年末年始が近づき、二国間ならびに国内移動が激しく、ブログを更新できないでいました。
東京、北京間の旅客機において、羽田便が就航してから二ヶ月弱が経ちますね。僕はこれまで、成田空港のショッピング施設が好きだったこともあり、成田便を利用していたのですが、チケット手配の都合上、今回はじめて羽田便を利用することになりました。
なにしろ、あの羽田空港の国際線ターミナルの小ささに驚きはあるのですが、それよりも、「海外に開かれた」感じがしないのがとても印象的でした。地方の国内線専用空港の雰囲気がただよっており、国際線ターミナルとしては世界でも不思議なほど日本的なものですね。
この雰囲気というのはなんともいえないのですが、ここでの「ドメスティク雰囲気」というのはネガティブな意味として僕はつかっていますし、洗練されたものでないことは確かです。70年代のハトバスのガイドさんのような、制服がちらほらみられたということもありますし、建物それ自体が、粗野な鉄筋コンクリートづくり、日本語や英語のフォントも古いものが使用されており、看板などの商業的表示物もデザインセンスが何か一昔前のものであるような気がします。
クリームチーズとオリーブとワインが成田空港だとしたら、枝豆と大ジョッキの生ビールが羽田空港です。
MP3が成田空港だとしたら、カセットテープが羽田空港です。
ウォレットが成田空港だとしたら、がまぐちが羽田空港です。
ペスカトーレが成田空港だとしたら、ナポリタンが羽田空港です。
好みはあるにせよ、その選択肢の幅を除けば、ともに同じような「もの」なのですが、すべてが、「ふるくさい」という感じでしょうか。とりわけ、羽田空港の第1ターミナルと第2ターミナルがひらけているので、それと比較しても、その「ドメスティック雰囲気」ははるかに高いと思います。
もし、羽田からの国際線が増便されれば、ターミナルは改築されるのだと思いますが、ぜひそのまえに、いまのうちに、「昭和」から飛び立つ、「1ドル360円な」海外旅行の旅立ちを感じてみるのも、羽田のたのしみなのかもしれませんね??
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