ヨキかなぁ~~(大笑!

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 中国から日本の友人に購入するお土産(または一般的なプレゼント)には相当悩みます。

中国独特のブランドモノは以前にも話しましたように、中国のR&Dへの怠慢と歴史的浅さにより確立されていませんから日本人に対して吸引力・魅力を持ちません。安かろう悪かろう、高かろう悪かろう、です。



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(はい、明確に現在の中国批判です。でも、それは模倣第一主義と、R&Dに投資しない傾向の企業戦略が世界のそれの平均よりも突出しているから問題なのであって、統計データ的に正しいわけです。これは中国の中で世界に向けて努力をしている企業のイメージすら毀損しています。時がたてば、中国国内市場でさえこの状況はかわるでしょう。
それは、現在においてもすで中国政治統治機構のトップ達は、この状況の改善に向けて政策をだしていますし、中国内の消費者がネット経由の情報から購買センスが高くなってくるでしょうし、企業内ではMBA組が海外から帰ってきて企業経営におけるマーケティング志向、R&Dの重要性などを経営陣に説得するようになるでしょうから。
政治政策、消費者(市場)、経営体質がすべてが世界基準になるように変化してきています。

また、そうした問題が解決されて、中国企業の力がついたときに日本の国民のコンセンサスが相変わらずの中国否定的批判一色であれば、それは日本のマクロ的問題です。今は、中国企業がまだ本当に力ないので、批判してもいいでしょう。ただ、中国企業の変化にすら気づかないようでは、日本の経済的リベラルな客観性は「終了」です。これは明確に僕の日本批判ですし、この日本の中国に対する認識は変えなければと焦りすら感じます。僕も情報を持つオピニオンリーダーとしては、日本人の認識をかえることに努力しなければと思っています。、、、と話が大きく脱線しましたね、下記、元にもどって話しをつづけます。)
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では、中国お家芸のお茶そして簡単土産の代名詞でお菓子は、というと近年の「安全性」の問題から、買い控えざるを得ません。

 そこで、選択肢にあがるもの(消去法的にですが)が、漢方薬です。有象無象の怪しげな漢方薬品店があるなかで、一応の安心感を与えてくれるのが、みなさんもご存知かもしれませんが、「北京同仁堂」ブランドです。
中国に旅行されると、全国各地に支店があり、看板もよく目にするかもしれません。
これは、政府関連機関が業界によらず横断的に選定した「老字号:Laozihao」(=中国内老舗ブランド、確か100選だったかな)にも該当していて、そこそこの安心感はあります(みなさん、ありますか??選ぶほうがねー、とか、癒着が、とか、賄賂あったんじゃないのとか、まそのあたりの話は横において、同一業界内相対的にという意味で。)。

 当然ながらこれだけ全国展開していることからもわかるように、古風なお店の外観とはまったく逆で、上海市場、香港市場の両市場で上場しているファイナンス大好き企業なんですね。同仁堂(Tongrentan:証券番号sh600085:http://www.tongrentang.com/)、同仁堂科技(Tongrentankeji:証券番号hk08069:http://www.tongrentangkj.com/)。(ちなみに、今日現在のさきほどの市場をみてみましたが、同仁堂はPBR5.64、PER0.15で、だいぶPERも低いですね~。これは中国株式市場全体の状況ですが。ついでに、僕がちょっと気になっているところでは、吉林敷東:sh000623:PBR9.15:PER0.56、上実医薬:sh600607:PBR6.26:PER1.08)
少し同仁堂グループのオーナーシップ構造が分かりにくかったので、調べると下図の様な構造でした。


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一番トップのホールディング会社(中国北京同仁堂(集団)有限責任公司)が非公開の会社で、その下に、同仁堂、さらにその下に同仁堂科技がきて、その下に、多くの事業会社が分社化されていますね。パっと見、すごい構造と思いませんか???一番上が上場会社でないのはともかくとして、その下に上場会社を2つはさんで、事業会社はこまかくわけて法人化しているわけですよね、さらに、その株式保有割合が「やり過ぎ」です。100%子会社は1社のみ(49+51でグループ全体として)で、ほとんどが、50~60%の所有割合ですよね。何がしたいのでしょうか、、、ファイナンス的メリット以外に、各事業会社、各地域会社ごとに、経営陣にシェアホルドさせてモチベーション管理と背任防止管理をおこなっているとも考えられます。
株式市場からキャッシュを得ることが法人化の主目的かのような中国的怪しさと、アメリカ的なファイナンスとモチベーション管理の卓越性があいまって、少なくとも僕には、真の意図がわからない構造です。

 もうひとつ、定性的情報がありまして、名前は伏せますが僕が間接的にある教授からきいたのですが、同仁堂総裁の話では、全国各地の経営は非常に難しく、まったくうまくいかない、現地化がうまくいかない、ということでした。(実際にはもっとディープな話をききました。)
 んー、どうなんでしょうか、やはり地方が諸侯化してしまうのでしょうかね。この諸侯化の話は、中国の経営学でよーく話題にされるので、また別の機会に詳しく書きますが、下手に巨大になった同仁堂はこの問題でだいぶダメージをくらっているようですね。

 実際に販売されているものについては、これまた、外国人の僕には「よくわかりません!」トップの画像にもってきましたが、まるで、千と千尋にでてくるクサダンゴそのものです!!これは実際に健康食品としてきくのかもしれませんが、どうも、コンサバティブな方にお土産にはできませんね。関口なんとか氏の中国鉄道の旅で、彼がお腹こわしたときに、食べていた「何か」に似ています。おいしいのかな??あとは、女性の外見をよくするクスリとか、男性機能を強化するクスリとか、そんなものもたくさん売っています。

 とはいえ、製造から卸、販売まで一貫して自社でもっているので、中国医薬、漢方としては、本当に「相対的に」安心できることは間違いないブランドです。僕も今度なにかしらをチャレンジしてみようとおもいます。とくに健康食品系でおもしろいものがあったら、自分で実験してみるのもいいかなぁと思っています。というか、カオナシを回復させたあのクサダンゴはちょっと気になるものがあります。クスリでなく健康食品として「○○解毒丸」でなく「千と千尋のクサダンゴ」パッケージは、ちょっと手を伸ばすかもしれないです。

 中国で何を買ったらいいか迷っていることがあれば、みなさん同仁堂にちょっと足をのばしてみませんか?いい意味での怪しさ=西洋医学ではない効能をもっているかも、、が楽しませてくれると思います。そんな外国人のハートもキャッチ(=上流下流もすべて自社でもっているリーディングカンパニーとして、独創的製品開発、R&D、外国市場へのマーケティングも怠らない企業姿勢に変化)できるような同仁堂に変質したら、少林寺拳法・カンフーが国際的ブランド化に成功したように、この企業何かすごくカッコイイ中国カルチャーの1つに化けるような気がしませんか??

変身!!
ぼわぁぁ~~~ん!!!
ポンッ!!ころころころ。(何かでた!)



追伸:今回からマーケティング的戦術をちょっと考えまして、ランキングクリックに組み込んでみることにしました。はてさて、シカケは、うまく働くでしょうか。僕はマーケティングの専門家でないので、ベストではないと思いますが、ブログ閲覧のみなさんが「気持ちよく」クリックできればいいですね。

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