2012-07-31 01:08:09
今宵はボンドガールとお勉強
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ネットを徘徊していると、最近大前研一さんらのグループが仕掛けている「ボンド大学MBA~仕事をやめずに海外正式MBA取得!」のネット広告をものすごーーいよく目にします。
http://www.bbt757.com/bond/


ところで、MBAそのものは資格ではなく学位なので、とったからといって何の価値もないといえば無いわけですが、MBAそのものは取得者がグローバルな人材市場で活躍してきた歴史的な経緯から、「学位のビジネス資格化」に成功した最たる例だと思います。

 とはいえ、ガラパゴス(最近きかなくなってきましたねこの言葉、ちょっと陳腐化してきた流行語なので、数年経つとまた味わいのある言葉になっていそうです。)な日本ですから、「やれMBAなんぞとっててもしゃーない」とか「MBAのコスパは悪すぎ」とか、いろいろとアンチの意見もきかれます。この日本での批判の要因たるや単純なもので、
1つは、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の栄光が忘れられない世代がまだ経営陣にいること(つまり、日本は日本独自の経営方式で世界で買ってきたのだから世界に迎合する必要はないし、日本のやり方が日本国内では、唯一正しい価値だと信じているなどなどの世代)、
2つは、国内景気が悪くなればなるほど、世界で流行っている事柄に対して、より意固地にナショナリズムを見出したくなる日本全体的な雰囲気の醸成があること。
3つは、MBA(世界のトップスクールであっても)そのものの実際なる学識的な重要性は矮小化されていて、それよりもむしろMBAの価値というのは、MBA入学で構築される学生ネットワーク、MBA卒業生ネットワーク、卒業後のキャピタル(VCやPEFなど)へのアクセスが用意になること、当該MBAの学校の所在する地域のビジネス慣習や文化に親しくなるダブルカルチャーの人間となること(言語習得も含め)、などなどが本当は重要なわけですが、「MBAは学位(≒資格)なんだろうが、そんな知識ものは役に立たない」と思っている日本の経営陣が多いわけです。そうじゃなくて、MBAの価値は「知識」じゃなくて、それ以外の「アナログ的なノウハウやネットワーク」の方が重要ということこが認識されてないようです。

こうした、いくつかの理由で、日本ではMBAっていうのは、敬遠「されてきた」わけですが、英語公用語化の流れによって、言語障壁のなくなった経営人材市場はグローバル化しますから、ここもまた、「外圧」によってじんわりと、MBAの有効性は高まってくるのでしょうね。



・・・とここまでMBAを持ち上げてはいますが、MBAの学生さんたちに教える機会やディスカッションをする立場の僕自身がいくつかの点で、「MBA学位の真の問題点」は理解していますが。まぁ、それはそれで、日本固有のMBAに対する問題点ではなくて、恒常的かつ一般的なMBAという制度への僕のアカデミックな問題意識でありますから、とくに今回語りたいことではありません。・・・



 さてさて、話を元に戻しまして、そんなわけで、日本国内でもMBAのブームはこないまでも、じんわりと価値は高まってくることはあると思います。その中で、最終的に日本国内でのMBAの価値が定着するまでの重要なプロセスは、「1,MBA取得者が日本国内で増えること(=ネットワーク効果)」「2,MBA取得者発祥のビジネスモデルが日本国内でも成功すること(雇用者であっても被雇用者であっても)(=バンドワゴン効果)」「3、国内MBAの認定機関が適度な市場競争状態にあり、適正であること(レジティメーション効果)」があげられると僕はざっくりと考えます。

 これを前提にすると、今回の大前グループでの「ボンド大学MBA?」なる学位は、「1」に対してプラスの貢献をするとは思いますが、「3」に対してどれだけ大前グループさんが真摯な態度かちょっと僕は疑問に思いました。

↓ボン大MBA
http://www.bond.edu.au/MBA
※ボン大はEQUISやAACSBなどのMBA国際認証(MBAの発行主体に対する国際的な認証)は申請中だが、まだ取得していない模様。


 広告の中で、「海外正式MBA」とうたわれていますが、「海外」のほうが「上」というイメージを流布しているようでもありますし(決して舶来モノの資格が上ということはない)、「正式」と表現しているあたりが、なんだか、うーむ・・・とつっこみたくなりますねぇ。MBAの世界のどまんなかにいる僕にとっては、「あらが目立つ」ということではありますが、大前グループがこれから、「とりあえずは、例えクオリティーがどのようなものであっても、日本国内にMBAホルダーを量産する」ということを達成してくれれば、それはそれで、前述のネットワーク効果というものは生まれますので、日本の産業発展のひとつの糧にはなるとおもいます。



