。しかし売上の粉飾をしたことがありますから、果たしてその体質が変わっているかどうかについては疑問がのこります(改善命令があったからといって、そして実際に処罰があったからといって、会社体質はそれほどすぐに変わりません)。

両方ともにほぼ共通していることとしては、汚い部分(たとえば、倉庫のようにダンボールを店頭に積み上げておいたり、食品コーナーでは床に食品が散乱していたり)を顧客に見せてしまう脇の甘さが見えます。また従業員教育は「ひどい」の一言。どこでも従業員が「たむろして」しゃべりあっている傾向をよく目にします。またこちらが商品の所在について質問してもフロアの店員は、「知らない」とこたえる有様です(調べようとする気もなければ、すぐに同僚の店員と無駄話を始めます)。しかしながら、この従業員の様子は、外資系におカルフールでもItoYokadoでも同じようなものですから、中国資本のスーパーに独特なものでなく、中国のスーパーの従業員教育の「業界標準」といってもいいので、これが直接の競争劣位にはつながっていないでしょう。というよりも、この「業界標準」以上の従業員教育は、コストパフォーマンスが悪く、それが競争優位にならない可能性があるので、実施していない可能性もあります。

 どこのスーパーも、日本、イギリスと異なり、マーケットポジションは曖昧です。多少、本国のPBやブランドの輸入商品がある分、カルフールやウォルマート、ItoYokadoは高級ラインナップも揃えていますが、大部分は同じような商品ラインナップで、それほど、ポジションが確立されているような印象はうけません。PBについても外資スーパーが展開しているだけで、中国資本にはPBをみることがありません。

 
 はっきりいって、僕にとって中国スーパーマーケット業界は「大不満足」です。これならば、中国のネット通販で取り寄せをしたり、日本から海外送付をしたほうがいいと思わせるほど、「不快な購買時間」となります。
 前回簡単にご紹介しました、スーパーマーケットのポジショニング(低価格なのか、高級志向なのか)というものも繊細ではありませんし、PBや商品構成もどこの店も、同じような商品構成であります。
 それだけでも、僕の興味をそぎますが、なにしろ、日本人にとっては、「従業員態度」が話しになりません。僕にとって「お買い物」が不快という状況は少ないのですが、中国のスーパーマーケットは本当に不快そのものです(先日もネギを買おうと思いまして、野菜コーナーからネギをとり、中国のシステムであるグラム測りで単価が計算される場所に長い列をつくり値段バーコードを張ってもらいます。この場所でも客の割り込み合戦があり、僕は非常に不快で、また担当の従業員が並び順を公平に判断する努力をしませんので、客の弱肉強食のバーコード張りとなります、そしてようやくのこと数分かかりそのバーコードが張り終わりまして、こんどは会計レジに並びましたら、バーコードが破れているので読み取れないから、ネギは会計計上できません。と謝罪もなく傍らにおかれました。従業員から客に対する謝罪もフォローも、そういった感覚は教育されていないわけです。みなさんご存知の通り、その従業員の過失ではないが、別の従業員の過失の僅かな可能性でもあれば、対面している従業員からの謝罪そして誠意あるフォローが「日本業界標準」の当然の接客サービスです。)。

 中国の「業界標準」を超えての従業員教育は、確かに短期的には競争優位にならないかもしれませんが(むしろコスト高になるかもしれませんが)消費者としては、日本からきた消費者としては、かならずそれが競争優位になると信じています。いや、このように書くと誤解を生じますので、もっと詳しく説明が必要ですが、現在のマーケットポジション構造では、確かに水準以上の教育は競争劣位を生み出してしまうと思います。実際には、マーケットポジション構造を日本や英国の例のように、セグメントわけしてしまい、その上で、高級志向のスーパーが「業界標準」を超えての従業員教育をするということが、ひとつの競争優位を導く可能性ある戦略と思います。そして、その高級志向セグメントが業界のサービス向上を牽引するかもしれません。

 
 
