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中川コージの業界トレンド観察

パンデミック風味のお茶漬け パート1


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新型インフルエンザの一連の対処すべき問題について、連日報道がなされていますが、その中のひとつのテーマとして、ワクチンは国民全員分いきわたるまでに製造が間に合わないでしょうから、やはり優先順位がきめられる議論が白熱するのでしょうね。さて、そのような社会状況になりますと、市民にとって自己防衛(民間療法)は重要な手段となってきますが、みなさんどのような準備をなされているでしょうか。
僕は、N95マスクだけでなく、N99マスク、ゴーグル、防護服、ゴム手袋、防護靴などをそろえてあります(ここまで、準備をしておく必要はないような気もしますが、精神衛生上の問題も含め、一応民間で出来る対処としては最大限にしてあります。もっともシェルターに引きこもればより確実とは思いますが)。

 世界的大流行(パンデミック・エピデミック)になれば、去年日本でおこりましたが、一般的に各国においてマスクなど民間防護物品の市場需要に供給がおいつかないという状況はさけられないでしょう。SARS以降この数年は、中国ではマスクを着用するほどまでに民間での危機意識が高くなる状況に陥っていませんが、「いつか」そうした状況になることは偶発的事象とはいえ間違いないのではないでしょうか。起こってほしくはないことではありますが、企業からすれば新型インフルエンザパンデミック特需ともいえるこの状況で株価は、より大きなシステミックリスク(新型インフルで経済活動が全般的に阻害され、景気が後退する)を除けば、個別の特需を抱えた企業の売り上げ増加にともなって、上昇することは可能性として高いといえるでしょう。



 日本では、昨年冬に中小のマスクメーカーが休日返上で生産を続けたそうですが、近日の新型インフルエンザ関連報道をみるなかで、中国のメーカーはどのようになっているのか気になりました。「事」がおきるまでは、我関せず、「事」がおきたらどんな手段をつかっても、動き出すという中国公民の大きなうねりとなるであろう特需を考えます(これを日本の市民よりも準備下手というべきか、臨機応変というべきかは、コンテキストによって自由に解釈されるでしょう。)。簡単な予想としては、一方では国家衛生局が当局から距離の近い企業に発注し、買い上げ、そして中国公民に一斉配布という手段をとりそうですが、また一方では、そういった行政からの補助ではないところで、異常な不安に陥った公民の「パニック買い」がでるのではないかと思っています。関連する特需製品としては、マスク・非常食・中国製抗インフルエンザ薬(医療向けの海外からの抗インフルエンザ薬ならびに中国製でも高価な抗インフルエンザ薬以外の安価な「何か」として)を想定してみたいと思います。

それでは、関連企業を調べて見ましょう。

(次回へ続く)


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Question:かまどで焼いた香ばしい生地の風味、とろけーるチーズ、トマトソースの相性は世界をこれからも魅了し続けるでしょう。そんな丸くて美味なソウルフードの完成形、あなたはどっち派?

Answer-left:「あつーい生地に、たっくさんの野菜、チーズ、トマトソースなどをどかどかのっけても、びくともしないアメリカンタイプ。じゃがいもやマヨネーズなどのもったり系との相性もばっちりです。8分の1枚だけでも十分におなかいっぱいにしてくれる、ガッツリヘビーなアメリカンタイプピザが食べたい!」の方は下の左にある「← どんっ!」バナーをクリック

Answer-right:「アメリカンは野暮ったくてしょーがないよ。サックリの薄手の生地に、うすーくいろいろトッピングをして、さっぱりと食べましょうよ。何枚も食べられちゃう手軽さと、ほかの食事を邪魔しない適量が素敵なさくさく感。イタリアンタイプピザが食べたいです!」の方は下の右にある「ぽちっとな →」バナーをクリック

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ユートピアのカフェにて


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 フェアトレードという言葉がトレンドになってから久しくたちますね。

僕の理解で一般に認知されている意味合いとしては、簡単に言えば、社会貢献ならびに適正な厚生配分を目指す相対的弱者たる供給者を尊重した価格調整システムであると思います。厳密な定義はありませんが、多くの有識者・企業の意見をふまえた広義な定義は、インターネット等で検索できると思います。