 なんだか、否定しているんだか、肯定しているんだかわからない文章になってしまいましたが、総括すれば、「大前さん頑張ってください!」という感じなのであります。



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2012-07-01 18:19:56
永田町にカゼが吹くと、フェイスブック屋が儲かる。
2012_03_26_11_39_18.jpg

 国会が慌ただしいですねぇ。これは国会議員だけでなく政策スタッフですら政策(法案)を精査しているどころではないような状況になってくるかもしれませんね。その一方で、既成政党の落選中候補者・支部長(候補者)ならびに新党の候補者は次期衆院選のための準備に夢中で、政治家個人としての政策づくり(政党の政策コピーではなく)をしている声は聞かず、ただただ選挙準備のみをしている様子が、フェイスブックやらツイッターやらSNSで賑やかです。

 最近、こうしたSNSはどうも候補者自らの意思ではなくて、「組織的に」選挙対策のためのツールとして使われているようであります。
「○○の駅で政治改革を訴えました!」
「雨の中みなさんに声をおかけいただき元気いっぱいです!」
「支援者の方からの差し入れで○○をいただきました、この気持を国政に伝えます!」
・・・とのこと。非常にわかりやすくツール化させていますね。自民党・みんなの党さんは、とくにこの程度が顕著で、SNSでバーチャル事前選挙活動をすることが「党是」であるようです。

 

 ちなみに、有権者がどのように考えるかはともかく、この事態について僕は以下のように思います。
「SNSでの活動は、政治家としての本来あるべき政治の本質ではなく、有権者にバーチャルな親近感を抱かせるマーケティングとして、部分的に活用している広報活動であり、本質的な候補者としての選択評価基準ではない」という認識をもって当該候補者が活用しているのであれば良いと思いますが、
「SNSの活用が不得手な候補者・政党よりも、先進的に当該SNS広報の技術を導入し、より効率良く集票出来るのであるから活用している(≒SNSそのものの活動を有権者にとっての選択評価基準にさせようという候補者の意図がある。)」という認識をもたれている候補者が多いような気がします。僕はこの状況にハラハラしてなりません。(一部、民主主義を愚弄しているような気すらもあり、腹立たしくもあります。)

 SNS上で上述の前者も後者も表面上は差異なく、同じように「選挙活動」(法令上グレーゾーン?)しているようにうつるわけですが、候補者本人が果たしてこれを前者なのか、後者なのかどのように考えているかは、判断できませんね。(また、第三の可能性として、「本当になんにも公人としての立場を考えず、ただ単に個人的な表現をしている」という、愚者仮説もあるわけですが・・・。)


 うーむ、これは民主主義に複雑な要素が入ってきたなぁ、と思いますねぇ。より巧みに悪意をもって、政治家が大衆を誘導できてしまう可能性があるような感じです。
 もちろん、大衆煽動がマスコミの独占状態であった時代も、こうした問題が民主主義に存在したわけですが(マスコミが独立的であろうとも、政権寄りであろうとも)、今2010年代は、第四の権力たるメディアが大手マスコミにもコントロールされずに、「立法」(政党)の側が直接支配できるようになってきた黎明期であると仮定すると権力バランスの不確実性が高く、ちょっと恐ろしくもあります。まだまだ、マスコミが強いのでSNS問題は矮小化されていますが、今後相対的にSNSの影響力が増し、第四の権力(メディア権力)の中でマスコミよりも強い権力掌握をSNSが達成したときに備えて、いまSNS「野放し」の状態について、これを徹底的に政策議論に持ち込んだほうが良いと思うのは僕だけでしょうか。

 これは、議論を踏み込めば、現行制度下においては、個人の自由な発言を尊重しつつポピュリズムを抑制する、即ち、アクセルとブレーキのバランスになるはずなので(これまでも同じ問題ではあったが、マスメディアという少数プレーヤー企業集合体に対する自由度の見極めでよかったので変数が単純だった。低速・弱ブレーキバランスから、高速・強ブレーキバランスへ。より難しい運転スキルが必要)、例えば、解決案のひとつはアクセルとブレーキの性能を上げる(SNS活用する政治家・行政・司法に対するNPO・SE等のオブザーバー・チェック機関の振興と、義務教育時における政治参画意識訓練など)ことでしょうし、アクセルとブレーキをコンピューター部分制御にする(いわゆる、エヴァのマギシステム的のようにSFで語られるサイバーハイブリッド民主主義のようなもの。有権者が判断を委ねられる客観的知性体)も本気で考えてもよいかもしれませんし、走行失敗の時にどこに万が一の時のためのABSやらエアバッグをおいておくか(体制側の武器として、中国のグレートファイアウォールのような情報戒厳令の準備、発動するかしないかは別問題。民衆側の武器として、ウィキリークス的集団やハッカーの育成)という政治論議が必要なんじゃないでしょうかねぇ。


