現在北京では、あらゆるところに武装警察が何らかの意図において哨戒中です(一応、巡察よりも一段階うえのような意味で、哨戒としておきましょう。)。歩道橋の上などに数人が立ち並び、街頭のいたるところでこの哨戒がみうけられますから、一般公民にとっては、それがどのような意図なのかはわからないながらも、十分な威嚇を意識できると思います。われわれ外国人居住者にとっても、なにか物々しい雰囲気が感じられますね。
また、多くの日本での報道でご存知の方も多いかと思いますが、この一ヶ月は、国慶節の建国60周年パレードにむけた模擬軍事演習がたびたび(毎回突然実施がアナウンスされます)おこなわれまして、そのたびに、公共交通機関が閉鎖されたり、道路が閉鎖されたりしたものです。
この中国建国60周年という節目に対しての、当局の「警戒」は相当の程度でありますから、僕がそれに関する意見をこのブログ等の通信手段で表明(好意的なものであるとしても)しますと、おそらく、何らかの規制が僕や僕の周辺にかかることになるでしょうし、それは、中国に居住する外国人として受け入れなければならない事実であると思います。
僕は、一般的にいろいろなところで、言論をしますが、やはり、ジャーナリストではないわけであり、中国やその他の国にいるときには、その国のルールに従うべきと思っています。こうした態度はあくまでも、「お邪魔させてもらっている身分」としては、しかるべき態度であって、それを度を越して、日本人だからといって日本国内にいるときと同じように「言論の自由」という権利を振りかざすべきではないと思います。もちろん、日本にいる間には、自由に意見を出してもいいとは思います(僕は、かなり多くの日本国民の中国に対しての一般意見よりも遥かに敵対的ではないタイプであるわけですが。)。
そのようなわけで、街の様子を見る限り、当局の姿勢は理解しましたので(かなりの警戒レベル)、せっかくの節目で、また面白い経済関係の話を最近ききましたので、こちらで書きたかったのですが、平穏に建国のイベントが終了してから、ゆっくりと書きたいと思います。
「間借り」をしている僕(外国人居住者)は、その家に住んでいる限り、家主に対して好意的、客観的なものであっても、意見の表明自体を控えるべきという意識を持たなければならいないでしょうね。
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