このフェアトレードという言葉が、初期に日本のマーケットに登場したときには、多くの消費者の方が、「フェアトレードって何だろう」と思われたのかもしれませんが、いまでは多くの方が「社会貢献募金」のような感覚でいるのではないでしょうか。すこしだけ高いお金を払って、発展途上国の何らかの援助にまわっているのだ、というような感覚かもしれません。
いずれにしても、日本だけでなく多くの国において、フェアトレードは消費者にとって社会貢献的意識というイメージをもっているような気がします。
一方で、フェアトレードという言葉を商品に組み込んで市場に小売投入する企業サイドからいえば、CSRのひとつとしてのコーポレートブランディングまたは、単一商品のイメージ醸成として戦術利用できる言葉でありますね。コストの面から考えて、多くの議論があり、このフェアトレードという典型的な価格調整システムによらない方法は直接的コスト増につながるといわれたり、または実は卸売業者を跳ばすために大企業にとっては市場取引というよりもむしろ相対取引に近くなり、Williamsonが古典で主張するような少人数取引からのOpportunism**の発生を意図的に生みだし、大企業としてはコスト削減となるのかもしれません。

**Opportunismとは、わかりやすくいえば、「相手が騙せるスキがあるならば、騙しちゃえ!」というような行動・商行為です。モラルがどうとかの問題ではなく、利潤追求する主体にとっては、情報の非対称性(Asymmetric information)をベースにした合理的な行動です。

 このように、厳密な定義も、議論もされないままマーケティングツールとして使われだした言葉が独り歩きしている状況であるわけですが、みなさんはこの新しいパラダイムをどのように考えるでしょうか。
 僕は、このフェアトレードそのものの良し悪しについて、もうすこし深く理論と、実際の流れを観察しなければ、結論付けることはできませんが、ひとついえることは、新しい価格調整メカニズムかもしれず、よかれ悪しかれまずは、社会全体としてこのパラダイムが社会厚生に妥当かどうか試してみるものとしては、いいのではないかなと思います。
  僕が研究テーマとして扱う中にSocial Enterprise(社会的企業)、VCO(Voluntary and Community Organization)などがありますが、これらの対価は時として、Pecuniary(金銭的)でないことが多くあります。Voluntaryという対価を受け取ってそれに対して・・・・っと、ここで細かい僕の研究について論じても仕方ないですね(興味ある方は、ぜひ連絡くださいね)。ともかく、僕にとっても社会にとっても「興味深いもの」であることは間違いありません。

 いまのところ、フェアトレードとして扱われる財としては、コーヒー(スタバや無印などの商品でも見かけますね)、やチョコレートの原料のカカオなどの産物が主な対象になっています。語弊がたぶんにあると思いますが、悪意なく書かせていただきますと、「黒人風プロダクツ」です(本当に悪意なく、オリジナルが南国で作られていたもの、南北問題などの経済格差、人種問題などは理解の上で、悪意なくいいます。イメージとしては、古典的に黒人の皆さんがつくっていたものといえばわかりやすいと思います。もちろん実際には黒人でない皆さんがつくられることも多いわけです。)。
 これがもし、黒人風プロダクツでないものにひろがったときに、僕はかなり興味深いなと思うのです。たとえば、、、そうですね、ソフトウェアとか、弁護士サービス、医療サービス、薬剤、などなど先進国のお得意な産物です。それはもはや、フェアトレードの一側面である「弱者保護」という「強者の理論」ではなく、「何か新しい」市場の需給調整メカニズムであって、そのトレンドにのっかっていく企業が競争優位になっていくという面白い構図ですよね。


 フェアーというのが、市場価格でなく、お互いのVoluntaryで決定されるという、まさにユートピアですが、まーこれは、あらゆる生産物が、現在の定義で無価値になるほどに「無限」に市場に供給される状態でないと無理ですかね。でも、PecuniaryなValueに疲れるとこのVoluntaryによる価値交換もホッとする場になるんですよね(これを、翻訳すれば、あれです、「お茶でものんでくかぃ~?」「あ、すんませんいただきます。」という価値交換ですね。)。

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Question:洋食屋の前で考え込んでしまいました。ランチはどちらにする?

