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中川コージの業界トレンド観察

イラシャマセニーハオ パート2


 世界の三大料理の定義については、さまざまな見解・諸説がありますが、そこに間違いなく入るのは中華料理でしょう。確かにその食材の豊富さ、調理法・調味料のバラエティーの多様性はまさに世界の料理の中で群を抜いています。もちろん、中華料理という中には、さらに地域によって細かく分類されるわけですから、中華料理といってしまえば、あれだけ広大な土地の料理法をすべて包括するわけで、それがゆえにそうした多様性が見出されるということもできます。このような「料理」という単語があまりにも多義であるために、中華料理を定義することは、そもそも確固たる議論でありませんから、ここでは、単純に俗に中華圏と呼ばれるあいまいな地域定義の中で食される一般的な料理としておきましょう。

 さて、中華料理は、蒸す、焼く、煮る、炒める、茹でるといった一般的な調理法以外に日本語の一単語で示すことができない詳細な調理法を有します(少ない油で揚げるのと多量の油で揚げるのは異なる一単語で表されます。)フランス料理もこうした多様性をもっているために、多くの他国からの食材をとりいれることができる調理法とおもいます。
 料理に対しての執着があるかないかは重要な「基本的食意識」の指標になるとすれば、当該国の元来の調理法においてそれが多様性に富んでいればいるほど「基本的食意識」は高いのではないかと思います。たとえばそれは、伝統的にイギリスでは、低いかもしれませんね。そしてこの「基本的食意識」の高さによって、当該国の外食の受け入れに対する「熱意(aspiration)」が異なるように思えます。ですから、中国やフランスは、イギリスやインド(インド料理は個人的にはおいしいと思いますが、客観的にみれば調理法はかなり少ないようにみえます)よりも獰猛に外食を取り込みそうです。
また、「他文化流入度」の観点から、やはり先進国ではハードとしての物流等においても、ソフトとしてのメディア情報等においても発達していますから、発展途上国のそれよりも、上述の「熱意」は高くなるのは当然であると思います。ですから、これまでは、「基本的食意識」の高い中での比較として中国よりもフランスのほうがその「熱意」は高かったでしょうし、「基本的食意識」の低めの中での比較としてインドよりもイギリス、アメリカのほうが「熱意」は高かったでしょう。
 こうして2カケル2のマトリクスとしてとらえますと、フランスは両要素において高位置で、インドは両要素において低位置であったと思います。

 実際的に、現地の方の好みに適するかどうかというのは、欧米で日本料理が流行になっていることからもわかるように、調味料等(アジア地域の調味料は近似している)の文化的距離はあまり関係ないようですね。中国では、元来日本料理が多用する「生食」は文化的にうけいれられないといわれてきましたが、物流の問題は別にして、北京や上海の日本食屋では、ほとんどどこでも生食の刺身をみることができます。



 さて、このように考えると、中国は経済発展とともに、この「他文化流入度」が向上しており、フランスのような、世界でもトップクラスの外食への熱意をもった国になってきているような気がします。
 それでは、実際のデータをみてみましょう。


(次回へ続く)


kozi@事務所外

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Question:甘酸っぱい代表格です。あなたがすきなのは??

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イラシャマセニーハオ パート1



他の海外地域と同様に、日本食が中国でも人気があることはみなさんもご存知かもしれません。

 欧米では日本食のヘルシーさが人気の理由ということですね。先日はそうしたニューヨークでの最近の日本食事情に関するメディアの記事をみて面白いなと思いました。それはお弁当(Bento)についてだったのですが、従来からある日本食はヘルシーであるという価値意識に加えて、細かいものをたくさん詰め込み総合的な美しさをひとつのものに集約するという新たな日本食の美意識について現地の方の関心を集めているというものでした。ランチボックスという習慣は現地でもあるものの、正式な食事と同様であり簡便なものではないながら、携帯できる利便性云々ということでした。
 たしかに、それはわれわれ日本人からみますと、サンドイッチやベーグルサンドとフルーツだけの現地の典型的なランチボックスは、本当に「軽食」というイメージがあり、決して弁当のように一食を代替するような代物ではありませんね。僕からすれば、そんなランチボックスで一食が終わってしまうなんて、人生のトータルベネフィットを著しく損ねていてQOL(Quality Of Life))に少なくとも自発的10%の低下をもたらしているとしか思えません(笑。
 一般的に最近は、欧米の(特にイギリスとアメリカの)方の食意識があがってきていることは明らかなわけですが、この理由は物流インフラとメディアの発達の影響によるところは大きいでしょう。こうした欧米の国々は内陸であっても新鮮な食材が手に入りやすくなったでしょうし、海外との食品の貿易も相当に自由になってきています、またメディアの影響により海外の新しい食への価値観が流入し、その需要が高まり、オピニオンリーダーからはじまったその渇望はこれまでに綺麗な曲線を描いて一般大衆的な需要へと拡大していっているのでしょう。(それにともなって、日本人以外が経営し、かつ適正な味を再現しいていない日本食小売販売業、いわゆる似非日本食屋が跋扈するようになり、それを防ぐために日本食屋の海外での評価認証の規制をいれようというような議論がありましたが・・・)