 以上、今回のスーパーに関してのブログは、実は、僕が中国のスーパーマーケット業界に好感をもっていなかったために、今まで書いていなかったということのご紹介になってしまいました(本当はなるべく優良な中国企業を紹介したいので)。
 別の角度から言うならば、こうしたもっとも消費者の生活に密着したスーパーというところは、海外向けデコレーションのない「生の中国のサービス業の実態(中国人従業員が中国人顧客に販売する)」を体験できる場所ということも言えます。ですから、この現場を注意深くみていると、中国のサービス業の向上がよくわかると思います。
 オリンピック等をこなし、サービスが向上したといわれますが、いやいやそれは、まだ外国人向けであって、実態の中国のサービスは、ヒドイものです。が、サービスの向上は利益率の向上につながるということが、業界(店と顧客により構成される市場全体として)にひろがったら、馬車馬のようにサービスを向上させていくのが、中国流です。
さて、一度中国にこられたときに、ぜひ、生鮮食料品の様子をごらんになってみてください。大型スーパーで同僚としゃべっている従業員が「いなかったら」、それは世界の巨大経済の中心の大きな時間軸的転換点を目撃したことになりますから。


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Question:日本人にとって初恋の味は饅頭であるということですが、その初恋には大きな分かれ道があったものです。

Answer-left:「口の中をとろける舌触り、のど越しつるっといくらでも食べることができちゃうじゃないですか、やはりコシ餡のほうが現代風でグルービーでエキセントリックでしょう。」の方は下の左にある「← どんっ!」バナーをクリック

Answer-right:「コシ餡なんて、かっこつけたいやつの食いもんさ。ちょっと見た目は不細工だけど、ごってりとした、ぼてぼてのつぶ餡のほうが、食感も豊かであんこのおいしさを満喫できるんだよ。」の方は下の右にある「ぽちっとな →」バナーをクリック

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無脂肪・低脂肪・無調整・濃厚牛乳を混ぜてみた。 パート1

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前回、ほろ酔い気分の中、乱文にて宣言してしまいましたスーパーマーケット考察です。


 そもそも、業界(Industry)をあらわしているものでもなく、また小売業という業態の中でも、おそらく細かく分割されておりますが、「スーパーマーケット」とどんぴしゃに単純に分割されたものはありませんから、一応スーパーマーケットという定義についてwikiをみてみました。

(以下引用)
スーパーマーケット(英: supermarket, SM )とは、高頻度に消費される食料品や日用品などをセルフサービスで短時間に買えるようにした小売業態である。
狭義では食料品や日用品販売主体のものを指すが、日本では総合スーパー、食品スーパー、衣料スーパーというように、セルフサービスの総合店を指している場合が多い。特定の品目を専門的に扱わず、広く商品を取り揃えることを行っている。スーパーマーケットの名称は、英語で「市場(いちば)」を意味する “マーケット” に、「超える」という意味の “スーパー” を合成し、「伝統的な市場を超えるほどの商店」の意で作られた造語であるが、スーパーマーケットの事業が拡大するうちにひとつの名詞となった。
(引用ココまで)

ということでした。普通の言い方ですね。とくに定義ではないようです。それでは、一般的な感覚で語ってよさそうですので、通俗的な「スーパーマーケット」というカテゴリーとして書いていくことにします。


日本では、ちょっと前まではかのダイエーそして最近では、Seiyu、Yaoko、ベルク(北関東に多くあります)などによく行きます。都内にいるときには、成城石井、Queens’chef、明治屋など高級スーパーとよばれるところも好んで行きます。僕は用途に応じてこうしたターゲットマーケットセグメントによって分類されたスーパーを選択します。
 以前イギリスに住んでいたときには、高級スーパーとしては、Marks and spencer(http://www.marksandspencer.com/)、中級としてSain’s Bury(http://www.sainsburys.co.uk/)、Tesco(http://www.tesco.com/)、低価格としてASDA(http://www.asda.co.uk/)などによく足しげく通っていました。