Answer-left:「大きなえびがまるまる揚がってます、自家製タルタルソースとポテトサラダのジャンボエビフライAセット」の方は下の左にある「← どんっ!」バナーをクリック

Answer-right:「蟹の身がたっぷりつまった、濃厚ミルキーなクリームコロッケ、こちらも自家製タルタルソースとマカロニサラダのカニクリームコロッケBセット」の方は下の右にある「ぽちっとな →」バナーをクリック

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人民元で買えないものは無いのだ。がくっ。


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 今日のニュースを見ていましたら、中国の政府系ファンドである中国投資有限公司(CIC)についての話題が出ていました。ニュース自体は今年の運用状況についてのものでしたが、CICの運用資金は2000億ドルといわれています。
日本の年金資金運用基金もかなりの規模で運用していますが、これからの経済成長が見込める中国という意味からもCICのパワーは世界のマーケットを操作できるほどに存在感が増してくることは間違いありませんね。

さて、そのような抽象的なお話はおいておきまして、中国の投資活動といえば、面白い話がありました。
僕が存じ上げているA教授は中国の国家経済政策にもかかわるような重要人物なのですが、「すでに過去の」案件として、中国政府にウォルマート買収の話があったそうです。みなさんもご存知と思いますが、ウォルマートは世界最大の小売スーパーですよね。中国は近年資源関連の海外への資本投下(買収)を積極的におこなっていますが、小売はこれまでそれほど組織的(国家的)に動いた投資活動はありませんでした。もちろん、比較的小規模な中国政府から少し遠い位置での買収劇はいろいろとありましたが、CICやその他政府機関、政府から位置の近い企業の小売業への買収はそれほど多くの例はないでしょう。
もしウォルマートの買収を検討していたというのが、冗談でなかったとしたら、何か恐ろしい気分を感じませんか。中央政府の主導で自由に動かすことが出来る資金の規模で言えば、そう遠くない将来において中国はアメリカを抜くでしょう。それはGDP云々だけの話ではなく、それに加えて政治体制の機動性によるものという意味です。たとえば、伊勢丹や大丸が中国資本傘下に入ったら、結構多くの日本人の方に精神的ショックを与えることがあるかもしれません。スーパーならばまだしも、百貨店という「老舗」、「のれん」といった伝統的ブランドを大事にする小売業態において、それは日本人にとっての「商売スピリット」の原点といえるかもしれず、それが他国資本に奪われることは屈辱的と捕らえる方が多いのではないかと思います。

 もちろん、先の金融危機では、リーマンブラザーズと野村證券のお話もあるわけですが、それでもその業界は証券業界であり、おそらくは百貨店ほど直接的に消費者・カスタマーとして関わる国民数(金額規模ではなく)は多くはなかったでしょう。多くの消費者に関わるものであればあるほど、その国全体に対するインパクトは大きいでしょうね。また、コンビニが買収されてもそれも「老舗」のイメージという、伝統的感覚があるとすれば、百貨店のそれよりインパクトは少ないでしょう。
 消費者としての国民数ならびに、国の中で育ってきた伝統的性質といったものを兼ね備える百貨店業態、これが中国に買収されるときがきたら、どのような国民意識への変化をもたらすでしょうか。
 僕としては、経済的合理性を抜きにして、日本の百貨店が他国資本に買収されてほしくありませんが、それでもやはり、来るべきときが来たらと思うと、残念でなりませんね。

現行の日本の政情では、国策で守りきるのは期待できません。残念です。


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Question:君たちキウィ、そして?

