ラプサンスーチョンへ登る

Starry Night.jpg

 今日は午後に時間をつくってお茶の買出しに行きました(20%ビジネス、80%趣味)。

北京ではいくつかお茶屋さん密集ゾーンがあるのですが、マーリエンダオ(馬連道)という場所にいってきました。今日のお目当ては、安徽省の祁門県の「紅茶」です。一般的な日本で流通している紅茶の名称でいえば、「祁門」の発音が「キーマン」なわけです。僕はこれまでプーアル茶やジャスミン茶などを中国ではよく飲んでいましたが、自分にわきおこった紅茶ブームによって、中国内での紅茶を試してみたくなりました。・・・というよりも、中国の紅茶生産の90%以上は輸出用でして、中国内ではもっぱら緑茶、黒茶、黄茶など他の種類のお茶がのまれているわけです(なので、日本で飲んでいる紅茶に中国産が含まれていますから、試してみるまでもなく、僕もこれまで日本で知らずに中国紅茶を飲んでいたわけですけどね。)。

 しかし、この中国の紅茶がイギリスやフランスなどの紅茶ブランドにわたりまして、次に日本にこの紅茶ブランドとして入ってくる頃には、良いお茶のその小売価格たるや、なかなか手の届かない値段になっています。フレーバードティーやブレンドティーならともかく、シングルエステートの茶葉ならば僕が直接買い付けてもいいわけで、せっかくいま僕は中国にいますから、現地調達をしてしまおうと思ったわけです。
紅茶の名称で言えば、英国貴族を魅了させたクラシカルな燻製紅茶のラプサンスーチョン(福建省武夷山の正山小種をラプサンスーチョンと発音)とキーマン(安徽省祁門県の地名をキーマンと発音)、そして白茶のインヂェン(福建省の銀針)を探しに行きました。なんだか、ラプサンスーチョンやキーマンというと紅茶の香りが漂ってきますが、正山小種や祁門というと中国の雰囲気が強くなりますね、不思議なもんです。


 今日の半日かけてお茶探索の結果、収穫はかなり多く、お店ごとに味や香りを確認しながら各種の等級を買ってみました。お茶の良し悪しは、飲んで試してみないとわからないものなので、試飲も重要なのですが、それよりも試飲をしながらお店の人と話あうと、いろいろと知識を教えてくれます。そしてこれがまた、僕の知識欲をかきたて、さらに詳しく知りたくなってしまいます。
お茶をめぐる産業について、小売業から、卸業までみてきましたが、だんだんと生産業の場所まで食い込んできました。さて、さらに、茶園まで直接いってこようかなとも思っています。生産段階での価格が小売価格に対して数%とよばれるお茶産業(1%ともいわれています。生産段階で1キロ=0.1ドルのものが、小売段階で1キロ=10ドルといわれます。)、なかなか面白いものです。Profit poolの段階が明確に分割されている業界であります。まさに奴隷の生産と貴族の貿易と商人の小売とでもいうように、生産段階の低利益率の度合いが凄まじいですね。インドの茶園を保有していた多業種コングロマリットののインドTataグループが紅茶ブランドを買収したその意味がまさにわかるところであります。
いま企画構築している「お茶ビジネス」があるのですが、だんだんと、抑えるべきポイントが見えてきました。もうすこし知識を溜め込んで、産業分析をしてみたいと思います。


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