 最近でこそ、日本でも利益率の高いPB(プライベートブランド)の投入により、小売から上流に攻め込む構図ができていますが、6年近く前に、かなりの商品がPBで占められているMarks and spenceの戦略をみまして、この下流の強気の姿勢はなんなんだろうかと驚いたものです。
 しかもそれは、既存の他ブランドの商品を同品質ないし若干の低品質で同価格以下で販売するというだけではなく、高付加価値、高価格ラインナップまでPBで展開するという積極的なブランド展開だったのでした。

 こうした、低価格だけでない幅広い商品ラインナップでのPBによる利益の確保は、当然ながら小売が上流に対して攻勢をかける姿勢であり、流通業界、製造業界などとガチンコで対決するというような単純なものではなく、もはや多角化(Diversity)に他なりません。多角化に関しては、決して将来も利益増加が確約されたものではなく、むしろ統計的には失敗する企業が多いことも事実です。

さて、こうしたところからみてみますと、消費者として商品選択購買を最終目標とすると、気づきましたことを下記の点としてまとめます。
「どのお店にいこうか」「PBか一般ブランドにするか」「ブランドラインナップのうち低価格?高級品?」
・スーパーマーケットそのもののマーケットポジション(低価格~高級志向)
カケル 
・一般ブランドラインナップのレンジ
カケル
・PBラインナップのレンジ
カケル
・価格
などで選んでいるような気がします。ちなみに、これはものすごい奥の深いマーケティングの世界ですので、僕は専門家でありませんし、またここには書ききれないでしょうから、詳細は割愛します。単純に消費者として、こんな感覚で選択しているだろうという程度のものです。

たとえば、成城石井に行こうと決めて、成城石井ブランドのバターを買うか帝国ホテルバターを買うか、雪印バターをなやむわけです。または、ヤオコーに行こうと決め手、ヤオコーブランドのバターを買うか、雪印バターを買うかを悩むわけです。
この意味で言えば、成城石井のほうが全体的な商品レンジは広いですが、ヤオコーのほうが全体として低価格に設定してあります。当然「価格」を重視するか「ブランド(品質)」を重視するかで個人で選好は異なってくるでしょう。


ということで、まずは、日本でもイギリスでも「マーケットポジション」と「PB」は多様であるよ、ということ「だけ」主張しました(スーパー論議は複雑すぎるマーケティングのテーマですので深みにハマリタクありません。)。次回中国のスーパーマーケットについて、この簡単な前提からみてみましょう。

果たして、相変わらずの有象無象なのでしょうか?それとも、イギリス、日本のようにこうした戦略がはっきりしてきているのでしょうか。それでは次回をお楽しみに。


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Question:せっかくなので、ちょっと贅沢に夏の風物詩のひとつでも食べてみようじゃあーりませんか。

Answer-left:「高校生の男子諸君も、年配のおじ様も、実は女の子も好きなんです、夏といったら暑さをガッツリ払いのけましょうよ、今日は懐に余裕があるんだよ、おかみさん、うな重の松、肝吸いもつけてくださいな。」の方は下の左にある「← どんっ!」バナーをクリック

Answer-right:「油と甘辛醤油のパンチには勝てませんが、こっちは、奥からしみでる上品な旨みで勝負です、夏はハモでしょう。今日は値段はいいから、大将、ハモの湯びきとハモ鍋、両方持ってきちゃってよ。」の方は下の右にある「ぽちっとな →」バナーをクリック

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腐れ茶


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 このブログで、中国のお土産として、「お茶」は農薬含有、残留農薬の問題から避けられがちだと書きました。
さて、その延長線上、ダメの上塗りということではないのですが、非常に経営を観察する立場として、ほってはおけないので、ご紹介したい企業があります。
 もちろん、ここで問題点をご紹介するのは、この企業が悪いから「買うべきではない」というものでは決してなく、当該企業には、その点を踏まえて、着実に問題点を改善して、より業績を伸ばして欲しいわけですし、消費者の観点からすれば、今は問題のある企業であっても、経営改善がなされればよりよい市場が形成されるので、全体として社会便益になるわけです。こうした、前提の上に、問題点を指摘させていただきたいと思います。