 っと、なんだか政策アイディアをいろいろ書きたくなってしまいましたが。まぁ、現在のこの政局(消費税問題、民主党政権嘘つき問題などなど)はこうした権力バランスの長期的ダイナミズムたる議論に比べて陳腐なものでありまして、僕もこの現在の政治的競争(?)のなかで活動しなければならないひとりの政治活動家の身としては、有権者のみなさんに政策を訴える機会がとても少ないのは、どうにかならないかなと毎日解決策を考えるところです。そして、これは制度的問題であると同時に、自分の努力不足ともいえると思っています。

僕も日本で街頭での挨拶をゲリラ的にすることもありますが、SNS上で、
「雨の中みなさんに声をおかけいただき元気いっぱいです!」
「暑いなか、汗だくでしたが、みなさんの笑顔に癒され、頑張ります!!」
「子供にツケを残さない!」
「政治を有権者のみなさんの手に戻しましょう!」
と毎日つぶやこうかと思っています(笑)

 『笑顔いっぱいで!元気にみなさんのためにガンバリマス!!!』ww


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2012-06-12 13:00:43
たべる、でる、のむ。(Taber del Nomme)
1CoffeeKopiLuwak.jpg

 今日は人生で初の「うんこ珈琲」(不快な名称で申し訳ありません!)を飲むことができました。

 これまで、その存在は知っていたものの、味も最高ながら・・・価格も世界最高と呼ばれるだけあって予算的に手を伸ばすことができずにいたのですが、遂に100グラムだけ手に入れまして味わうことができました!研究レポートの執筆が一段落したので自分へのご褒美です!(というよりも、ご褒美を目の前にぶら下げられないと走れない、馬人参タイプとも言います^^;)

 この「うんこ珈琲」というのは、フィリピン産のコーヒーで正式名称はAlamid coffee(アラミド・コーヒー)というそうです。何がその「うんこ珈琲」の「うんこ」たる所以かともうしますと、コーヒーの木の果実をジャコウネコが食すると、果肉の部分は栄養になりますが種子(種)の部分が消化されずにそのまま排泄される(うんこの一部として)ことであります。コーヒーという植物から直接コーヒー豆を採取するのではなくて、ジャコウネコの体の中を経由して、うんこの中に埋もれているコーヒー豆を採取するということになりますね。だから「うんこ珈琲」なのです。決して、うんこからつくられたコーヒーではなくて、ジャコウネコの排泄物経由で採取したコーヒー豆、ということです。
 「うんこ珈琲」の中でも特に最高とされるフィリピン以外の例えばマレーシア産のものは、もう少し価格帯が低く一般名称でKopi Luwak(コピ・ルアック)とよばれます。こちらのほうが日本で手に入る「うんこ珈琲」としては一般的なようです。

kopi_luwak.jpg
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↑洗浄する前のジャコウネコ排泄物中のコーヒー豆(ちょっと見た目が、汚いかな^^;

 どうしてこの「うんこ珈琲」が美味しいかということの解明は完全にはなされてないようですが、主に2点から説明されているようです。1点目は、ジャコウネコが生物的本能で美味しいコーヒーの果実しか口にしない(らしい)こと、です。2点目は、ジャコウネコのがコーヒーの果実を消化する際に酵素の働きや腸内発酵によって独特の旨みが加わる(らしい)こと、です。
 実際の所、僕は科学的な「美味しさ」の証明をみたことはないのですが、需要サイドからの価値証明は多少ありそうです。つまり、価格が高い(100グラムあたり日本国内でも4000円以上)ということですね。レアなだけではなくて、美味しくなければこれだけの価格がつかないという市場原理が少なくとも働いていると考えれば、多くのコーヒー専門家の価値判断を経ているということができましょう。とはいえ、生産量が極めて少ないので、この供給量の少なさだけでこの価格になっているということもありえますが、美味しさへの悪い評価はみませんので、「マズイけどレア」だから高価格ということではないはずです。
 よって、僕としては、価格データと生産量データからだけいえることは、このプレミアム価格の殆どの部分は生産量の少なさに依拠していると思います、美味しさによるプレムアム価格増加もあるといえますが、コストパフォーマンスは理論的には低めの商品といえるでしょう。


