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中川コージの業界トレンド観察::アメリカ人のイギリス風食事を日本人向けにアレンジしてみたら廃れた

アメリカ人のイギリス風食事を日本人向けにアレンジしてみたら廃れた

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ケンタッキーフライドチキン、そうカーネルサンダースおじさんの赤いお店。マックと並んでファーストフードの世界的王者といってもいいでしょう。KFC。
僕の小さいころのイメージは、あの「曲」です。フォスター作曲の「懐かしきケンタッキーの我が家」というものであります。って、1990年生まれ以降のみなさんにはピンとこないかもしれないですが、以前はこのフォスターの曲がテレビCMでガンガン流れていた記憶が強いです。さらに、マックのドナルドピエロのどうも、日本人には馴染めない「クレイジーさ(笑)」な雰囲気(おっと失礼!)に比べて、やさしそうな白ひげに優雅な城スーツ、ステッキ姿のカーネルサンダースおじさんというブランディングも相まって、なにか安心感のある雰囲気をただよわせていました。

ぼくはそんな当時数十年前のケンタッキーフライドチキンの雰囲気が好きだったのですが、KFCと名前を変えるようになったころでしょうか。時期的には、日本のファーストフードに対するイメージも「非日常的なちょっと高級アメリカ食」から「手軽な安価な食べ物」というように変わってきて、おおきな外部環境変化もあったころと思います。その変遷の時に、マックは華麗にも自らを米国発祥のブランディングと同じくして、まさに「ファースト」なイメージを中核に据えてイメージをつくってきました。一方で、ケンタッキーは、「古きよきアメリカ」というスローフードのポジションから抜け出すことができずに、外部のニーズにファースト、内部のイメージにスローという相反するイメージをもってしまったために、市場に対応できなかったように、僕は思います。



ま、そんな難局はあったにせよ、それなりの成功をおさめたケンタッキー。さてここからが本題です。って、冒頭からながながと、経営的視点をみてしまうあたりが、僕の職業病といいますかなんといいますか・・・ww
今日ケンタッキーのホームページメニューをニュースから関連して何気なくみていたら、「フィッシュケトル」がない!!!ということに気づきました。これご存知の方、ひょっとしたら少ないかもしれません。フライドチキンは看板メニューのオリジナルチキン、サイドメニューでコールスローサラダも、コーンサラダも、ナゲットも、フィレバーガーも知っている方は多いでしょう、でもでも、そんな影に隠れてひっそりとがんばっていた、あの珍妙なかたちの「フィッシュケトル!!」、なぜか1本単品か3本組という不思議なセット数・・・、タルタルソースが付属するというレアさ。なにをとっても異色を放っていたあのメニューが消えているじゃないですか!!!(健康志向からここ5年以上ケンタッキー食べてなかったので、全く知らなかった・・・)
ノーーーーーー!!!!

ついつい、叫びたくなってしまいました。うーむ、何を隠そう、僕はこの「フィッシュケトル」が、大好きであり、また思い出の多く詰まったものでもあります。
このメニューが消えたのは、どうも2008年の春頃らしいですねぇ。理由は明らかにされていませんが、苦戦するケンタッキーの中でさらに、あんなマニアックなメニューを残しておくというのは得策でないのはわかります。でもでも・・・・(泣)

同じくケンタッキーの「棒付きの丸ゆでコーン(黄色袋いり)」が消えたときはそんなに感じ無かったのですが、今回フィッシュケトルを失って心に隙間ができてしまいました。

イギリスのフィッシュアンドチップスに憧れていた小学生の僕に夢を与えてくれたフィッシュケトル。
二等辺三角形のなのか台形なのかはっきりしない頂点のたたずまい。
タルタルソースの白い色の上に印刷された赤いロゴの鮮やかさ。
冬場になぜか駐車場に戻ったら自動車の鍵が閉まっていて、寒い中マッチ売りの少女のようにフィッシュケトルをほおばり、その暖かさに母と癒された記憶(父が鍵をかけてどこかにフラっといってしまったことが原因)。
土曜日に半日で学校が終わって帰って来たら、冷めたフィッシュケトルが机においてあって、なんかやるせない気持ちになったあの小学生の日々。


できたてじゃないと、とーーーっても「食べたくなくなる」ようなパサつきがあったと思うけど、健康度外視でまた食べたくなりました!あれは、イギリスのフィッシュアンドチップスのほうが美味しいとかそーゆーのじゃなくて、僕にとってのノスタルジーなんです、はい。



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