 これは現在の当該企業の問題であって、未来の姿ではありません。ですから消費者としては暖かく見守ってあげたいと思っています。



ということで、今回ご紹介するのは、中国大陸の天福茗茶(Tianfumingcha:ティエンフーミンチャー:非上場:天福集団:http://www.tenfu.com/)です。この会社のCEO(総裁)とその一族は、天福投資股份有限責任公司というホールディングカンパニーを通じて天福茗茶と台湾の天仁茗茶(Tianrenmingcha:ティエンレンミンチャー:証券コード:tw1233:http://www.tenren.com.tw/)を支配しています。歴史的には、天仁茗茶が先に1953年に設立されています。台湾天仁茗茶は上場をしていますが、創業者・同族支配の会社といっていいでしょう。創業者一家が現在でも力をもっているパターンですね。ただホールディング会社を経由したり多少入り組んだ方法をとっているので、外部者が入手可能なデータの範囲では、実際に中がどういった支配構造になっているのかは見えません。一応下記に2008年度の台湾天仁茗茶の財務諸表内に記載された株主名簿を掲載します。


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 創業者支配の会社が総じて問題であるというわけではないので、これについては、「グレー」ということにしておいて、今回の問題ではありません。



 ホームページのクオリティーはその会社の姿勢をしめすとこのブログで書いたことがありました。これは、消費者向けのマーケティングとして、ロイヤルティ向上のため、ブランド確立のためでもありますし、投資家向けのファイナンスとしても重要でありますから、PR、IRとして多くの企業が「当然のこととして」美麗なサイトを用意しています。そしてその更新性が卓越していれば、PR,IR力にすぐれ、企業全体として、「細かいところまで行き届いている」ということがいえるのかもしれません。

 さてまずは、その観点からして、天福は劣等です。日本でいったら上場企業(注目するのは大陸の天福ですが、天福も台湾の天仁も資本も事業体制も一致しているととらえます。)とは思えないクオリティーですね。トップページを開きますと、Flashが重い、スキップができない、画像がださい。です。それから、メインページにいけば、業者使いまわしのテンプレートだらけです。中国の安価なホームページ制作会社が作ったか、自社内で安価なホームページテンプレートを使って作ったのではないかと思わせる雰囲気がただよっています。 中国のホームページ制作会社も「ぴんきり」ですが、一切デザインという概念がなく、テンプレートコピーによりオリジナリティのかけらもないものをつくる会社が非常に多く見られます。


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 また、見ていて嫌悪感を覚える美しくない広告や、押し売りのようなスクリプトのからくりを組み合わせてあり、PRの意義自体が天福には理解できてないのだと認識されます。
天仁のほうには、日本語のページもありますが、まったくもって文法があっていません。上場会社がたったこれだけの文章量の日本語を翻訳する資本がないとは到底思えませんから、PRを軽視していると思わざるを得ません。
http://www.tenren.com.tw/jcontent_1024/about.asp
こういったページを設けるくらいであれば、はるかに日本語ページを公開しないほうが、ブランドを維持できるのは当然のことと思われます。年度財務諸表のPDFが電子版でなく紙版をスキャンしたものであったり、ほかに挙げればきりがありませんが、全体として言えることは、ホームページが悪いということではなくて(ホームページを公開しないという選択肢もあるので)、PRとIRを軽視しているという実態です。


続いて、会社概要に総裁個人の経歴がでてきます。確かにその歴史を語ることは重要ですが、それは、会社の歴史ではないところまで公開する必要はありませんし、別段で創業者の項目は設ければよいと思われます。これは、企業内文化として、またオーナーシップからも示しているように、企業内文化として行き過ぎた「創業者崇拝」があるように伺えます。これはKnowledge Perception(経営ノウハウの受容・吸収できる会社の能力)の観点からみて、その会社能力の阻害要因となっているのではないでしょうか。

