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中川コージの業界トレンド観察::たべる、でる、のむ。(Taber del Nomme)

たべる、でる、のむ。(Taber del Nomme)

1CoffeeKopiLuwak.jpg

 今日は人生で初の「うんこ珈琲」(不快な名称で申し訳ありません!)を飲むことができました。

 これまで、その存在は知っていたものの、味も最高ながら・・・価格も世界最高と呼ばれるだけあって予算的に手を伸ばすことができずにいたのですが、遂に100グラムだけ手に入れまして味わうことができました!研究レポートの執筆が一段落したので自分へのご褒美です!(というよりも、ご褒美を目の前にぶら下げられないと走れない、馬人参タイプとも言います^^;)

 この「うんこ珈琲」というのは、フィリピン産のコーヒーで正式名称はAlamid coffee(アラミド・コーヒー)というそうです。何がその「うんこ珈琲」の「うんこ」たる所以かともうしますと、コーヒーの木の果実をジャコウネコが食すると、果肉の部分は栄養になりますが種子(種)の部分が消化されずにそのまま排泄される(うんこの一部として)ことであります。コーヒーという植物から直接コーヒー豆を採取するのではなくて、ジャコウネコの体の中を経由して、うんこの中に埋もれているコーヒー豆を採取するということになりますね。だから「うんこ珈琲」なのです。決して、うんこからつくられたコーヒーではなくて、ジャコウネコの排泄物経由で採取したコーヒー豆、ということです。
 「うんこ珈琲」の中でも特に最高とされるフィリピン以外の例えばマレーシア産のものは、もう少し価格帯が低く一般名称でKopi Luwak(コピ・ルアック)とよばれます。こちらのほうが日本で手に入る「うんこ珈琲」としては一般的なようです。

kopi_luwak.jpg
kopi-luwak-civet-poop.jpg
↑洗浄する前のジャコウネコ排泄物中のコーヒー豆(ちょっと見た目が、汚いかな^^;

 どうしてこの「うんこ珈琲」が美味しいかということの解明は完全にはなされてないようですが、主に2点から説明されているようです。1点目は、ジャコウネコが生物的本能で美味しいコーヒーの果実しか口にしない(らしい)こと、です。2点目は、ジャコウネコのがコーヒーの果実を消化する際に酵素の働きや腸内発酵によって独特の旨みが加わる(らしい)こと、です。
 実際の所、僕は科学的な「美味しさ」の証明をみたことはないのですが、需要サイドからの価値証明は多少ありそうです。つまり、価格が高い(100グラムあたり日本国内でも4000円以上)ということですね。レアなだけではなくて、美味しくなければこれだけの価格がつかないという市場原理が少なくとも働いていると考えれば、多くのコーヒー専門家の価値判断を経ているということができましょう。とはいえ、生産量が極めて少ないので、この供給量の少なさだけでこの価格になっているということもありえますが、美味しさへの悪い評価はみませんので、「マズイけどレア」だから高価格ということではないはずです。
 よって、僕としては、価格データと生産量データからだけいえることは、このプレミアム価格の殆どの部分は生産量の少なさに依拠していると思います、美味しさによるプレムアム価格増加もあるといえますが、コストパフォーマンスは理論的には低めの商品といえるでしょう。


 ・・・と、このように僕は考えていたので、今日まで飲んではみたいものの手を出さずにいたわけですが、いつか試飲の機会をつくってみようと、コーヒー・紅茶が両方好きな僕は思っていました。
 今回飲んだ僕の味の感想はといえば・・・・、シルキーでマイルド、といった印象が強いです。酸味を殆ど感じないので、ふわっとした感じです。鼻にぬけるアロマの余韻も良いですね。紅茶でいえば高級キームン紅茶のようなイメージでした。ただし、僕のコーヒー評価能力レベルは低いので、細かい分析ができないのが残念です。もっとコーヒーの評価基準を知識的にも増加し、感覚的にも研ぎ澄まして勉強してからチャレンジしてみたいと思いました。
 今日は軟らかめの水でいれてみましたが、すこし硬度の違う水だとどうなるのかなとも思いましたし、また僕の淹れ方がお粗末なので、これも本格的なサイフォン式などで淹れたらどうなのかな、など興味がつきません!

2012_06_12_09_37_13.jpg
↑コーヒーカップとソーサーは萩焼のものにしました。全体的に温かい土の感じですが、ブルーのスッキリした印象が夏向きです


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