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イラシャマセニーハオ パート4


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 OISHIやOishiという名前でわかりにくくなっていますが、ともかく、タイでの成功例ほど中国ではここまで事業的に成功した大企業としての日本食ブランドを展開する企業はまだみられません。ここで、ひとつ僕が注目している企業をご紹介しておきます。しゃぶしゃぶ屋さんです。
呷哺呷哺(XiabuXiabu:しゃぶしゃぶ:呷哺呷哺餐飲管理有限公司:非上場:http://www.xiabu.com/)は1998年に台湾資本により北京にて創業し、2009年には100店舗を超えるチェーン展開をしています。店内設計はちょうど日本の牛丼やや回転寿司のようにカウンター席になっており、ひとつひとつの席の前に小さい鍋がのります、そしてこの鍋でひとりしゃぶしゃぶを楽しむという、しゃぶしゃぶファーストフードともいえるようなスタイルです。価格設定もファーストフードの水準かなと思います。
会社のホームページ上では、このひとりしゃぶしゃぶスタイルは日本で流行っている云々が書かれていますが、これは「虚偽」ないしは「誇張」ですよね。このあたりは、模倣文化である市場ではよくあることですから、批判されるものではなく、そのような市場であると理解しておきましょう(もし、このような虚偽や誇張をしなくては、却って市場競争力が弱まるので、ひとつの個別企業としては合理的意思決定です。もちろん、市場全体としてその模倣の蔓延した状況が是正されなければ、長期的にイノベーションがおこりにくく他の「健全な」市場との競争において弱体であることはありますが、それはひとつの企業がコントロールできる話ではありません。)。
実際にはかなり日本食としてのしゃぶしゃぶとは異なり、現地のローカル料理である「火鍋」をベースにしているのですが、「日本的」という意義をこめて店舗展開し日本的であることでブランド価値をあげる意図がみられます。また、ブランドというものをかなり意識していて、他の中国資本の「火鍋」チェーン店と異なり、ロゴのデザイン、概観、内装等すべてのチェーンで統一感があります。
そのほかにも、台湾資本(ほとんどが個人創業です)のファーストフードチェーン店は、ほとんど同時期に中国大陸で創業しているのが興味深いですね。豆乳食品ファーストフードの永和大王(YongheDawan:ヨンフーダーワン:永和集団:快楽蜂集団の資本傘下:非上場:http://www.yonghe.com.cn/)は1995年上海で創業、現在は中国全土に154店舗を展開しています。ちなみに永和のオーナーシップを有する快楽蜂集団(Jollibee:未上場:http://www.jollibee.com.ph/)は、フィリピン資本で1975年創業らしいです。
真功夫(ZhenGongfu:ジェンゴンフ:KUNGFU Catering Management Co.LTD:非上場:http://www.zkungfu.com/)も1994年に創業し現在は300店舗をかかえる、ラーメン、中華蒸しパン等のファーストフード店です。

それぞれ成功しているところは、やはりこの数年でブランド管理がしっかりしてきているところと思います。まだ業界がおおきく編成されるほど、各個別企業の資本提携はみられませんが、いずれグループやアライアンス化、ないしはブランドはそのままに、経営合理化のため吸収合併などがおこなわれるようになるかもしれません。まだまだ呷哺呷哺も、永和大王も、真功夫も実際に店舗に足を運んでみれば、作業工程上非合理性の問題が多く見られますから、改善の余地がありますが、模倣文化と揶揄される中国大陸において、ブランド化に成功していることは、ひとつの面白い業界事例になるでしょう。すべてが中華圏マネーで動いているのも面白いかもしれませんね。

最後に、味についてですが、日本人からすれば、「うーーん」という程度です。これは、妥当なレベルであると思います。というのも、ハンバーガーのようなグローバルフードではなく、現地ソウルフードのファーストフードですから、外国人の僕にとってはそんなものなのだろうということは当然であるからです。たとえば、そうですね、日本のソウルフードはかなり少ないのですが、うどん、そば、おにぎり、ラーメン、カレーをソウルフードとするのであれば、山田うどん、CoCo壱番カレー、王将などなどが思い浮かびますね。日本人の平均味覚レベルは国際的に高いといわれるのが真実であるとするのであれば、これらに慣れ親しまない日本人以外の方が食べたら、ある程度はおいしいと思う方もいると思いますが、日本人が感じるそれよりもおいしいと感じる外国人は少ないでしょう(細かく考察したいですが、これくらいにしておきましょう)。



日本食の中国での流行をお伝えしようと思いましたが、結果的には、個人経営でなくより統一感のある企業実態にならない日本食屋は多いというお話になってしまいました。そして内容としては、「日本的」であるという、高級感、安心感などをブランドにとりいれた企業展開をお伝えするかたちになりました。
経済活動として、「外国人」が現地の方の感覚を体験できないものであるだけに、ローカルファーストフードの業界をチェックするのは面白いですね、特に中国のようなローカルであってもその人口規模だけで言えばローカルとは呼べない発展性をもっている国においては、ますます注目の対象となりますね。