 さて、中国の日本食はどのようになっているでしょうか。上述の「基本的食意識」「他文化流入度(ハードとソフトの両面で)」からみてみましょう。競争力ある個別の企業もでてきているので、興味深いテーマですね。

(次回へ続く)


kozi@事務所外

天空の応接間 パート4


PRI_20090716223004.jpg

最後に、いくつか乗りました感想も含めてご紹介をいたします。

 南方航空(NanfangHangkong:証券コード:sh600029:http://www.csair.com/)は、アライアンスではスカイチーム(http://www.skyteam.com/)に属していますが、何しろ安くてお買い得というイメージです。ただし、運行がよく遅れまして、僕は西安に行ったときには、行きも帰りも5時間以上遅れるという目にあってしまいました(これは運が悪かっただけともいえますが)。
 東方航空(DongfangHangkong:証券コード:sh600115:hk0670:http://www.cejs-air.com/)は、サービスも悪く、運行も悪く、それでいて安いイメージもありません。
上海に行く際には、上海航空(ShanghaiHangkong:証券コード:sh600591:http://www.shanghai-air.com/)をよく利用します。スターアライアンスに属しています。安くて、最小限の機内サービスですが、雑さを感じませんで、僕はおすすめします。
 はっきりいえば、これらの僕が感じたわずかな差異は、企業力を垣間見ることができるほど、大きな意味を占めませんから、コレ自体が企業評価につながらないことは前提です。とはいえ、結構多くの中国内ドメスティックエアラインに乗っている僕の乗客としての感想としては、格安エアラインとして上海航空がおすすめであります。また、高級セグメントでのエアラインはまだ登場できるほど各航空会社ならびに潜在的航空会社において、技術不足でありますし、サービス提供力不足でありますし、乗客の質(消費者サイドのサービス需要の質)不足であるように思われます。



 航空産業は国家の基幹産業と呼ばれるほど、多くの派生技術を生み出し、派生産業を育成します。日本も、中国も現在自国内で航空機の製造に挑戦をしていますが、国家としての恩恵をうけるのは、他の技術が大幅に未成熟で、さらに市場としては潜在的成長性をもっている中国であることは間違いありません。
 ゆえに、僕としては、日本は航空機の製造もさることながら、さらに、他国がキャッチアップできないだけの、宇宙開発産業に全力を向けてほしいものと思います。エアライン業界では、その派生する産業においても、もはや日本は世界の潮流の中で、出遅れは否めませんから、やはりスペースライン業界の牽引者となるべく、特化した技術でもかまいませんから、官民が集中して資本投下してほしいものです。

 今回は、非常にうすーーーーく、ブログで調理するネタとしては、あまりにも分析角度が多すぎて巨大な航空産業をさらりと流しました。それよりも、未知なる部分が多い宇宙関連産業について、また別の機会に、観察してみたいですね。


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Question:秋のさきどり、ほくほくの食感が乙女の心も、おじさんの心もつかんで離しません。

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ブレッピースーツざむらい(侍)


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 僕は休日の趣味として料理をつくることが多いのですが、最近購入したキッチンツールのお気に入りが、吉田金属工業株式会社(YOSHIKIN:非上場:http://www.yoshikin.co.jp/)の展開するGLOBALという包丁ブランドです。
ホームページによれば新潟県燕・三条地区で創業から50年近く洋食器メーカーとして経営しており、1978年に「イタリアのデザイン、ドイツの堅牢、日本の精密、この3要素を併せ持つ製品」というブランドコンセプトのもと、GLOBALが開発されたそうです。日本で販売が伸びていることは当然ながら、日本国外からの注目も高く、輸出も好調の兆しということですね。