 ・・・と、このように僕は考えていたので、今日まで飲んではみたいものの手を出さずにいたわけですが、いつか試飲の機会をつくってみようと、コーヒー・紅茶が両方好きな僕は思っていました。
 今回飲んだ僕の味の感想はといえば・・・・、シルキーでマイルド、といった印象が強いです。酸味を殆ど感じないので、ふわっとした感じです。鼻にぬけるアロマの余韻も良いですね。紅茶でいえば高級キームン紅茶のようなイメージでした。ただし、僕のコーヒー評価能力レベルは低いので、細かい分析ができないのが残念です。もっとコーヒーの評価基準を知識的にも増加し、感覚的にも研ぎ澄まして勉強してからチャレンジしてみたいと思いました。
 今日は軟らかめの水でいれてみましたが、すこし硬度の違う水だとどうなるのかなとも思いましたし、また僕の淹れ方がお粗末なので、これも本格的なサイフォン式などで淹れたらどうなのかな、など興味がつきません!

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↑コーヒーカップとソーサーは萩焼のものにしました。全体的に温かい土の感じですが、ブルーのスッキリした印象が夏向きです


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2012-05-25 11:54:26
株式取引システムへの着色
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 Facebookが上場したものの、早速に投資家への情報隠蔽があったというようなことで訴訟沙汰になっているようですね。
 多少語弊があるものの、株式市場なんてものはそもそも情報の非対称によって(少なくとも短期的には)経済上の損得が発生するわけでありますから、この手の案件はグレー範囲内における、黒とグレーの間の線引きが難しいですねぇ。言ってしまえばモルガン・スタンレー等の証券会社は、最初から関連する法律スレスレで情報操作をしたい動機があるわけですし・・・。犯罪で言えば動機はあるのはミエミエで、あとは違法ではなく脱法にもっていけるか、アリバイがうまくつくれるか、というところに躍起になっているのは明白な事実でありましょう。(上場企業の企業価値を公正に判断するという本来の目的の仕事よりも、情報コントロールに眼の色を変えていますね)

 これらは「一応」資本主義・金融先進国のアメリカの実情でありますが(少なくとも歴史的には金融の酸いも甘いも噛み分けている社会経験の蓄積があるでしょう)、ところかわって、中国の株式市場の現況と言ったら、いわずもがな・・・酷い状況であろうことが容易に想像されます。実際に、僕でさえ研究調査をしていくうちに偶然にも「もはや事件?」のような情報処理(あえて、情報操作とは言わないでおきましょう)を知ってしまっているのですが、まぁ、確実な犯罪というほどでもないですし、あと数年以上は誰にも口外しないほうが良かろうと思っています。
 中国の場合、程度の大小はあれども、上場する当該会社と証券会社だけでなく、準公的機関の証券取引所、上場承認審査するいくつかの公的機関が、「何らかの圧力(レッドカラーの・・・)」がかかりやすいわけです。逆に言えば、「何らかの圧力」をかける方法を知っている上場準備会社と証券会社にとっては、他国での上場よりもやりやすいともいえるでしょう。これらについては、日本の多くの方も、なんとなーく、イメージができるようなことかもしれません。

 そして、面白いのがその上場後の結果です。今回Facebook関連や、また日本でも度々はっせいする株式取引上の不祥事が問題となりますが、中国では「暗黙の不祥事の了解ルール」があることも独特かもしれません。株式取引にマネーゲームとして参加する投資家がそもそも、不祥事があることを前提に動いているということがあり、グレーな上場実態について「訴訟」への動機がそもそも低いというのが特徴的です。さらに、上述のように、このグレーな上場については、「何らかの圧力」側の影響がはたらいているわけで、これに「タテツクこと」は、「オカミへの反逆」でもありますから、そもそも、司法の場であろうと勝ち目はないということが、暗黙知として知れ渡っているということが面白いですね。権力者が水面下で利益をあげているのはわかっていて、一般市民・投資家はその剰余的マネーゲームで楽しめばいいや、とそもそも思っている。


