それにしてもかなり突然でびっくりしました。このチェーン店型フィットネスクラブは欧米で有名な「ゴールドジム」や日本での「コナミスポーツクラブ」のようなもので、北京では相当にしっかりとした運営体制の高級な部類にはいるものでした。以前このブログでも特集をしましたが、たしかに年会費なども数千元となり、数百元の年会費なところが数多の中では、高級の部類と言えるでしょう。
昨晩僕が、お店に行ったら「12日より営業停止します。その後の連絡をお待ちください。ホットライン・・・・」とあるだけで、なぜ閉まっているかの理由はでていませんでした。各メディアの記事によれば、いくつかの店のうち、たとえばそのひとつは、大型ショッピングモールの1フロアーにどかーんと入っているわけですが、これが一ヶ月の家賃が60万元(1000万日本円弱)だそうです。うーん、ちょっと記事の信憑性も微妙なほどに高額ではありますが、たしかに近年の北京市街、中心部かつビジネス利用ということだと、これだけいってもおかしくはない数字ともいえます。
その中で、ランニングコストを考慮せずとも一人顧客単価一年間で数千元では採算があわないのは見えそうな気がしますね。
またある別の記事によれば当該フィットネスクラブを運営する会社のコメントがあり「・・・国家の補助もなく、大型投資家の協力も得られず・・・民間企業の我々としては・・・・」というものがありました。ここも不思議なところで、民間企業なんだから、最初からそういった援助を期待する云々なんていうのは誤っていて、独自で利潤をあげることができなかったのは単純な経営上の失敗です。
いずれにしても、まさに「夜逃げ!」であって、日本では遭遇しないような状況に僕自身がでくわしました。高級店であっても、「夜逃げ」になってしまうというのは、さすがにチャイナリスクだなぁwwとおもいますが、残念です。僕はまもなく会員期限がきて、更新しようかなぁと思っていたところだったので金銭的にはあまり損失をうけませんでしたが、2万人という会員数は、なんだか、日本だったらNOVAの一件のような会員規模なので、まさかの事態ですね~。
僕は、別のフィットネスに申し込んで、今後はこの青鳥健身の行く末を面白いので見守ってみます。この件に関して弁護士さんも立ってきているようなので、債権者集会とかあったら参加してみたいですね。よい体験です!
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