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Question:僕の手元にいまあります。果たしてどちらを選ぶべきか。

Answer-left:「甘いのか!それともしょっぱいのか!いやいやその両方のハーモニーが病みつきの原因だ!ハッピーターンをさくさく!」の方は下の左にある「← どんっ!」バナーをクリック

Answer-right:「奇妙奇天烈なかたちが興味をそそる、この時期は湿気との戦いだす。でもチーズともろこしの相性はたまりません、カールのチーズ味をさっくさく!」の方は下の右にある「ぽちっとな →」バナーをクリック

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イラシャマセニーハオ パート3


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 前回書きましたように、「地域経済発展は異文化料理の当該地域への流入、需要喚起に対してマクロ的な追い風である。」ということが正しいとするのであれば、中国の日本料理に対する市場の興味は増加していることになりますね。これをマクロ的により詳しく見るには、たとえばこの研究センター(http://www.cmrn.com.cn/ztbg/c/200803/639009.html)において10万円近くで詳細なデータ分析が販売されています(とはいっても、こうした有料の統計情報も設立、倒産企業数が多くの市場が成熟した先進国のそれよりも相対的にかなり多く、すぐに陳腐化しますので、あまり有益とはいえませんが、大方の市場規模を把握するために使います。)。ネットでいろいろ検索もしましたが、データベースに突き当たりませんでした。ここでは、僕の「これから伸びるだろうな」という曖昧マクロ予測を正しいということにとどめておきましょう。



ミクロ的視点として、消費者として感じるのは、北京、上海だけでなく地方都市においても、日本料理店はきわめて多いです。最近増えているというようなレベルではなく、すでに、ひとつの料理ジャンルとして確立していると思います。もちろん、その中で日本人が経営しているところは、やはり大都市でも限られたお店になってきますが、それは中国特有の現象ではありませんね。しかしながら、飲食業は一般的に世界的超有名店であっても、非公開会社である場合が殆どですから、企業観察をする場合には、個人経営のお店ではなく、チェーン店(フランチャイズ等も含む広義として)としての業態、企業を観察することになります。たとえば日本で言えば、セブンアンドアイのデニーズや、すかいらーくグループ、餃子の王将などはファーストフード、コンビニとは異なった小売飲食業ですね。
中国において中国料理であっても、公開企業となっているレストラン業(非公開企業チェーン店のレベルのレストラン業は多く見られるようになってきました)そのものがあまりありませんから、日本食(それが全事業でなく全事業の中のひとつのブランドとしても)であり、公開企業であるレストラン業はいまのところありません。
タイにおいては、総合食品ブランドを展開するOISHI(http://www.oishigroup.com/)が日本食をメインブランドとして事業展開しています。OISHIは1999年に現CEOによって開業されたタイ資本の日本食レストランを起源にしています。

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現在のオーナシップは、90%弱をThai Beverage Public Company Limited(ThaiBev:証券コード:SGX:Y92:http://www.thaibev.com/)が保有しており、ThaiBevの65%弱をMr. Charoen Sirivadhanabhakdi一族が保有しているそうですから、上まで突き詰めていくと同族支配の構造が色濃いかもしれません。話がそれそうなので、OISHIに戻りますが、OISHIは売上高60億バーツ(200億円くらい)、税引き前利益6億バーツ(20億円くらい)です(かなり巨大企業と思いませんか?)。タイ資本で日本食をメインブランドとし、公開企業でありますので、海外における現地資本のでの日本食ブランドのまさに成功例といえるでしょう。ちなみに中国で海老せんべいを起源としてスナック菓子での展開をしているOishi(上好佳:http://www.oishi-tm.com/)とは異なるようです(ですよね??)。

(次回へ続く)


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Question:あのかたちにハートはくぎづけ!

Answer-left:「ビターチョココロネ、クリームコロネ、最近はアイスをいれた揚げコロネなんていうのもあるんだって!パンと中身を調整しながら食べるのは楽しくておいしい!」の方は下の左にある「← どんっ!」バナーをクリック

Answer-right:「朝食に食べるクロワッサン、最高でしょう!シンプルだけどお店によってぜんぜん違うその香り。サクッとかじって、コーヒーを飲めば朝の気分はばっちりだ」の方は下の右にある「ぽちっとな →」バナーをクリック

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