デザイン性、機能性がともに優れたツールというのは、キッチンツールに限らず、市場競争力をもちますが、それらは、一義的には水と油のようなもので、うまく混合することは難しい場合がほとんどでしょう。この二つの要素の接着剤となるのが、工業デザイナーというように呼ばれる方々のプロフェッショナルと思います。たとえば、昔かたぎの鍛冶職人にとって、大量消費市場から期待されるデザインを追及し、その形状をツールに落とし込むことは、学習していない未知の領域ですし、デザイナーにとって、職人に長年をかけて感覚的に培われるような本当に革新的にアップデートされた機能を数値化する技術ならびに継続的な革新性へとつなげるようなツールを作る感性は、備わっていないわけです。また、その中間に位置する工業デザイナーのようなプロフェッショナルが、双方に秀でているかというと、これも科学的に学習できる要素だけではなく、双方にそれぞれ点在するアートである部分がために、天才と一般(市場に受け入れられた成功者と失敗者という区別ではなくて、本質の能力的な天才と一般)が存在するような状況です。
また、単に機能的で、芸術的であるということは、大量消費市場の需要に適合するかどうかは別の問題ということです。高価で、少量の機能的かつ芸術的なツール(ガジェット)は、一部の高級市場のみの需要を満たします(たとえば、5000万円のような超高級機械式時計)が、僕の意見としては、それは、経済的私益は達成されるかもしれませんが、社会便益となっていないと思っています。ですから、芸術的に公益的な所蔵品(美術館などに展示される)となる以外において、こうしたツールは一切の社会便益とならず、「没したツール」と考えています。一方で、機械式時計でいえば、ロレックスやオメガなどは、数十万円から購入でき(もちろん、これを高いと感じる方も多くいらっしゃると思いますが、先進国の所得水準で大衆が不可能な購入金額ではないと思います)、それは時計の大量消費市場の中の比較的高級な位置づけにありますから、僕はこれは十分に「価値あるツール」と考えます。

こうした前提の上で、「(モノとして)機能的で、芸術的で、(コスト構造として経営組織として)大量消費市場の需要に適合している」ツール(ガジェット)とは非常に稀な存在となります(市場競争力は当然高いものとなります)。

大量消費市場に提供するためには組織的な提供主体が必要となるでしょう(個人、マイスターの手作りであったとしても、市場に多量の消費として販売するためには、多くの利害関係者との調整が必要ですから、一人仕事は不可能です。)。つまり、機能的で芸術的であっても、「売れな」くては、組織の継続性が危機に瀕し、ひいては、その機能的芸術的ツールを生産することができなくなってしまうということになります。



このような理論的背景にたちますと、なんとも、今回僕が気に入ったGLOBALは、その伝統的技術、市場への対応、芸術性、経営の卓越性、など「モノ」としての資質、「組織」としての資質においてともに達成できているとおもいます。さらに、われわれ日本人にとってうれしいのは、その創業からして、日本オリジナルであるということで、これが、世界の市場からも期待されているということです。

GLOBALの包丁を握り締めて、クッキングをしながら、こんな上述のロジックをずーっと考えていました。実は、次に狙うは、メードインジャパンではありませんが、ルクルーゼ(http://www.lecreuset.co.jp/)のココットです。
 そーゆーわけで、今日はバターのスリルと塩のサスペンスをディレクションしてきます(いや、単にクッキングするということです(笑))。


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Question:まぁ~るい緑の・・・?

Answer-left:「外の緑と内側の赤のコントラストがたまりませんな、つめーたくひやしてしゃくしゃく食べるがっつきスイカ派」の方は下の左にある「← どんっ!」バナーをクリック

Answer-right:「スイカみたいな庶民はおだまりまさい、でも実は結構お安いものもあります、高級フルーツの代名詞といえば、とろ~りあま~いのメロン派」の方は下の右にある「ぽちっとな →」バナーをクリック

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天空の応接間 パート3


PRI_20090710141325.jpg

 数々の興味深いテーマをすっとばして、消費者の視点を書いて見ましょう。

ちなみにすっとばされるテーマとは、簡単に羅列しても相当になります、グローバルレベル(価格・非価格競争、アライアンス構造、アライアンスでのブランディング、合併、買収、資本提携、ホストエアポート、ハブエアポート等の諸問題)、ドメスティック(国内)レベル、リージョナル(地域)レベルといった地理階層別問題、産業レベル(業界内競争構造、顧客サイド、供給サイド、代替輸送機関等の諸問題)・個別企業レベル(ブランディング、価格設定、路線数、マイレージプログラム、ターゲットセグメンテーション等の戦術的諸問題)といった構造階層別問題、そして、旅客事業レベル・貨物運輸事業レベル、旅行全般事業レベルといった副次事業別問題などなどです。テーマが多くてこれだけで一冊の本が書けそうですね。
 本来は、こうしたテーマを個別にみていくことも、かなり面白いのですが、それは、分析に多量の数値データが並びますし、これらを説明するには、専門用語などを多用する必要があります(なるべく平易に示そうとしても限界があるという意味で)。このブログで、これらを書くのは趣旨から外れるような気がしますから、やめておきましょう。



