バーミンガム緑化エクソダス パート3

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(前回からの続き、おまけ編)

前々回、前回のブログエントリーでひとつひとつの紅茶ブランドのアールグレイについて書きましたが、もともとのアールグレイのオリジナル茶葉は中国産なわけです(もちろん、バリエーションで異なる産地のものもあります)。この紅茶という新しい僕のブームにも中国がここまで積極的に絡んでくるとは思いませんでした(笑)。

 さて、今日ブログでおまけ編として書きたかったことで、紅茶の各ブランドをみていて気になったのは、そうしたブランドの茶園をだいぶ以前から欧米の多くのブランドが自社所有していると語っていますが、外資規制があった1990年以前にどれだけその所有権を確立していたのかということです。数十年以上の歴史があるブランドにとって、台湾産は可能であったにしても、数十年前は中国大陸内での茶園は自社所有ができなかった中で、いかに安定的な供給を確保していたのでしょうか。そして、今をもって人民元の「通貨政策」が国際的政治パワーバランスの中で決定されるという不安定な状況下で、そのリスク管理はどのようにしているのか、非常に気になるところですね。
 まさに、東インド会社の貿易からハジマッタ紅茶文化、そのお茶文化そのものが、貿易のルーツとなる「国際商材」のひとつといえるでしょう。紅茶ブランド各社が、インド、中国、そしてアフリカと各国からお茶を仕入れるという輸入貿易ノウハウ、そしてそれらをブランドとして商品化する加工ノウハウ、さらに世界各国に販売するという輸出貿易ノウハウ、そして現代社会では為替管理・金融管理ノウハウと、「お茶」とひとことでいっても、国際ビジネスの主要な部分を抑えている総合芸術ともいえるような「国際商材」なんですね。先進国→自国の流れは簡単ですが、発展途上国→自国の流れは、日本で言えば「商社」機能を自社内に保有するようなもので、芸術的な域であるでしょう。

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 その意味では、単に「Tea time」を楽しむという中には、そのお茶の味や香りを楽しむという要素がありますが、僕にとっては、「多国籍企業ノウハウのノスタルジー(歴史懐古)・総合企業管理芸術のエスプリ」を感じるものなのでありました。
 アールグレイを飲みながら、ベルガモットの「香り」と数百年前のビジネスパーソンが開拓した国際貿易の「香り」を楽しんでいる僕なのでした。


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