
(前回からの続き)
さて、消費者として、飲んでみた感想ですが、普通に飲めます。という表現もきわめてあいまいなのですが、僕はそれほどお茶に詳しくないので、表現に乏しくなってしまいます。ただし間違いなく言えることは、パッケージなどに「ぬかりがある」中国ブランドが多い中で、十分にしっかりとしたつくりでパッケージングされています。とりわけ、日本でも廉価なティーバッグにありがちな、ティーバッグの袋がやぶれてしまったり、つるしてある紐がとれてしまったりということはなく、細かいところの配慮も行き届いているとおもいます。

僕の知る限り、3種類(通常のプーアル茶、バラプーアル茶、緑生プーアル茶)が展開されていますが、どれも味については、香りも悪くないように思います(もちろん、円形の高級なやつのように、クセがないので玄人好みはしなそうですが、通常用途としては、逆にあっさりしていていいのかもしれません)。
七彩雲南茶ホームページをみて、初めてわかったのですが、どうも、このスーパーなどの小売で売られているブランドを「七彩雲南シリーズ」と称し、さらに高級ラインナップを「慶澧様シリーズ」と称しているようですね。七彩雲南シリーズは、2グラムティーバッグ25個いりで10元くらいだったでしょうか(いつもほかのものと一緒に買うのに記憶があいまいです)。ただ、ホームページにある、とくに、正山コレクション(?)という中には、357グラム(円盤型の1個の基本単位)で2500元のものもありましたから、安いものだけを展開しているのではない、というところに、ブランド全体の信頼が増しますね。

最後に、当然ながら、こうした、お茶のような食品は毎日のように口にしますから、とくに健康への安全面が重視されると思います。この七彩雲南茶も100%安全であるということはいえませんが、それでも、このブランド資産の形成の仕方、グループ全体としての資本力、グループの規模による社会的責任、オペレーションレベルでの展開速度の速さ、商品品質の配慮など、多くの面で、非常に競争力の高い商品を有していることは間違いないでしょう。
グループそのものが上場するというようなことになれば、またそれも投資的な意味で注目することもいいと思いますが、現在はこのように手軽にスーパーで買える、企業力の結集としての、ティーバッグプーアル茶を飲んで、ゆっくりこの企業を観察していくといいのかもしれませんね。
中国企業であるという強み(プーアル茶は中国企業の「お家芸」なので)をいかした、そして世界水準の商品品質がでてきて非常に新しい中国の勢いを感じることができました。
新型インフルエンザに関連する諸問題も次第に収まってきていますが、プーアル茶で寒い冬を乗り切っていきましょう。
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