さて、こうした電子上の情報の劣等性を欠きましたが、事業実態はどうでしょうか。まず、中国全土に911店舗(チェーン)あり、カナダに1店舗(このたった1店舗という数値を大々的に広告することにもまた疑念を生じさせます)あるそうです。また、生産基地、卸、小売店舗も持っていますから、ハードウェア的にはブランドを十分に確立できる企業能力をもっています。さらにプラスなのは、お茶に関する博物館、中国茶道教室、関連食品工場も持っており、多くのチャネルからブランドを強化させることができるでしょう。
しかし、経営管理がズサンもいいところで、僕が実店舗をみるかぎり、どこも、いつでも閑古鳥が鳴いています。実際には立地や照明、価格設定、マクロ的需要等多くの要因があると思いますが、消費者的な視点のみで語るとするのであれば、店頭で無理に顧客にお茶を試飲させようとする店員がいるので、これが顧客が店内に入るハードルを高くしています。中国の企業(以前の日本の企業もそうですが)は、不要なほど顧客への売り込みが激しすぎます、「押し売り」の状態をひきおこしています。僕は「中国茶」に関してはそれほど造詣が深くありませんので、茶葉の品質やその味、香り、そして適正な価格というのは、正確な情報をもっていないと思います。それでも僕は一般的に「お茶」が好きな消費者ですから、そして何でも興味をもって、嗅ぎまわってしまうような(笑)性格ですから、その僕の興味を引かせないほどのマーケティングというのは、かなりレベルが低いのではないかと、消費者として感じるところです。


創業から半世紀という老舗であり、ファイナンスによるキャッシュの確保に成功し、中国の伝統文化に根ざした財を扱い、ハードウェアとして上流から下流まで自社で資産を所有し、ブランドを確立するための多様なチャネルを抱え、中国全土にチェーン展開を達成している企業でありながら、
血縁的一族による企業支配という体制をもち、過度な創業者崇拝をおこない、PR、IRという最重要な社外とのコミュニケーションを軽視し、人員管理に競争劣位であり、多くのブランドに寄与する資産を使っていると思えない経営体質であるという企業ケースです。

 僕は直感的に、すべては創業者崇拝の企業文化的問題が根源と見ましたが、これは組織戦略学上の企業のInertial force(慣性の力)を打破できないことに他なりません。今回は、今まで中国企業の問題として語ってきた研究開発投資が低いという問題ではなく、慣性力の問題について書きました。中国の企業だけではなく、日本の中小企業、大企業でさえもこの問題は現在でもよくみられます、この改善には、現経営者がいかにその体質を変化させるかということにかかってきます。

 企業として資源枯渇を迎える前に、中国茶を僕が好きで好きでたまらないくらい虜にしてくれるような、卓越したマーケティングのできるブランドに天福が成熟してくれることを期待します。


 というわけで、今日はリプトンのジャスミンチャを飲むことにしますかね。ふ~。



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Question:秋葉原からはカンヅメとして発売され、コンビニでは24時間手軽に購入できるようになった日本のソウルフードおでんですが、先日おでん党総裁選がおこなわれるということで、二者が立候補しました、あなたならどっちに投票する?

Answer-left:「たんぱく質、脂質など栄養価満点、白身の淡い味、黄身と汁が溶け合うドラマ、パーフェクトな指導力でおでん党を引っ張っていけるリーダーはこのタマゴしかないでしょう!」の方は下の左にある「← どんっ!」バナーをクリック

Answer-right:「中までじわっと染みるうまみ汁のかたまり、夜食に食べてもカロリー僅か、ダイエッターの人気もとれる、脇役と思いきや調整型のリーダーとしての実力抜群!ここは大根に一票いれます。」の方は下の右にある「ぽちっとな →」バナーをクリック

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