 それでは、消費者として、エアラインを選択するとき、みなさん何を基準に選んでいるでしょうか。まずは、日本人であれば、「日系かそれ以外か」ということと、最近では「マイレージプログラムが有効に利用できるか」という基準を設けている方がほとんどかもしれません(もちろん、ここに価格というきわめて重要な要素が影響することはいうまでもありませんが。)。
 ちなみに、僕は価格をある程度同額とするならばマイレージプログラムの有効性で選択することが多いです。僕は個人としてスターアライアンスを第一順位、ノースウェストワールドパークを第二順位のマイレージプログラムとしているので、中国国際はスターアライアンスに属しますので、中国国内の移動の際には、なるべくこれを選択するようにしています。
実際に中国国際の旅客サービスを見ますと、2007年12月のスターアライアンス加盟前と加盟後の変化では、企業努力がなんとなくみえました。すこしだけ、FA(flight attendant)の態度が謙虚に、丁寧になりました。機内食がすこしだけ満足できるようなものになった気がしました。おそらく、ほかにも安全面、財務状況など消費者に見えない部分での努力が相当にあったのだと思いますが、僕個人としては、そんなところです。ですから、もし同じスターアライアンスというマイレージプログラムがあり、価格も同程度のエアラインがあるのであれば、中国国際を選択する理由はありません。むしろ選択をしないと思います。これは、どうしてかといいますと、乗客のマナーの問題です。
よく、適当な調査(データ的に明確な論拠がない)において、中国人観光客はマナーが悪いというものがありますが、まさにその問題です。
サービス業においては、ひとつの側面として、企業側(供給サイド)のサービスの提供の質のみでなく、消費者側(需要サイド)のサービスを経験する質が重要な項目となるでしょう。たとえば、映画館の音響や描写性能は供給の質ですが、ポップコーンをやかましく食べたり、携帯電話の着信音がなりひびくかそうでないかは、サービスを経験する消費者の質となります。超高付加価値たる個別の人間にカスタマイズされたものでなければ、サービスは地理的、時間的共有をともなう共有サービスであることがほとんどです(旅客サービスではプライベートジェットなどは、個別にカスタマイズされたサービスです)。ですから、サービスを共有する消費者側の質が低ければ、対象となる個別の消費者が得られる総合的なサービスの質は、提供されるサービスの質が一定であるならば、低いものとなってしまいます。
この前提の上において、中国国際を利用する乗客のほとんどは、中国人の方であり、それらの方々が他の国(とりわけ、大人しい旅行者として評価のある日本人と比較すると際立ちますが)の方と比較すると、かなり「騒々しい」ものであります。よって、総合的なサービス評価として中国国際を利用する場合、僕にとって、他の国のエアラインよりも、相対的に低いものになってしまいます。

「1、対象となる国のエアラインには対象となる国のかたがたが乗客となることが多い(言語サービスの優越性、文化的調和性のため);2、中国人の乗客は総じて相対的にサービス需要マナーが著しく低い方が含有している(騒音の発生等);3、サービスの質は、提供するサービスの質と経験するサービスの質の総合評価である;」といった3つの理由から中国国際のサービスは相対的に他の国のエアラインよりも低いと僕は結論付けています。
ですから、中国国内ではこの前提は崩れ、どこのエアラインも消費者サイドのサービスは同様ですから、提供されるサービスのみでの比較ということがいえると思います。


前回、「中国国際―キャセイ」グループを挙げましたが、このグループが本格的にグローバルレベルで強くなってくるのは、消費者視点の意味で10年かかると思っています。これは、中国人のマナーの向上というきわめてソフトの部分でのテーマだからです。もちろん、企業個別でみれば会計上の利潤などは、業界内においてそれよりも早く世界の中核になっていくでしょうから、企業収益ひいては株価においても上昇し間違いなく中国を代表する企業となるでしょう(また、中国国際は現時点でも中国内でエアーマカオ(http://www.airmacau.com.mo/)を51%、山東航空を22.8%、深セン航空を25%保有しており、資本的支配を強めています)が、グローバルを代表する企業となるのはまだ早いと思います。

ここで、日本人として思うのは、この状態だからこそ、日系の航空会社は会計上は弱腰であっても、グローバルレベルで「中国国際―キャセイ」グループに対して交渉し、もし提携できるのであればその中でキャスティングボードを担えるのは「今」とおもいますよね。ぜひANAにこの目論見にチャレンジしてほしいところです(いや、実はすでに水面下でしてくれてるのかな、いやJALがキャセイを通じてしているかな??と小さな期待・・・)



(ふー、テーマが広すぎて、コンパクトにまとめようとすると内容がとらえどころなくなってしまいますね。)


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Question:日本人であることを幸せに感じることってやはりこれでしょう。

Answer-left:「今日はいい秋刀魚が入ってるんだよ。アブラのたっぷりのった秋刀魚を焼いて、しょうゆを少しかけた大根おろしで、たきたてご飯!焼き秋刀魚定食どうですか!」バナーをクリック

Answer-right:「赤身のあっさりしたうまみ、中トロのとろけでるアブラ、今日は両方のっけちゃうよ。本マグロの刺身定食うまいっすよ!」の方は下の右にある「ぽちっとな →」バナーをクリック

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