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中川コージの業界トレンド観察::言葉は武器で、武器には精錬が必要だ

言葉は武器で、武器には精錬が必要だ


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中国料理で辛さの呼び方はざっくりと大きく分けて2種類ありますね。麻(マー)と辣(ラー)です。
前者はピリピリする、ひりひりする感じの物で、ちょうど山椒のようですね。後者は、唐辛子のようなツーンとくるような辛味です。どちらも、まったく異なるものなのに、日本語では「辛い」となってしまうわけです。
言語ですから、言語が成立、発展する時代が長ければ、その単語があてられるわけですが、日本には、このマーもラーもなかったということですね。もしくは、あったけれども、それを「辛味」として料理に積極的に使ってこなかったので、マーもラーも区別がないわけです。

それと同じように、たとえば、「わび」とか「さび」なんていうのは、外国語に翻訳しにくい言葉の代表格ですよね。相手の言語の説明領域にその言語にあたる感覚が伝統的になかったのならば、それは一単語で翻訳出来ないわけです。

その流れで、ちょっと思ったのが、最近のネット上の用語、これについて、日本語にできないかというものです。たとえば、ヴァーチャルリアリティーという言葉。仮想現実などといわれるけど、それは、仮想と現実という2単語をあわせたものが訳としてあてられています、んーー、これを、ばしっと決め込みたい。
そうですね、「電実」なんてどうでしょうか。機械や電子、電脳上の世界なわけですから、電気の作用があって、その上の「実世界」や「現実」なわけです。だから、「Virtual Reality=電実」。


こうやって、新しい言葉を決めることは、その昔、多くの先人達がやってきたことですが、最近は、日本国民の識字率の上昇、英語の一般教育化とともに、外来語をそのままカタカナとして使用することが多いのではないかと思います。もちろん、そのまますたれていくような類のものは、カタカナ外来語のままで、よろしいでしょう、でも、使用されるようになり、その歴史が長くなり、そして概念的にも日本文化と親和性が高く、十分に今後の浸透性を考慮出来るような類の言葉には、改めて、日本語をあてなおしてみるということはどうなのでしょうか。
昔は、カリスマ的インテリゲンチャのひとりが、バシッと外来語から、それを「適当に」翻訳して日本語にあててしまい、それが流布して日本語になったわけですね(例:「経済」とか)。そして、戦後マスメディアの発達とともに、いままではそれを担当するのが多くは新聞、雑誌、テレビ等であったわけです。はてさて、インターネットの発達とともに、放送から通信へと情報の社会フローがシフトしてきました。
そして、ブログや、ツイッターといったソーシャルメディアが注目され始めてきました。ここいらで、ちょっくら、ソーシャルメディアとして、みんなで、ぶつぶつ、とそうした新語について、再定義をしてもいいですし、そうする資格が、マスメディアから個人の集合体へと移ってきたのを認識する必要があるのかもしれません。



いろいろ考えてみるのは面白いですよね。
そうだなぁ、たとえば、、、、
インターネットを、西洋的概念から、そのままWEBとして考えるのではなく、日本語的に、情報の連結体であって、その新しい不可視の層や界として、「報界」とかに訳してしまうとどうでしょう。。。なんか最初はしっくりこないわけですが、しだいに、言葉のうまみがわかってくるような味わいにしたいものです。
「インターネットを使って、ヴァーチャルに受講体験」なんていうのは、「報界で電実的受講体験」となるわけですなww


ほかにも、たくさんの言葉を吟味して、中国語とは異なって意訳を伴わず音訳がそのままできてしまう便利なカタカナ外来語の使用から、純日本語への整理が必要なんじゃないかなぁなどと思いました。


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