 資本主義の申し子ともいえる株式市場社会システムすら、「紅色化」してしまう中国の「共産体制」と「原則と解釈の分離主義」。もともとは仮想敵国だった資本主義のシステムを吸収(法律的かつまた国民活用感覚的にも)してしまう様子は、凄まじいものがありますね(^_^;)



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(本文とは関係なく、ネットで拾った美容整形機関の広告、確か台湾の機関だったかな。親が整形しても遺伝子はかわらない、という主旨。表現力の強い広告ですね。提起されるは倫理的な問題。それでもやはり、経済的な高所得者が現代においては美容整形さらには将来的には出産前遺伝子操作をさらにすすめていくのだろうと思います。そして、経済的高額所得者が遺伝的優位性(少なくとも何らかの側面で)を確立していき、同時に社会では時間・世代・相続的自由問題への社会規制の議論になっていくんでしょうね。)


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2012-05-09 15:54:06
レイフォン雷峰に学ぺっ

 いまや中国のどの都市にいっても「雷峰:レイフォン」をテーマにしたスローガンが所狭しと並んでいます、地域公共活動(?)のようなかたちで、「レイフォンに学ぼう!」イベントやら、レイフォンの映画まで登場したりと・・・。中国大陸では、すごいレイフォンブームです。民主的な選挙をやったら(笑)レイフォンが圧勝でしょう。(^_^;)

 ・・・っで、レイフォンとは何ぞや? というのが日本人一般感覚としてはほとんどだとおもいます。レイフォンというのは、毛沢東・中国共産党勃興期の青年「戦闘員」でした、そして若くしてなくなった、「革命戦士」というものですね。しかも22歳の若さでなくなっていて(下手に長生きして政治的闘争に関わっていないので)、中国共産党としては最も偶像化しやすい対象であると言えます。
 レイフォンは、貧しい農村の出身で、中国共産党の精神を体現し、自らの命も顧みずに革命にすべてを注いだ、というキーワードとともに、中国公民の社会貢献的「精神教育」に使うにはもっとも適した題材といえるわけです。
さて、そのレイフォンが独特のアイコンとともに、中国版チェ・ゲバラ化しています。

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 つまるところ、次期国家主席就任前に、大々的な中共の「精神教育」イベント、それがレイフォン万歳なわけです。そして、これが各地の共産党組織によって組織的に啓蒙活動が緻密におこなわれているんですね。
 僕がかかわっているコンテンツ産業の研究で、ここに接点がありました。これから映画からアニメからレイフォンに関するいろいろなものがつくられるのですが、この中のアニメというものでレイフォンのキャラクター化というものが次第にでてきました。近代の歴史を振り返れば毛沢東しかり、カストロ議長然り、スターリン然り、キャラクター化による「宣伝活動」というのは「赤い国々」で常套手段でありますが、今回は彼らのような「力強き」トップのアイコンじゃなくて、サポートした「貢献精神」のアイコン化です。
 
 共産主義的なものから商業主義的なマルチなコンバージョン(価値変換)をして、言い換えれば、キャラクターマーチャンダイジング的には、主役のアイコン化が浸透したので(毛沢東・アンパンマン)、派生サブキャラ(レイフォン・カレーパンマン・しょくぱんまん)を市場投入していこうか、というようなものですね。
 ある意味わかりやすい流れであります。


 それで、僕に関わりが出たのが、このレイフォン万歳の流れがコンテンツ産業に近いものになってきたわけです。そもそも旧来的な赤い国のプロパガンダ方式がコンテンツ産業との接点が多いものですから(商業的にマーケティングと呼ばれるもの)、より「可愛く」「キュートに」そしてオリジナルの精神教育性を保持しながらレイフォンが今各所で飛び立とうとしています。営利ビジネスとしてはコンテンツ産業において中国は、かなり未成熟なものでありますが、ひとたび国策として精神・政治・思想教育に使えるとなりまして、政府は一気にコンテンツ産業を伸ばし、このレイフォンをテコに盛り上げようとするようになりました。
 はてさて、いままさに、中国の街の中でいたるところにレイフォンスローガン、右を見れば「レイフォン精神を学ぼう!」、左を見れば「レイフォンのように勤勉になろう!」そして、これから映画・アニメ・キャラクターがガツンガツンと市場投入されていきます。 コンテンツ産業の技術の低い中国が、本気で盛り上げようとしてきていますので、ぜひ日本の業界関係者の方々、中国で「共産的商業主義」を僕と楽しんで見ませんか?
なーんて(^^ゞ


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